35.《ネタバレ》 -BE-BOP-ビバップは、モダンジャズの始まりのような形態で、即興・アドリブを入れた、従来の型にはまらない演奏方法…みたいに解釈しています。 さぁ始まった!と思ったらスタッフロールが流れて、まるでエンディングみたい。当時ヤンキー&ヤンキー予備軍に大人気だったこの作品、彼らが大人しくエンド・クレジットなんて観てるワケないんだから、初めにババっと流してしまうのは正解。 私の周りでも凄く流行ってました。原作は原作として、それとは別に映画は映画として、共に人気があったように記憶しています。 高校生の頃、友達の家でビデオ鑑賞会みたいになって、何作か観たと思う。腹に剣山仕込んだ悪者のシーン(他作品)と、絵の馬が暴れるの(これも他作品)を観た記憶はあるんですが、それ以外あんまり覚えていませんねぇ。 ケンカに明け暮れる2人とマドンナが、内容に似合わずハートフルな関係を築いていくのかと思っていたし、制服並べは可愛くも思える。だからこそあの誕生会のブチ壊し感は必要だったのか疑問(原作未読)。 前半こそ細かいエピソードの連続で、どこに注目して良いのか戸惑ったけど、戸塚水産高校との抗争に焦点が合わさると、このやり過ぎ感のあるケンカの連続に、不思議な安心感を覚えてしまった。 有名な電車からダイブ(テレビの特集で観た)。今日子の髪をナイフで切る(ハサミやカミソリでなくて良かった。けど、痛々しい…)。最後の乱戦(風雲たけし城みたい)。そもそも何で彼らは、ここまでの激しい抗争を始めたんだか(ほとんどケンカばかりで、そもそもの抗争のキッカケを忘れてる)…あれだけ派手にケンカして、両校に死者が出てないのも凄い。いや怪我人は凄まじいんだろうけど。 カンフー映画やハリウッドアクション、チャンバラとも違うケンカ映画。達人でも何でもない普通の不良がケンカしてる映像集。面白い映画かと言われると難しいんだけど、wikiの撮影裏話なんかと併せて観ると、色々考えさせられて、観て後悔は無いかも。 【K&K】さん [インターネット(邦画)] 4点(2022-08-02 22:38:53) |
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33.《ネタバレ》 大人気作品の映画化とは言っても、キャストは演技力未知数の人気アイドルと若手俳優、そして本物の不良少年たちばかりで、ハチャメチャかと思えば中途半端に映画的で・・・という感じなんですが、そういった事を凌駕する不思議な熱力があって、駄作とは言い切れないんですよね。 地井武男の存在感は流石という感じでしたが、それ以外でいえば「演技力?何それ」って感じなのですが、逆に作品を引き締める演技のできる役者をできる限り排除した結果、若者たちの勢いとパワーが原作の世界と相乗効果を生み出しています。 縦社会の任侠の世界とは違う自由気ままな不良の世界(ファンタジーですが)を描くために任侠映画のプロットを使い、そのズレをユーモアに結びつけているのですが、その大人の巧妙な手口に騙された不良少年予備軍も多かったんだろうなとも思います。 【TM】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-24 00:35:57) |
32.かつて、この映画の監督さんが、「ジャッキー・チェンのように体を張ったアクション」こそがホンモノのアクションであり、そういうのを目指したんだ、みたいなことを言っていて、当時の私はかなり反発を感じたもんですが。まずアクションと言えばカーチェイスとクラッシュだろう、と。それに、こんな映画とジャッキー映画を一緒にするな、と。 でもその後の私の人生で種々雑多な映画を見てきた、その過程とは結局、このビー・バップ・ハイスクールという作品が、真似しようにも簡単には真似できぬ稀有の作品であることを確認する過程であった、と言っても過言ではない、とまで言うとこれはもう明らかに過言なんですけど(←そればっか)、でも確かにこれは稀にみるハチャメチャ痛快作である、ってコトには確信を持ってます。持つようになってしまってます。 こういうツッパリ、ってのも今ではすっかり絶滅危惧種となって、ウチの子供に訊いても「今までにこんな髪型を見たのは仮面ライダーフォーゼぐらい」とのこと。そりゃまあ、ナンボか誇張はありますけれども、そんな未確認生物を見るような目で見なくっても、かつてはこんなヒトたちが、そこそこ生息していたワケで。 で、そんなヒトたちが、ほとんど「人間の体はどこまで頑丈か」「どこまでの無茶に耐えられるか」を競うように、映画の中で無茶しまくってる。一体、何でしょうね、どうしてこんなワケのわからない「頼もしさ」を彼らに感じてしまうのでしょうか。 クライマックスの一大合戦が、アホらしくてダサくって、闇雲にカッチョいい。いや、ホント、貴重な作品です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-01-04 17:27:34) (良:1票) |
31.ちょうど僕が生まれた年の作品なのでやっぱどうしても古く感じます。 特に前半の軽い80年代ノリみたいなのが、当時の安っぽいアイドル映画みたいできつく感じました。 でも後半のアクションシーン(ケンカというより戦!?)は楽しかったです。 中山美穂がボコられた後に田舎のばあちゃんちに隠れている時に大人しめの曲をバックに制服を3人各々が動かすところなどはかわいく感じました。 当時のノリみたいなのには着いていくのはムリですが、B級映画、80年代アイドル映画としては十分な出来だと思います。那須監督作品はデビルマン、モー娘。映画の方が古さ、時代を超えた普遍的なクソ映画なのでそれに比べれば本作はちゃんとした映画です(笑) 【映画の夢】さん [インターネット(邦画)] 4点(2019-05-15 18:25:49) |
30.もろ世代です。懐かしくて再見しましたが昔の印象通りとても楽しめました。ヒロシ&トオルが別の人バージョンも見たことがありますが、リアル世代の私にとっては清水&仲村ペアが原作に最も忠実だったと思っています。他の方も同じでしょうが、菊リンなど周りの人たちの完成度も高くて、そういった意味でもとても楽しめる映画です!(バカバカしさはコミック本レベルなのは言うに及ばずですがね・・) 【アラジン2014】さん [インターネット(邦画)] 5点(2018-07-19 10:47:43) |
29. 色々痛い。80年代ってこんなものなのかな。中山美穂の歯が気になって仕方が無かった。 この映画は那須氏のデビルマン伝説が開幕するきっかけでしか無いのだと思う。 【黒猫クック】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2013-09-05 14:54:51) |
【コナンが一番】さん [映画館(邦画)] 3点(2010-07-23 13:01:24) |
27.《ネタバレ》 昔は今と比べて随分のどかだと思いました。 今、今日子のような美少女を猫次、蛇次のような不良が密室に閉じ込めたら…… 前半のギャグパートが結構笑えました。中山美穂も可愛かったな 【rhforever】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-01-01 12:52:39) |
26.《ネタバレ》 これの後に色々ツッパリ漫画が実写化したことを考えれば、やはりパイオニア的パワーはあった。 中山美穂、仲村トオルといった今でも主演級の演者も出演してるしね。 やたらネタ扱いされてるけど、狙いで取ってる笑いだし、ヘボ作品扱いされる意味がわからん。ビーバップは演者を変えて、何回もVシネとかテレビでも作り直してるけど、 仲村、清水コンビのシリーズが一番好き。 それにこういうバカバカしいノリなんだよ。実際。あの頃のヤンキーなんて。 クローズZEROとか、あんなヒョロい奴らに死ね、コラーーー言われても逆に「プッ」って感じ。 それにしても小沢さんはこの頃から全然学ラン似合ってなかたけど、エリートヤンキー三郎で今年になって学ラン姿見れるとは思わなんだわ。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-03-16 22:11:29) |
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【ジダン】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2008-03-01 19:54:01) |
24.《ネタバレ》 この時代に生まれなくって良かったと思わされる作品。卒業したら半分はやくざになる戸塚水産高校とかヤバすぎ!!割り箸を鼻の奥へ突っ込むシーンが一番の衝撃を受けました・・・想像しただけでも痛すぎる。不良が1人なら恐くないが、集団になると死ぬ覚悟をしないと戦えない。それに比べて現在はすごく平和になったものだと思います。それと鬼島刑事の迫力が微妙だったので残念・・・陣内孝則の方が良いと思います。誕生会などの限度を超えてふざけるシーンは少しマイナス。自分的に2004年製作の「ビー・バップ・ハイスクール」の方が絶対に面白いので見ることをお薦めします。 【マーク・ハント】さん [地上波(邦画)] 4点(2008-01-07 05:33:28) |
23.大好き!高校時代よく真似しましたよ。ただ宮崎真純の女子高生はかなりムリがあります。 |
22.タイトルを見つけて思わずレンタル。 ストーリーやらを語るまでもなく、ただ昔懐かしかったので、記憶の美化でこの点数。 【fragile】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-08-15 11:54:19) |
【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-11-17 02:33:54) |
20.流行ってましたな。公開当時中学3年だったわたしは、翌年高校に上がると劇中のトオルみたいなカッコして学校行ってました。っていうか、当時の中高生はこんな学ラン来てる人いっぱいいましたし。それでデパートの屋上で中村トオルと清水宏次朗、そして宮崎ますみの3人が「剃り入れて~焼き入れて~ガン飛ばしてワンツーパンチ♪」って歌ってるの友達と見にいったなぁ、懐かしい・・・。で映画の方なんですけど、ちょっとふざけ過ぎのところはあるけれど、基本的に学校同士の抗争やケンカモノ好きなんで楽しめました。トオルはイマイチ迫力不足ですが清水宏次朗のヒロシはハマってましたし。しかし高校生役演じるには年取りすぎだったかな。でも小沢仁志の高校生よりはマシか。ってか、怖すぎ(汗)まあ、映画ですからその辺は面白さを優先するという事でアリでしょう。関係ないけど、この頃の高校生ってカワイイですよ。そりゃ見た目怖いけど単純でわかりやすいし、喧嘩やカツあげなんかしょっちゅうあったけど、最近のように自殺に追い込むようないじめとか陰険なものってそんななかったからね。 【カズゥー柔術】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-08-18 02:46:05) |
19.漫画からのシリーズ一作目という事で、人物紹介やら何やらでちょっと堅苦しかったよね。このシリーズに限っては後のほうが好き。 【3737】さん 7点(2004-11-24 02:13:45) |
18.映画で見たのは小学校5年の時 ビデオで見たのは2年ほど前 15年の時を経てなぜか同じように笑えた。ん?もしかして名作? 【なったん】さん 6点(2004-06-30 03:22:54) |
【膝小僧】さん 3点(2004-06-12 23:42:24) |
16.この時代は頭にフランスパン乗せるのが流行りでした。あぁぁぁ~ん!(エロくない方のあぁ~ん)が流行語でした。自分の青春期がこの時期じゃなくて本当に幸いでした。 【モチキチ】さん 5点(2004-05-16 04:10:53) |