72.《ネタバレ》 ラストスパートの迫力は素晴らしかった、ちょっとした物語も地元愛を感じさせダラダラせず良いですね。 【追記】続編の見た後にレビューしったけな?と思い見に来ました、原作未読なので知らんけど、自転車と茄子がキーワードなのかな? 【ないとれいん】さん [地上波(邦画)] 7点(2021-05-10 10:29:37) |
71.《ネタバレ》 原作が、濃い作風になっているので、 この映画を観ると、原作の漫画が読みやすい。 驚くのは、50分の映画だが、ほぼ46頁の原作と内容が同じということ。 細かい部分まで同じ。 原作へのリスペクトと同時に、 50分の内容まで飽きずに見せられた、アニメ現場のレベルの高さ。 この監督は宮崎駿監督に鍛えられた人材とのこと。 大泉洋が声優やってたのが、新鮮。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2020-09-21 01:28:41) |
70.《ネタバレ》 ドーピングに染まった女子チャンピオンが主人公の「レーサー/光と影」という映画を観たことがあるが、本作とを絶えず心のどこかで比較しながら鑑賞していた。ペペたちが追い込みに入ったシーンは、これが原作者の構成した架空のレースだと忘れそうになるほど、緊迫したすばらしい走りだった。ゴールを超えて各選手が息も絶え絶えに徐行している様子が爽やかで清々しい。放心状態の牛馬となり果てた者や、「やるだけのことはやった」としゃがれ声で漏らす者。彼らは姑息な手段を一切使わず、全力を出し切って戦った。そこには粘着質な嫉妬や悔しさ、怒りすらないように見える。ただ完全燃焼の疲労感あるのみで正しく無我の境地、ペペと言わずヘトヘトにくたびれた誰も彼もがカッコいい。「レーサー/光と影」もドーピングの恐怖が生々しく描かれ、それはそれで興味深く観たけれども、二度三度と見直したいと思うのは間違いなく「茄子~」の方だ。 カルメンが兄を選んだ悔しさ、哀しさをレースにぶつけたペペは、挫折を乗り越えた穏やかな表情をしていた。彼の精神的な成長を垣間見れる深いシーンで、濃密な時間の経過を感じさせる。巨大な牛の看板が裏向きになっていて最後まで表を見なかったのは、ペペの未知数な伸びしろを暗示している気がする。 最後に、ペペが小さな茄子をまるごと口に入れようとしたとき、何となく両目の入った小さなだるまのイメージがきた。つまり、何か1つ達成した証のようなもの。もしくは、辛い思い出の残る地元の名物。それをパクっと食べてしまう。この茄子はいろいろな読み方ができて面白い。その後、唐突に流れてきた忌野清志郎の調子っぱずれな歌がまた最高! 本当に面白かった。今まで見てこなかったのが悔やまれる。 【tony】さん [インターネット(邦画)] 9点(2019-08-12 14:41:21) |
69.主人公ぺぺの葛藤が上手く描かれている。自転車レースにかける思い、兄も自転車レーサーのぺぺが兄の為では無く自らの意思で勝負してるのが良い。一見、単なる自転車レース映画、ジブリ映画みたいな雰囲気だがジブリ映画ではない。何故、レンタル屋さんの宮崎アニメの棚に置かれているのか不思議だ。確かに雰囲気、映像も宮崎アニメに似てはいるけどもののけ姫以降の宮崎アニメに見られる。感じると言った方が良い。説教臭さが無いのが良い。1時間にも満たない作品だけに映像で見せるにはどうするべきか?走る自転車、ひたすら走り続ける主人公、前を向いて走ることで過去を振り返るな!という監督からのメッセージとでも言う様な作品です。欲を言えばもう少しマシな声優陣を揃えて欲しかった。そんな不満も有るが夏の風景、写し出される街並みの素晴らしさ等含めて、色々と見応えのある作品です。 【青観】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-04-04 22:04:41) (良:2票) |
68.《ネタバレ》 佳作だとは思うが、色々不満もある。タレント声優だったのもマイナスだったが、それを差し引いても微妙。【ネタバレ注意】どんなストーリーか知らずに見たが、全編がロードレースだった。スポーツもの全般に言えることだが、現実のレースそのものがドラマティックなことがあるように、ドラマティックなレース展開というものをアニメ化した感じで、その意味では面白い作品だった。【結末のネタバレ注意】原作があるようなので、そこからの話だろうが、中盤から一人で飛び出した選手に対して、他のチームは風除けとなる先頭を交代しながら体力の持続に努めているはずで、一人で体力を消費し続ける選手が最後までトップでゴールするという展開が、現実の自転車レースで起きるのだろうか。クビになりかけていた選手だったのに、実は“一強”だったということになるわけで、もう少しチーム内の役割分担やチーム間での駆け引きみたいなものがある方がよかった。 【mohno】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-10-23 16:44:40) |
67.タイトルだけは知ってた作品。 観て観たら、中々おもしろくて、見入ってました。 もっと観たかったな。(短すぎ)ゴール直前の劇画はうけました。 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-12-24 22:32:11) |
66.ずっと見ていたい心地よさですが、短い尺にまとめあげたからこその密度かもしれません。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-07-17 01:10:26) |
65.劇中アンダルシア地方の民謡(?)が繰り返し唄われる。しかしその歌は記号としての民謡にとどまっていて、歌としての魅力が全くない。ありえないくらい音楽性の感じられない歌だ。更にコメディリリーフのじじいが吐く“おっさんくさい冗談→座が沸く”というシーンが繰り返されるのだが、発言の内容は実は面白くも何ともない。この2点のダメさは同根ではないか。なんかこの手の自分に甘い感じってジブリ作品に顕著な気がするのだが“どうせマンガだからこんなもんでいいでしょ”と自らの仕事をおとしめているように見えてしまうぞ。問題はもう一点。原作の漫画は絵がきたならしいのでスノッブさがそれほど鼻につかない。それがあのふやけた絵柄になるとナルちゃん垂れ流しがモロバレで見ていて気恥ずかしいことこの上ない。 制作者はどうして自家中毒をおこさないのか不思議だ。イタ公気取りの宮崎氏からの毒電波で周りのスタッフ共々自意識がどうかなってしまうのだろうか。 【皮マン】さん [DVD(邦画)] 2点(2017-01-10 09:34:55) |
64.《ネタバレ》 自転車レースの迫力はあったかもしれないけど、ライバルキャラに特徴がないこと、ぺぺの葛藤の解決、オチなど、不満だらけです。ペペは何で優勝できたんでしょうね?ライバルは何らかのスペシャリストだったような。葛藤を乗り越えようとする根性が技術に勝ったのですか?せっかくのレースの迫力が台無しになっちゃいませんか?ラストスパートで速度計が活きなかったのも、なんか…。中盤で解説者にペペがトップからいつ陥落するのか予想させてた意味って何よ?結局関係なくなっちゃうなら、あのシーンいらないじゃない。終始がっかりした映画でした。上映時間が短いのが唯一の評価ポイント。 ■一応水曜どうでしょうのファンムービーでもあるんですから、車にどうでしょうステッカー風のものを貼り付けたり、しがらみのないミスターどうでしょうを起用しても良かったんじゃないかと思いました。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 1点(2015-02-17 22:13:20) |
63.《ネタバレ》 初っ端からすでにレースが始まっているスピード感がいい リアルなギアチェンジの感じとかレースの駆け引きとかリアリティはなかなかだ なによりも主人公の元カノと兄貴との結婚式がレースのクライマックスと重なる展開は秀逸 ペペの次男感とか、落ち着いた兄貴の佇まいとの対比もうまい なによりもアンダルシアの澄み切った青い空の異国情緒がハンパ無い 47分という短い時間に無駄無くきっちりと見せるうまさが際立っている 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-08-24 23:08:57) |
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62.《ネタバレ》 40分そこそこの、しかも外国が舞台の映画だったんですねー。前情報一切無く、日本の路地裏を流す程度の恋愛ストーリーくらいに思って借りたら中身は全然違っていて、ガチのロードレースものでしかも主人公はクビを切られるかどうかのまさに瀬戸際の真っ最中と言う・・・。 最近ロードレース・・・とは言わないまでも自転車にはまってる自分がいて、そういうところから「観ようかな」と思った作品でしたが、いや思ったより面白かったです。 ガチのロードレースなんてやったことはありませんが、ほんと自転車って風があるのとないのと、しかもそれが逆風か追い風かで全然違うんですよね。気温の差もすごく出ます!!劇中のような天気ならホント身体の髄から体力が搾り出される感覚ですが、過ごしやすいような気候なら体力の消耗具合はまた全然違います。 その点でもぺぺの爆走はほんと心動かされるし、あんなことはそうそう出来ない!と心の底から思います。 ああ、あの茄子食べたいなあ・・・。 【TANTO】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-09-17 22:52:22) |
61.《ネタバレ》 サイクルロードレースファンから観てもよくできてると思います。描きたい対象に対するリスペクトも感じますし、アニメならではの迫力もあり、なかなかの佳作です。ただ観る側を選んじゃうのはしかたありませんね。自転車ファンなら楽しめるはずです! 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-02-28 19:03:59) |
60.良くできた作品。 実際のレース中継を見ている気がするほど、作り込んでいる。 1つのレース、主人公ペペの周りの人間関係、アンダルシアの地・・・全てが上手く絡み合っていて気持ちがよい。 |
59.見どころがたくさんあった。自転車の疾走シーンのスピード感、南スペインの美術表現、ゴール間際のアニメ的演出、兄に好きな女性を取られた大人の失恋、そしてレースに優勝した日が兄たちの結婚式というめぐり合わせ…。生まれ育った土地を離れて暮らしている者にとって、故郷はいろんな意味を持つ存在になる。人生の一部がひとつの塊としてそこにある。つかの間、高台から故郷の街の灯を眺めると、未来ではなく自分が歩んだ過去に想いが巡る。そして、明日もレースは続く。主人公本人より、観ているこちらがより感傷的になってしまう見事な短編でした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-03-09 21:27:38) |
58.こういうサクっと見れて爽快な感動が味わえるような映画って大好きです。自転車レースの白熱っぷりも面白いし、登場人物が好感の持てる人ばかりなのも好印象。『紅の豚』的な、観ていて気持ち良いなぁ~と思える作品でした。 【Trunk】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-02-04 22:16:08) |
57.《ネタバレ》 駆け引きよし、意地よし、仲間よし、風景よしってかんじでした。 スピード感のある表現がグイグイ引っ張っていってくれるので、 1秒も飽きずにみることが出来ました。 40分くらいの短編て言う、短編映画の使い方を心得た作りが潔くて○ 自転車の知識が無くてもみれるのが良いし、兄弟のつばぜり合いの先の話 っていうのが良いですね~。決着がついてしまったその後の話。 何となくゴールにたどり着いた兄と、これからがスタートの弟という対比が また良いじゃないですか。 満足しました。 声優は、今回そんなに悪くないですね。なんでだろ。 台詞が少ないからでしょうかね。 主役は棒読みでもないし、他のキャラも普通のオジサンがリアルにつぶやいている感じがしたような 気がしないでもない。 偶然だとは思うんだけれどすべてが上手くいってできあがったような感じか。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-01-03 15:49:45) (良:1票) |
56.《ネタバレ》 初めて見た時はロードに乗り始めた頃でしたが、ロードレースを見たり自分でもアマチュアレース出るようになってから見直すと、色々なチームや選手が名前を変えて出ている事が判ります。映画のグッズとして発売されたパオパオジャージを着て走っている人を見ると、この作品を思い出します。ゴールのスプリントは作中の迫力の絵以上の凄まじさがありますが、アニメで表現するにはこの作品の手法は間違いでは無いと思います。自転車乗っている人は思い入れの強い作品になる事は確かだと思います。続編がDVDで出ましたが、そちらはジャパンカップが舞台です。これを見て気に入った方はそちらも見るといいかもしれませんね。 自転車乗りでしたら、エンディングテーマの忌野清志郎「自転車唱歌」に自分の乗っている自転車メーカーがあるかじっくり聴いてみるのも面白いですね。 【ペスカトーレ手塚】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-10-07 08:52:57) |
55.《ネタバレ》 丘の上に立った主人公の過去と現在の対比シーンがとても印象的。過去を振り切ったんだろうな。ただ、自分にスペインのアンダルシアと自転車レースの知識が無かったので新鮮な気持ちで観ることが出来ましたが、僕はそこに寄り掛かった評価をしているかも。 【マリモ125cc】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-20 13:48:08) |
54.《ネタバレ》 自転車レースに関して知識も興味も全くない私が「ふーん、そうなるんだー」って感心しながら最後まで見ることができました。自転車レースに関して知識がないので描写がしっかりしているのかどうかは分かりませんが、ストーリーに関しては特筆すべき点はない作品です。 【いっちぃ】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-01-06 01:31:21) |
53.さわやかな余韻が残るおしゃれなアニメ。時間も短いが間延びせず疲れずに見れる 【東京ロッキー】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-07-09 01:56:35) |