4.う~ん、何か変な映画だった。原作は未読。
一応名作ということでタイトルだけは知っており、純粋な薄幸の少女の物語だと思っていたら、
かなり印象が違っていて、戸惑ったというのが正直な感想。
主役ジェーンの子役時代と成長してからの性格や容姿がまったく違うこと、
そしてジェーンが古いお城に赴いてからの奇妙なストーリー展開。
ゴシックホラーのような怪奇色が全編に漂い、何ともキテレツな雰囲気。
お城の主人役のオーソン・ウェルズはまるで魔王みたいな強烈キャラで、
ジェーンの影がすっかり薄くなってしまい、ここが一番のマイナスポイントだった。
原作もこんな内容なのかな。本作に限っては、あまりお薦めできない映画。