38.《ネタバレ》 原作は未読ですが、、これは「本」(朗読) の物語で、「ピアノ」の旋律と「花火」の美しさがあって、その上「天国」まで登場するわけですから。 思っていた通り、それぞれを深掘りすることなくなぞったような印象で、ちぐはぐな内容ではありました。と言いつつも、天国のヘンテコリン感は結構楽しめたけど。果てしなく広い海や "現世" へと続く長い一本道は、もしかしたらここは本当に天国かもしれない、、そう思わせるほど美しく壮大な風景だったし、これだけでも映像化してよかったかな。 出演者の撮り方については、玉山鉄二のクローズアップが多すぎるのは気になったし、香川照之さんは (存在ではなく) 演技がこの映画向きじゃない感じ。 そして、、竹内結子さんは、改めて素敵な女優でした。 どうか天国で、続きの人生を100歳まで。 【タケノコ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-05-30 20:42:33) |
37.《ネタバレ》 この映画は竹内結子の魅力と香川照之の演技が全てでしょう。所々でおっといういいシーンがあってよかった。でも玉山、天国をあっさり受け入れすぎだろ!もう少し驚け。あと100歳まで全うすること考えたらえらい人口密度になりそうなもんだけど、そうでもなかったね。 【noji】さん [地上波(邦画)] 5点(2018-10-28 21:49:26) |
36.竹内結子は2役をうまく演じ分けていたと思うが、天国の方がちょっとインパクト弱いというか、ちょっとさらっとしていて苦悩みたいなものを感じなかった。これが死んでしまった者の諦めなのだろうか。現世の方はパワーありすぎだけど。香川照之は相変わらずのクドイ演技だし、玉鉄は存在感薄いし、男女のやりとりに天国と現世のGAPがあるように感じたが、天国にパワーがあってもオカシイし、まあ仕方ないのかな。どうせなら香川を天国に連れてきちゃえばいいのにと思わないでもないが・・・ |
35.《ネタバレ》 この作品の設定では、「死」というものと深く関わってくるわけですが、この映画では、ほとんどのエピソードがいい話に回収されてしまって、その「苦み」のようなものがほとんど描かれず、ぼんやりとした印象です。公開当時は『黄泉がえり』や『いま会いにゆきます』とか、いい話路線の映画が多かった(あ、全部竹内結子だ)ので、これもそっちを狙ってたということでしょうか。ラストの花火とピアノのコラボだけは見る価値あるかなと思いましたが、そこにいたる過程がとにかく(姪役の竹内結子ばりに)強引なので魅力も半減でした。 【ころりさん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-10-18 06:33:31) |
34.《ネタバレ》 整理してみます。健太は楽団をクビになる。理由は不明。きっと独りよがりな演奏だからでしょう。気が付くと天国に。理由は不明。最後戻ってきた理由も不明。自殺の暗示は無し。恐らく翔子(竹内)に曲を完成させて地上に届ける役目だったのでしょう。天国は心の傷のリハビリの場所ですが、健太には関係さなそうです。さほど成長したとも思えませんし。翔子は花火工房の事故で、左耳が聞こえなくなります。それでピアノが弾けなくなり(普通に考えて弾ける筈ですが)花火師の恋人瀧本(香川)に「責任をとって花火を辞めろ、婚約は破棄する」と宣言。入院して花火を待ちますが(本当は辞めてほしくなかったの)、花火は上がりません。花火が曲想の組曲は中断のまま天国へ。瀧本は花火を辞め、自堕落な生活を送る。生き物が好き。わかりやすいです。香夏子(竹内)は翔子の姪。一人二役する必要はなかったですね。瀧本に翔子が花火を待っていたことを告げ、花火を作らせようとします。瀧本に立ち直ってほしいわけですが、かなり強引です。ビンタ合戦は違和感ばりばりで、こっちがビンタを食らった感じです。香夏子は翔子の妹か親友にしておけばしっくりしたのに。ラストは天国のピアノと地上の花火の夢のコラボ。天国のピアノが地上に届くのはわかるけど(届け人がいる)、花火はどうして天国に届いたのか?瀧本は何故花火大会が終わってから花火を上げたのか?また花火をどこで作成したのか?(工房の人は知らなかった)また健太が本屋のピアノを開けることができなかったのはなぜ?その他、天国では好きな人に会えない(自殺を防ぐため)といっていたのに由衣は弟に会えました。なぜ?由衣に恋する店員が由衣が死んでないことを知らなかったのはなぜ?戦前の子は戦前の服を着てましたが、なぜ?いろいろと説明不足のところがあります。この映画の最大の見せ場は、心の傷を負った瀧本と翔子が、トラウマを振り払い、それぞれ花火を作り、曲を作るところです。そこの愛の完成があるのです。それが中途半端。瀧本は作っている場面がないし、翔子は健太に手伝ってもらってますね。そもそも花火から曲想を得る筈ですが。両者の心の成長が見えないのが残念です。花火を見て翔子が即興で曲を奏で、健太の腕を通じて地上にも届くという脚本にすれば感動的だったのです。花火、ピアノ、天国、本、恋…、材料はよかったのですが、できたのは湿っぽい花火でした。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-05-07 06:06:18) |
33.典型的な駄作映画です。観るだけ時間の無駄です。 【doctor T】さん [DVD(邦画)] 0点(2009-05-03 22:43:43) |
32.《ネタバレ》 非常に勿体無い作品ですね。ベストセラー小説が原作で、キャスティングも良く、映像・音楽も美しい(クライマックスの花火とピアノ演奏のコラボは見事でした)・・・・なのに何でこんなにイマイチ感が漂ってしまうんでしょうか。 2つの異なる作品(シリーズは同じではありますが)をドッキングさせてストーリーを展開させているのでアンバランスな感じを受けましたし、多くのエピソードを短い時間で表現しようとしているためどうしてもダイジェスト的になってしまい、せっかくのキャスティングの良さが生かされていないんですよね・・・・。原田芳雄と新井浩文のコンビなんかもっと旨味を引き出せると思いますし、香川照之なんてあれじゃただの変人ですよ。まあ、竹内結子の魅力は存分に味わえますけど。 改めて言います「本当に勿体無い」 【TM】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-06-12 18:51:23) |
31.《ネタバレ》 ご苦労にも丘の上にピアノを置いてくれたのは焼きそば焼いてた天国のおじさんってことでしょうが、リアルに考えるとたいへんな作業となります。 潮風にあてるのもピアノにはとてもよくありません。などと細かい指摘はいろいろあるが、実はこの映画で一番ゾクッときたのがそれこそ最後のシーン、ふたりで見つめ合うシーン。おいおいっ!早っ!もー出来ちゃったの!って雰囲気になっている(笑)。全体をとおして説明過多になっていないおかげで情緒あふれる作品に仕上がっているし、サブタイトルに抵抗を感じて未見でいたけど、優しい余韻が残る佳作である。 ついでながらエンドロールでユーミンの曲が流れてきて原田知世や中山美穂の昔の映画を彷彿させた。 【じょ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-09 16:06:35) |
30.《ネタバレ》 一人二役を竹内結子がやっているが、ちょっと区別しづらかった印象。まあ判ることは判るんですが。香川照之も妙に役作りがわざとらしいし、ストーリー的にもピンとくるものがありません。 【MARK25】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2007-03-30 23:20:58) |
29.さらっと1回見てみた。 なんか天国と現世で物語が進んでるようだけど、よくわからない。 しかも、両方に竹内結子が居て、更に混乱してくる。 それで、なんだかよくわからないうちにエンドロール。 こんなつまんない作品は史上初だなと思いつつ、 酷評するならせめて作品を理解してからにしようと思って、もう1回見てみた。 すると見覚えのあるシーンがだらだらと続いて、更につまんない。 作品の持つ本来のメッセージとかはまだ理解できてないかも知れないけど、 とにかくつまんないということだけは理解できた。 3回目を見る気力は残ってないので、とりあえず今日はこれで降参です。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-03-04 15:35:52) |
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28.《ネタバレ》 花火とピアノの結びつきを、もっと密接にして、お互いがきっちり作用してゆくような展開が欲しかったですねぇ。ラストに花火とピアノとをひとつに持ってゆきたかったがための展開なのでしょうけれど、あれじゃあニワトリとタマゴは同時に生まれました、という状況なワケで。で、元々の天国だの死者だの生きてる間に連れてくだのの設定がかなりぶっ飛びまくり状態で、それを納得させる事は元からムリ、って感じなんですが、だったら下手に天国って世界を説明しちゃう映像を入れない方が良かったんじゃないかな、って思います。外国人は何処?とか、老人少ないとか、そもそも人数少なすぎ、他の人は地獄に堕ちた?とか、見ている間、余計なコトをゴチャゴチャと。ごく限られた空間で部分だけ語って曖昧にしておいた方がよっぽど説得力あります(その分、安っぽくなりますけど)。全体的には少々子供っぽいファンタジーって感じがしないでもなく、若い人向けに作られてるのかな?とも思いましたが、それにしてはちょっとジミ。もう少し大人向けに、抑えるべきところは抑え(前記の天国描写や登場人物多すぎ賑やかすぎ状態なんか)、掘り下げるべきところは掘り下げて(主人公のピアノに対する思いの内面や背負ってきたものなんか)欲しかったかも。うわあ、いかにも松任谷正隆節だあ、って音楽は、でも良かったです。香川照之の三半規管壊れっぱなし、みたいな演技はやり過ぎって気が。 【あにやん🌈】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-10-22 00:47:17) |
27.天国なのか現世なのか、ピアノなのか花火なのか、どこを中心にして見せたいのか全然伝わってこない。二役やってる竹内結子の区別も分かりづらいし、一番いけないのは竹内をはじめ原田芳雄までもみんな台詞が下手すぎる。これでOKを出した監督が信じられない。こんな映画を撮っているから日本はダメなんだ。 【WEB職人】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2006-08-14 20:55:53) |
【Syuhei】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2006-05-22 02:46:48) |
25.つかみどころのない映画というか、現実と天国を行ったり来たりしているので分かりづらい。天国の世界観は好きですね。あんな風景の場所へ直接行ってみたいと思いました。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-28 23:07:53) |
24.なんかきれいな映画だったな。私は嫌いです。でも竹内と香川の殴り合いはよかったです。 【タコス】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-04-01 12:47:31) |
23.最初は居酒屋から天国というあまりに唐突なストーリー展開に「これは駄作かも?」と思いましたが、設定がのみ込めるに連れて話に引き込まれました。天国と地上が同時進行で話が進み、竹内結子が叔母と姪の役でどちらにでも出てるんですが、髪型や雰囲気の違いで二役をちゃんと演じ分けています。突っ込みどころは満載なんですが、全体的な雰囲気がすごくいい感じで僕的には好きな映画です。それにしても香川照之は登場シーンは少ないんですがさすが演技が上手いですね。竹内結子とのビンタ合戦シーンは最高でした。僕も竹内さんにタタカレテミタイ・・・カモ。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-24 19:32:04) |
22.《ネタバレ》 現世での竹内結子の言動がハチャメチャすぎ。ミスタールーキーの鶴田真由の人格ほど壊滅的ではないけど、彼女に負けず劣らずのパンチの効いた強烈キャラだった。香川照之との間で繰り広げられるバトルはある意味必見!アパートに勝手に上がり込んできた訳のわかんない女(しかも昔の恋人の姪っ子)に泥酔してるところを叩き起こされ、何十年も作っていない花火を作るようにさんざん怒鳴り散らされた挙句、思いっきり頬を引っ叩かれた日にゃおれもさすがに泣きますよ…。松任谷正隆の『永遠』と余韻の残る美しいラストシーンは良かったです。 【Minato】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-15 21:59:25) |
21.ストーリーが無茶なのはしかたないとして、それを押し切るパワーに欠けている。なので見ていていろいろ不安になってしまう。でも、繊細さがあちこちに散りばめられていて、全体的にはわるくない。予定調和のラストも及第点。日本映画のいい部分と悪い部分を併せ持った典型的な作品、という感じかな。 【zinny07】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-06 06:07:42) |
20.下にもかかれてる方がいますが、天国と現世が途中まで頭の中がごちゃごちゃでした。 |
19.ある程度のレベルには達していると思います。入りの部分で駄作臭を感じますが、それからはそこそこ見れる感じ。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-10 16:28:47) |