4.《ネタバレ》 ワイオミングの大自然の中に、夫婦と子供たちが生活している。というところから予想どおりの、いい人たちばかりが平和な生活をしているお話です。途中から長男の大学云々が出てきて、焦点も絞られてくるのですが、今度はかえって長男にスポットが当たりすぎて、ほかの人があまり意味なくなってしまいました(それ以前に、あの弟妹たち、いくら年少子役とはいえ、あれだけたくさんの数がいて個性なさすぎでは?)。宗教部分もエッセンスになっていると思われますが、それも、絡んでいるようで今ひとつ絡みきれていなかったような。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2024-08-04 00:32:54) |
3.《ネタバレ》 この度TSUTAYAでのレンタル解禁を機に約30年ぶりの鑑賞。雄大なワイオミングの自然を背景に繰り広げられる、大家族の物語なのだが、後に同じようなストーリーラインを踏襲した作品が山の様に出てきている昨今では目新しさも何もないけど、最後まで(悪意/偽善といった負の要素を取り上げる事なく)希望溢れた作品展開にした事が私にとって好印象で+1点。でもって他のレビュアー様も述べておられるが、(実際インテリな役どころを得意としたとは逆に)ブルーカラーなお父さんを演じたヘンリー・フォンダもいいけれど、やはりこの映画を支えているのはモーリン・オハラの存在感。素晴らしい。 昔の廃盤ビデオや未DVD化映画がここに来て鑑賞可能になっていることが多くなっている流れでようやく見る事ができたこの映画、心が洗われますよ、という事で機会があればぜひ。 【Nbu2】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2021-03-11 14:21:58) |
2.スペンサーの山と呼ばれているワイオアミングに大きく立ちはだかる美しい山、大自然、そこで繰り広げられる人間ドラマの秀作です。作品全体の雰囲気は何だかジョン・フォード監督の作品のような感じのする内容で、アメリカ映画が良かった頃の作品というのが観ての感想です。この映画、何よりも主演の二人が素晴らしい!特にモーリン・オハラの美しさ、家族の為に一生懸命なモーリン・オハラ演じる妻、家族への思いやりがしみじみと伝わってきます。それにしてもこの作品で映し出される大自然、それを捉えたショットの美しさはそれだけでも十分、観るに値すると思います。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-04 18:37:52) |
1.これは埋もれた秀作です。「リバーランズ・スルーイット」や「モンタナの風に抱かれて」に通じる、古き良きアメリカンスピリットがこの映画には満ち溢れてる。ヘンリー・フォンダの父親ももちろんいいが、モーリン・オハラのお母さんが素晴らしい。アメリカ地方色の風景を捉えるのが巧みなデルマー・デイビスはもっと評価されていい監督だと思う。この映画の前作、「恋愛専科」もすごく楽しい映画でした。 |