42.気まぐれでカッタルそうなヒロインは日本人受けしそうなタイプで結構イケテルと思うのですが、作品全体までもがカッタルくなってしまっている。ただ、バツイチならもう少し人間としての深みがあってもいいんじゃないの?って思うし、年上気まぐれ女の設定に離婚暦はいらないんじゃないの?とも感じる。離婚によって刹那的恋愛になってる様子もないし。青年の方はノンビリしてそうで粘着質なところが一部の人には共感を与えるのかもしれないが、私は全くダメだった。作品のテンポの悪さとの相乗効果で、観ていてイライラする。 <追記>18年ぶりに再見。全体的な印象は変わらないが年取ったせいか?以前よりも寛容な気持ちで見られた。イ・ヨンエははやり美人で雰囲気はいいし、作品全体としても日本人ウケするのはなんとなくわかる。ただし、個人的には物足りない。 |
41.映像や描写は韓国らしさが出てて、非常に観良いのだが、内容が???心の描写が訳わからんですね。全然印象に残らない。せっかく綺麗に撮れてるのに本当にもったいないと思う。イ・ヨンエがめっちゃ綺麗!ということで、1点プラスで5点です。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-06-25 21:45:37) |
40.《ネタバレ》 とにかくセリフのやり取りよりも情感たっぷりに描かれるので、右脳を活性化させたいときに見たい映画。 とくに二人が別れるまでの前半が素晴らしい。竹林の音を集めるシーンなど、雰囲気も音楽も景色も良く、二人の笑顔を思い出すだけで笑顔になれる。 まあ結局年上の女性のほうが数段上手ということなのだろうけれど、切ない。 韓国でも桜が綺麗だった。DVDではエンディング曲のMVが見られるのがポイント髙し。 【mhiro】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-03-01 17:03:24) |
39.劇中に出てくる、おばあちゃんの「バスと女は追ってはいけないよ」は今でも忘れない。 【SODOMOJO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-10 23:16:06) |
38.《ネタバレ》 男女の関係も、ほんの些細なやりとりから、近づいたり離れたりする。そしてまた違う明日の自分が作られる。 直接には言葉に出さない葛藤が、間接的な台詞と、台詞を抑制してつくられた「間」で表現される。 結婚に一度失敗し、恋愛はできても結婚には躊躇するウンス。そこから生まれたすれ違いは、最後は二人の間を広げてゆく。 ウンスとの別れを通して、新たな出発をするサンウ。 最後のウンスとサンウの別れで、映像の焦点が外れたままいつまでも遠ざかりつつ写り続けるウンスと焦点のハッキリあったままのサンウとの対比が、二人の距離が遠ざかるのを印象づける。 子供を抜けて、でも大人になりきらない青年の恋の葛藤を描いた傑作。 撮影監督ユ・ヨンギルを失ったホ・ジノが選んだパートナーは、彼の弟子で、すでに『スプリング・イン・ホームタウン』『イ・ジェスの乱』『ペパーミントキャンディ』で韓国人の原風景を撮る男として実績を積んだ キム・ヒョングだったか。 主演の候補に間違いなかったシム・ウナが引退状態で、同系統の容姿のイ・ヨンエが主演となったが、このウンスの心の陰を表現するにはイ・ヨンエで成功だったかもしれない。 【SUM】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-01-12 14:50:31) |
37.《ネタバレ》 イ・ヨンエの出演作品の中でもっともよいと思います。恋愛経験の少ないいちずな若者と恋愛に懐疑的な年上女性との心の動きをたんねんに追っています。そして韓国の人々の生活が背景としてしっかり書き込まれています。とてもリアリティを感じる作品でした。ただ、この映画はあくまでユ・ジテ演じるサンウの側から描かれたように思います。最後の桜並木のシーンが秀逸だと思いますが、DVDに別バージョンとして収められているイ・ヨンエ演じるウンスを正面から撮影したシーンはいただけません。ぼんやりした後ろ姿の中に女性の心が描かれていたのにこのシーンも発表してしまった監督の心の揺れに1点減点です。 【stak55】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-08 04:21:11) |
36.《ネタバレ》 「八月のクリスマス」は男側からの別離、本作は女の側からの離別、がテーマ..前者は納得出来たし共感もしました..でも後者は、別れる理由がまったく分からない..もう少し上手く理由なり説明なりを描いてほしかった..これでは、一方的すぎて、男の方はたまらんでしょう..女は不釣り合いだと思ったのか?..遠距離だから?..それとも、新しい金持ちを選んだから?..身勝手にしか映らない..観ている方も、もやもやと割り切れない感情が湧き上がるばかり..そこが狙いだろうけど..どうしても納得いかない..簡単に共感出来た「八月のクリスマス」に比べてかなりマイナス要因です..お互いに惹かれ合う二人、でも彼女は若く美しい..年齢も離れているし、何より病魔に蝕まれた短い命..互いに今以上好意を持つ前に 身を引く ..という大人の男の優しさ(美学)みたいなものがひしひしと伝わってきて、とても切なかった..本作はどうだろう、あらあら..もう、くっついちゃった..この先何が待ち受けているのか..え、仕事の切れ目が縁の切れ目..って、遊びだったんかい! と、ついツッコミたくなるような結末..物語としてあんまりだ..この展開なら、普通はハッピーエンドでしょう~ そうでないのなら、もっと説得力のある演出が必要不可欠!女の理由とやらを素直に出すべきです..(それとも、一緒になれないのは日本人の知らない文化、風習の違いなのか?) 結末以外は良かっただけに、残念.. 監督の才能は十分認めます、今後の活躍に期待... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-31 10:08:37) |
35.《ネタバレ》 盛り上がりがある作品ではないですね。恋愛ものとしても燃焼しきれない…別れも理由というよりは漠然とした不安・不満みたいなものが原因のようで、現実的にはこういう別れ方はリアリティあるのかもしれませんが、映画としては勝手にやってくれぇ~みたいな気持ち(^^;)とはいえ、イ・ヨンエは綺麗だし、音をとりにいく自然は凄く透き通った気持ちにさせられました! 【うさぎ大福】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-04 22:55:25) |
34.映像の美しさが非常に印象に残る作品でした。ストーリーは正直イマイチですね。 【TM】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-12-15 16:10:37) |
33.《ネタバレ》 車の修理代はどうしたんでしょうか?あんな事する人間には2度と会いたくないですね 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-09 21:58:55) |
|
32.《ネタバレ》 主演2人の演技力、ヒロインであるイ・ヨンエの美しさ、映像の美しさは本当に申し分ありません。ただ、ホ・ジノという監督は小津的な見せ方をする人ですが「八月のクリスマス」と違って、映像で語るというより、物語上、不親切な感じが否めませんでした。それに尺が長く間延びし過ぎです。あと20分は縮められたのではないでしょうか。シナリオにしても、バツイチであるヒロインが、何故男に対して一方的に別れを告げたのか?仕事に生きる女性としてやはり恋愛が面倒だったのか、優しいだけの男に物足りなさを感じたのか、新鮮味が無くなって嫌気が差したのか、バツイチゆえまた傷つくのが怖かったのか、そこらへんもよく分からなかったです。それとイ・ヨンエさんの瑞々しい存在感とヒロインの性格がマッチしていない感じで、ちょうど当日イ・ヨンエさんを拝見してきた(2006.7.12正官庄謝恩祭)私にとって、このギャップに少しガッカリしました。あと私はどうしても男なので、一方的に距離を置こうと言われた時の彼のとった行動は少し理解できます。ああいう振り方はストーカー発生の温床になると思います。彼の亡くなったお爺さんは生前浮気をしていて愛人がいた事、痴呆になってもまだ若き旦那の帰りを待つお婆ちゃんが傍にいる環境では、余計に浮気、そして直ぐに他の男に乗り換える彼女が許せなかったのかもしれません。日常的ではあるし、俳優さんも上手くて豪華なのに、シナリオが薄味且つ説明不足で物足りなかったです。 |
31.《ネタバレ》 紹介文には「離婚歴があるがゆえのヒロインの心の揺れ」みたいなことが書いてあったような気がしたのですが、そんなものは最後までかけらも出てくることはなく、単に男女の出会いと交際と別れを淡々と描いた作品でした。それはそれでよいのですが、この内容ならば120分近くもいらなかったはず。90分台でまとめられると思います。台詞を極力削り取ったホ・ジノならではの世界は相変わらず良い。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-08 02:53:41) |
30.くっつく理由も離れる理由もかなり薄弱。延々といちゃつくシーンが長いくて、テンポ悪くだらだらしすぎな割りに急展開も多く呆れます。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2006-07-03 19:44:52) |
29.何はなくとも、イ・ヨンエである。美しい。完璧だ。この映画のイ・ヨンエ(見た目)は胸が締め付けられる美しさだ。上映当時、名前すら知らなかったが、ポスターを一瞥して、衝動的に映画館に入ってしまった。しかし、映画としてはいまいちだった気がする。それとも、リアルなヨンエ演じる女の生き方に、男として反感を感じた故の読後感だろうか。最近チャグナムで話題のヨンエ姫ファンには見る価値ありありの一品である。 【如月CUBE】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-31 11:49:26) |
28.これを映画でやるほどの内容ではない気がしますね。悪くはないのですが、見終わってもすっきり感がないです。微妙な作品です。女優さんはキレイでしたが韓国物は男優がイマイチぼやっとした顔の人がおおいっすね。女優がおっぱい見せてたらもう少し点数高かったかな? 【たかちゃん】さん [DVD(吹替)] 5点(2005-06-16 12:55:29) |
27.最後がハッピーエンドじゃないのが、ちょっと・・・・・・・ストーリーはまずまずですね。 【hiro】さん 4点(2005-02-14 14:26:22) |
26.極一般的な恋愛遍歴の1エピソードをそのまま切り取った、切ないラヴ・ストーリー。胸焦がす大熱愛でも運命の大悲恋でもないラヴ・ストーリーが、果たして面白いかどうかは別として、少なくとも本作は、これまでに私が観た恋愛映画の中では断トツにリアル。他愛ない恋愛感情の浮き沈みは、多くの男女の共感を呼ぶ筈(若い人には解らないかな)。特にイ・ヨンエの年相応の老け方と言うか、やつれ方と言うか、盛りを過ぎた等身大の容姿と、リアルに気まぐれな人物造形は秀逸。こういう女性は男の方からキッパリと別れないとダメ。美人なだけに性質が悪い。こうして女の車に傷を付けてた馬鹿な子供も、やがて男になっていくのです(このシーン、私にとっては余りにも予想外の行動だったので、大笑いしてしまった)、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-11-03 12:35:29) |
【紅蓮天国】さん 3点(2004-09-07 04:33:00) |
24.まったく予備知識もなくイヨンエの魅力のみでDVDを借りてしまった。これって原作は冬ソナのように20回放映の連ドラですか?それを無理やりカット&ペーストで総集編にしてしまいました的流れ。みながら「きっと特典映像と本編がすりかわってしまっているんだ」と本気で思ってしまった。監督自身でさえも東京国際映画祭で初めて「通し」でみたことを暴露する有様。。。 【俵星現場】さん 1点(2004-06-13 00:08:29) |
23.愛ってかわるんですか? 変わるんです。っていうか、そもそも愛なんてありません。単なる錯覚です。錯覚という「ウソ」を「本当」だと互いに思い込むのが愛です。「ウソ」は皆が信じれば「本当」になります。だから、ちょっとしたできごとの偶発的な組み合わせで、愛があることになったり、愛がなくなったりするみたいです。そもそも愛って「確かめ合う」ものですし。この映画、そこら辺のところをものの見事にすくい取っています。ラスト近くになって、歩幅をあわせてくれない男に、腕を絡ませてゆっくりあるいてくれるように促す女。女をスキだった頃には自然と歩幅が合っていたのに…。今では、「わざわざ」歩幅を合わせるのがイヤになる。その瞬間に「愛は終わった」ことになった。もしこのとき、男が歩幅をあわそうと思ったら、「愛はまだある」ことになっていたかもしれない。こんな風に、瞬間瞬間がウソと本当のはざまでゆれ動いている映画。イ・ヨンエのインスタントラーメンかじる姿にもやられました。 |