5.《ネタバレ》 あっはっは。これは面白い。三谷幸喜の映画みたい。まぁこちらの方が先なんだろうけど・・。寄せ集めの落ちこぼれ俳優たちが、どんどん一つにまとまっていくとこがカッコいい。段々と仲間になっていったとこで、お決まりの美味い話が舞い込んできて、さぁ悩めるハムレットの選択やいかに!演劇人なら一度はこういう芝居を創ってみたいのではないかなぁ。最後は最高の仲間たちとクリスマスを送る。人生、これぞ幸せだというオチ。ケネスブラナーってまさしくこの映画の主人公みたいな人だったんだろうね。だから強気そうなエマトンプソンとカップルになったんだと思う(私見)(でも別れたけど・・。彼は「から騒ぎ」の頃が一番脂がのってたのでは・・。)これとは別の豪華キャストで贈るケネスブラナーの本格「ハムレット」も観るぞぉ♪ 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2017-03-21 02:19:36) |
4.《ネタバレ》 邦題でずいぶん損をしている作品のような気がする。「憂鬱」という文字を見ただけで食指が動かない人が多いのではなかろうか。尤も原題を直訳しただけでは見る人がもっと少なかったであろうこともうなずけるのではあるが。筋は、売れない役者が、一念発起し、公募に応じた、やはり食い詰めている役者たちとともに、田舎の教会で合宿生活を送りながら「ハムレット」を作り上げていく、というもの。正直に言って中盤までは役者の演技はうまいのになぜか退屈に感じられるのだが、上演日が近づくにつれぐいぐいと盛り上がる脚本・演出になっているので途中でリタイアしないことが肝心である。どれだけ凡庸な「ハムレット」が出来上がるのだろうかと散々思わせておいて、猿之助のスーパー歌舞伎のような、ケレンに満ちた前衛的な舞台をいきなりつきつける手並みは鮮やかで、上質のマジックを見るようだった。 |
3.面白い。ブラナーの変化球。やっぱりこの人、シェイクスピアやらせたら右に出る物はいない。個人的にはオリヴィエを超えてると思う。 【愚物】さん 9点(2002-11-06 05:40:33) |
2.ケネス・ブラナー作品の中でもかなりのお気に入り。自信持って勧めます。笑えて泣けて感動できた、お得な映画でした。 【なな】さん 8点(2002-05-24 23:08:27) |
1.シェイクスピア演じたい役者だけでなく、全ての人に観て頂きたい「優しい」映画…人間の温もりとユーモアに溢れた作品です。 【トルーデ】さん 9点(2001-10-12 11:27:01) |