31.《ネタバレ》 子供のころ、映画雑誌でよく目にしていた本作をやっと見たという感慨はあります。しかし。頼りないけど可愛らしい女性が、軍隊で酷い目に遭いつつも、望外のラッキーに恵まれて、成功を収めるみたいな話だと思ってたのですが、大金持ちとの結婚を夢見ていた女性が、自分の力で生きていくことを決めるまでの物語だったのですね。予想していたのよりもコクのある話だったと思いますが、だからといって、面白かったかと言うとそうでもないなあ。実戦演習のグダグダっぷりはなあ。当時売れっ子だったゴールディ・ホーンが、制作総指揮までやって作った彼女のプロモーションビデオだったのではないでしょうか?ワタシが軍隊に入ったら面白いんじゃね、みたいな。◆ただ、映画のポスター(DVDのジャケット)はすごく好きという厄介な映画。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 3点(2023-02-12 09:00:36) |
30.レンタル理由を忘れてしまって(恒例)の鑑賞。 親離れする際のアホアホ顔が覚悟を決めた顔に変わるのがクライマックスでした。 何処まで上り詰めるのかへの期待が脚本の迷走でペシャンコになったのは何とも残念。 ただ、「何度でもやり直したるで!」力強いラストショット後ろ姿は余韻を残します。 |
29.ゴールディ演じる大富豪の箱入り娘ジュディの結婚式で始まり、ラストもまた彼女の結婚式で終わる作品ですが、 ラストの結婚式では、オープニングからは想像もつかない成長して強くなった彼女の姿がありました。 これも女性映画の流れをくむ作品だと思いますが、泣いたり笑ったりしながらも逆境にめげずに生きていく。 ゴールディの持つ個性、魅力にピッタリの作品です。 オープニングのウェディングドレス姿も、軍服姿の彼女も、ゴールディは変わらずキュートです。 彼女の父親を演じるサム・ワナメイカーが古い世代を象徴するような男を好演。 パワフル・コメディエンヌ、ゴールディの魅力が全開であり、本作の映画としての見どころも 泣いたり笑ったりしながらも頑張って一人前の軍人になっていく軍隊時代です。 軍隊の養成学校モノに欠かせないキャラで登場のアイリーン・ブレナンもいい味を出しています。 作品の土台にあるのは軍隊がどんな所かも全く知らない世間知らずのお嬢様が成長していくという物語なので ゴールディを見ているだけで楽しい軍隊時代も彼女の成長の一過程というのは仕方がないのかもしれませんが、 後半は別の映画のようになってしまってトーンダウンしてしまうのがちょっと残念。 それでも、力強く歩いていく彼女の姿で終わるラストはこの頃の女性の自立を描いた映画のラストらしい清々しさがありました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-09 22:39:12) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 展開上「好きな時に除隊出来る」という前提は覆されるだろうと思っていましたが「そんな約束を信用したの?」と一言だけで片付けられたのには吃驚。 今も昔も、こんな詐欺同然のやり口がまかり通って、しかも「騙される方が悪い」となったりするんだから恐ろしい話だなぁ……なんて、映画の本質とは関係無い部分で、つい考え込んでしまいました。 すぐ近くにある煙草やマッチを取ってくれと命じる父親、平気でメイドと浮気する恋人など「男性の傲慢さ」「女性を見下している感じ」は上手く描かれていたと思いますし、それらが伏線として機能している脚本は、お見事。 ただ、本作にはどうしても「女性の自立を描いた映画」としてより「軍隊映画」として観た方が面白い、なんて印象も受けちゃいましたね。 過保護で支配的な両親への反発から、落ちこぼれだったベンジャミン二等兵がキッと目の色変えて生まれ変わり、逞しい兵士へと成長していく。 その過程が魅力的であっただけに、訓練学校を卒業して以降の展開は、蛇足に思えてしまいました。 優等生のウインターや、ルイス大尉が憎まれ役のまま終わるというのも、ちょっと寂しい。 特に後者に関しては、作中での認識ほど「嫌な上官」とは思えなかったのですよね。 シャワーに悪戯して仕返しする件なんて「そこまでやらなくても……」と、彼女の方に同情しちゃったくらいです。 勤務先のパリで彼女と再会し(さぁ、どうなる?)と期待したのに「恋人の男性が共産主義者であると難癖を付けられた」程度で終わりというのも、流石に拍子抜け。 ベタかも知れませんが、対立していた彼女達にも「一人前の兵士」として認められ、分かり合う展開の方が、カタルシスがあって良かったんじゃないかなと、つい考えてしまいました。 ラストにて、不貞を働いた恋人を殴って終わるのは痛快であり「良くぞやった!」という感じ。 色々と不満点もあるんですが、主演のゴールディ・ホーンを眺めているだけでも楽しいし、終わり方も気持ち良いしで、それなりの満足感を得られた映画でした。 【ゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-11-23 16:44:36) (良:2票) |
27.プライベートというとパブリックの対比語で、個人的なとか私的なという意味しか知らなかったし、「個人教授」とか「プライベイト・レッスン」みたいなあっち形の映画ばかり想像していた。ところがこの映画のポスターを見ると、ヘルメットをかぶっているし目がぎょろっとしていている。何か怖くなって敬遠していた。後に「プライベート・ライアン」を見て初めてプライベートが2等兵であることを知った次第。さて「プライベート・ベンジャミン」だが、軍隊に入ったのには唐突でびっくりしたけど、およそ軍人にふさわしくないゴールディ・ホーンが訓練を受け演習するまでが実におもしろい。それに較べ、うさんくさい洒落男が登場してからはまるで別の映画になったかのようにつまらなく感じてしまった。やっぱりルイス大尉みたいな人がいなければ・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-10-16 01:43:13) |
26.ゴールディ・ホーン主演のストーリー・コメディー。ヒロインのキャラや、 序盤の設定が面白くて興味を惹いたのだが、ストーリーのほうは中盤からパワーダウン。 コメディー部分では、ゴールディ・ホーンが相変わらず茶目っ気たっぷりの魅力を放っていて、 結構笑わせてくれた。やっぱり彼女を観るための映画という印象は強いけど、 ヒロインの成長物語ということで後味はいい作品です。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-12-06 19:34:15) |
25.《ネタバレ》 脳天気お嬢様と規律厳格な軍隊とのギャップが笑いをもたらすはずなのに、途中からは全然別の話になってしまいました。ゴールディの天性の雰囲気でそれなりにまとまった作品にはなっていますが、彼女でなかったら大駄作になっていたかも。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-02 00:30:46) |
24.コメディエンヌを指揮させてくれたのはこの映画のゴールディでしたね。美人なんだけど、何かやる事が変で、それが楽しかったですね。 【奥州亭三景】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-11-18 01:12:06) |
23.典型的ユダヤ系富豪子女ジュディがひょんなことからアーミーへ。甘やかされたポメラニアンみたいだった彼女が生まれてはじめて「ミジメ」「クヤシイ」気分をあじわって、めざましく成長。大きな目のお嬢様ソルジャー、ゴールディ・ホーンがキュートで、彼女をシゴきまくる仇役アイリーン・ブレナンがいい味。(個性的なルックスも希少価値)軍隊が修練の場でもそれに重きをおいていないのもいいところ。軽めですがラストもすっきりさわやか。エグゼクティブ・プロデューサーもつとめた彼女の代表作じゃないでしょうか。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-01-08 07:01:00) |
22.《ネタバレ》 お金持ちのお嬢様育ちなゴールディが、訓練でへろへろ~ん、と走る姿が印象的なコメディ。連帯責任で雨の中、荷物を背負わされ、ぐるぐると輪を描きながら歩かされるシーンが好きです。ひとり言い訳と嘆きとボヤキを喋り続け「うるさい」「黙れボケ」と非難を浴びて。そんな彼女がのし上がってエリートになってゆく姿は気持ちよくって、だけど後半、ラブストーリーになっちゃうと映画の温度がぐーっと下がっちゃうのは、ちょっと困りモノ。それだけに、最後の鉄拳&ウェディングドレスでずんずんと歩く後ろ姿はスカッとしました。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-07-06 22:54:52) |
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21.《ネタバレ》 前半はかなり良かったが、榎木孝明にそっくりのうさんくさい男が現われてからは失速。ルイス大尉を後半うまく使えばかなり面白くなっただけに残念でならない。パッケージのゴールディはほんといい顔してます。両親が軍に引き取りにきた時に見せた顔。情けない様な顔してますが、口を真一文字に結んで「負けたくない」という気持ちもよく表れています。人間どんな状況にあってもこの気持ちは忘れちゃいけない。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-31 15:01:26) |
20.訓練シーンは面白かった! 途中から、 昔の「女性の自立」をテーマにした話だったんだなあって思いました。 【りんご】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-08 00:42:25) |
19.《ネタバレ》 旦那が腹上死するところまでは大爆笑。入隊後は一気にトーンダウンして、盛り下がって終了。ゴールディ・ホーンは本当に魅力溢れる女優なのだが、良作が少ない。彼女は体当たりでがんばったのだと思うが、作品のでき自体が今ひとつ。ヘルメット姿の彼女に多くの人が騙された映画。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-11 22:36:06) |
18.ゴールディホーンのアイドル性が女性が活発になりだした時代の流れに乗って大ヒットしたという感じ。今見るとベタなコメディ 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-01 20:12:11) |
17.ベンジャミンが軍のエリート集団に入ったのはカッコよかったと思う。上官に襲われそうになったとこは私的にはちょっとドキドキしてしまう(何を言ってるんか)。というかあの団に配属されたのは上官の意図だったの? それよりもかわいいお嬢ちゃんが国防に目覚めるかと思ったら全然そんな様子じゃないのでちょっとコケた。 【ムーンナイトロンリー】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-16 15:14:41) |
16.《ネタバレ》 軍隊に入りそこでがんばっている時のベンジャミン、仲間とともに話ている場面がとてもいい感じで観ていておもしろかった。でも最後は殴って終わるという爽快感はあったけど、それで終わりというのは物足りなかった。「最後はどうなるんだろ」と思いながら観ていて、「ここまで引っ張ってこのオチかよ」と少しがっかりした。 【Syuhei】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-26 22:05:01) |
15.ちょっと期待しすぎちゃった。「俺には帰る所がないんだー」みたいなリチャード・ギアばりの台詞が欲しかったな。 【ゆきむら】さん 5点(2005-03-28 12:55:34) (笑:1票) |
14.ある日いきつけのビデオ屋で「なんかないかなー」と物色しているとどこからともなく、熱い視線が。「ムムッなにやつ!」・・・それが僕とこの作品の出会いでした。映画の内容は正直まあまあって感じでしたが、ゴールディが時折見せる表情がなんかいいんですよね(特にいいのが両親が彼女を連れ戻しにやって来る所)。ところで、あの「劇団一人」みたいな顔の「オオサカ・キム」って日本人?ところでその二、「プライベート」って「二等兵」って意味だったのね。あれ、っていうことは「プライベート・ライアン」も同じか・・・ってこれって常識? 【ぐるぐる】さん 6点(2004-11-05 19:08:39) |
13.《ネタバレ》 あのパッケージが異様に気になって観てしまいました。世間知らずのお嬢様が知らず知らずのうちに軍隊に入ってしまうという設定は大変面白いのですが、そこで描かれる話は至って普通で、なんだかいまひとつな印象です。ゴールディ・ホーンの成長物語にしても、最後に情けない男を殴って一人で颯爽と去っていくってだけでなく、もっと劇中で具体的に語って欲しかったと思います。 【あさしお太郎】さん 5点(2004-08-30 04:40:15) |
12.《ネタバレ》 アイメイクが流れてるがゴールディは泣いていない、あーでも私は思わずボロリ(=ぐるぐるさんと宝月さんがご指摘のとこ)。人を泣かせる表情を作れるのが一級のコメディエンヌたるものです、やられました。この頃いくつもの女性自立映画が作られましたが、これもその一つなのでしょう。序盤と終盤の歩き方でこのテーマを表現していてとても爽快です。それもケイト嬢出産後の出演、このヒップに激羨ですわ。後半、恋をして欧州行って着飾るほどにゴールディが全然イケテナイ、つまらない、というこの辺の作り方、とっても上手いです、もう少しコンパクトにまとめたらさらに歯切れ良かったかもしれませんね。/ベンジャミンって男性名だと思っていました(日本で言えば、三木美紀さんみたいなものか、なるほど)。もひとつ名前ネタ、ぐるぐるさんのおっしゃってる日本人オオサカキム(kim Osaka)氏は漢字で書くと『金 大阪』?・・なんかちょっと、、。ちなみにこの俳優さんはKEONE YOUNGさんだとか、、ホッ(何が?) 【かーすけ】さん 8点(2004-07-28 16:17:40) (良:1票) |