4.《ネタバレ》 第1次大戦中に、敵国ロンドンの爆撃に使われた飛行船の戦いの物語。
戦争によって自分の意志とは裏腹に敵国にスパイとして潜り込んだ主人公の苦悩も描かれている。
当時、飛行船がどんな戦いをしていたのかがわかる。
物語の冒頭でツェッペリンがロンドンの都市を爆撃するシーンがある。見た限りでは犠牲者は出ていない模様だが、実際は何人という犠牲者が出たことだろう。
物語の中でツェッペリンに乗り合わせていたドイツの部隊が、イギリスの古城から美術品を盗むシーンがある。史実では第2次大戦中にもナチスドイツはあちこちから美術品を盗んだ記録がある。
物語の終盤で遂にツエッペリンは海上にて炎上・・・。しかし、ツェッペリンを爆破するという任務に成功したとはいえ、主人公が再び祖国の土を踏める日はくるのだろうか。