プリンス・オブ・シティのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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プリンス・オブ・シティ

[プリンスオブシティ]
Prince of the City
1981年上映時間:168分
平均点:5.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-02-27)
ドラマサスペンス刑事もの実話もの
新規登録(2004-03-30)【ぶぅ】さん
タイトル情報更新(2018-06-26)【S&S】さん
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監督シドニー・ルメット
キャストトリート・ウィリアムズ(男優)ダニー・チエロ
ジェリー・オーバック(男優)ガス・リービー
リチャード・フォロンジー(男優)ジョー・マリナロ
ボブ・バラバン(男優)連邦検察官 サンティマッシーノ
ジェームズ・トルカン(男優)ポリト
リンゼイ・クローズ(女優)カーラ・チエロ
リー・リチャードソン(男優)
レイン・スミス〔男優〕(男優)バーンズ
ランス・ヘンリクセン(男優)
アラン・キング〔1927年生〕(男優)本人役(ノンクレジット)
シンシア・ニクソン(女優)
脚本シドニー・ルメット
ジェイ・プレッソン・アレン
音楽ポール・チハラ
撮影アンジェイ・バートコウィアク
マイケル・ストーン〔撮影〕(カメラ・オペレーター)
製作バート・ハリス
レイモンド・ハートウィック(製作補)
製作総指揮ジェイ・プレッソン・アレン
配給ワーナー・ブラザース
衣装アンナ・ヒル・ジョンストン
その他レイモンド・ハートウィック(プロダクション・マネージャー)
ジョルジュ・ドルリュー(指揮)
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4.《ネタバレ》 麻薬捜査をする上で致し方ない法律違反ならともかく、麻薬取引の金を懐に入れた主人公。
麻薬捜査官同士の仲間意識も大切だが、悪事がバレたらもっと素直に白状した方がよいのでは?
前半が分かりにくいのと尺が長過ぎるのが難点。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-31 23:41:40)
3.正義の定義が不明確になった時代、逆に言えば明晰な不正と言うものがつかみづらい時代でもある。微温的な悪の時代と言うことか。たしかに主人公の警官は自分の今までしてきたことに対して疚しさを持っている。それがあまりいいことではなかったと思っている。そこで摘発する側に協力するわけだけど、ここで囮になってもっと汚いことをするわけだ。同じようなことをやっていても、所属によって悪になったり正義になったりする。観客も身を寄せる絶対的正義のないこの物語の中で不安定に浮かんだままだ。仲間の人懐こさを丹念に見せられると、主人公の裏切れない心もよく分かってくる。機構の隙間に迷い込んでしまったものの目に映る「正義」の曖昧な本性、そこらへんがテーマと見た。カフカ的ですらあるテーマを「雰囲気」に逃げず、あくまでも監督の手触りの感じられる世界に投影するのが、この人の実直さ。仲間うちの信頼が決して正義とは重ならないことを承知していながら、まだ確かな手触りが感じられるそのほうに寄っていく主人公。設定は納得できるが、やや演技過剰気味のヒステリーになってしまったか。ラストで若い警官に侮蔑を受けるシーンが印象的。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2012-06-25 09:44:24)
2.《ネタバレ》 書き込みがないので、私が生き証人として一筆。ルメット作品には当たりはずれがあります。これははずれです。BGMなしで3時間近く、NY市警の捜査を淡々と描いています。捜査の主体が盗聴なので絵的に盛り上がらないことおびただしいです。試写会でタダ見したので文句も言えないのですが、退屈でつらかったです。驚いたことには、インターネット・ムービー・データ・ベース(IMDb)では10点満点中7.3点と意外に高めの点数です。さあ、あなたは見てみますか?
ジャッカルの目さん [試写会(字幕)] 3点(2011-02-22 01:10:08)
1.長い作品ゆえかつてテレビ放映で前後編に分けていた思い出。「1941」で女の子を追い回す軍曹役だったトリート・ウイリアムス主演のドキュメンタリータッチのシリアスドラマ。「街の貴公子」と呼ばれたNY市警麻薬捜査チームの内幕を淡々と描く本作は、確かに今流行のどんでん返しや奇抜なストーリー展開はない。チーム内に根付く腐敗に疑問を持ちはじめた主人公が、内部捜査機構の圧力に屈し徐々に協力させられ、仲間を密告していくのだが、当然明るい結末になるはずがない。それでもなお25年以上も覚えているのは、俳優の「密告による正義」と言う苦悩をしっかり演じていたことだったかもしれない。今にして思えば「16ブロック」のB・ウィリスの心境と通じるものがある。ただし決定的に違うのは、仲間全員がそれなりの悪事を働き(ひどい悪意ではなく)自分もそれに同調し、少なからず恩恵を受け立ていた男が、自らの過ちと決別するために反旗を翻すのではなく、内部捜査によって追い詰められることだ。確かに能動的の方がかっこいいに決まってる。本作の主人公は追い詰められての内通だ。ある意味最低かもしれない。それでも彼にカメラは焦点を当てる。後悔と自己嫌悪にまみれる主人公になぜか惹かれる不思議な感覚が今も記憶に残っている。
やしきさん [地上波(吹替)] 7点(2008-01-16 18:21:30)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
200.00%
3125.00%
400.00%
500.00%
6250.00%
7125.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review1人
4 音楽評価 0.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

1981年 54回
脚色賞ジェイ・プレッソン・アレン候補(ノミネート) 
脚色賞シドニー・ルメット候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1981年 39回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)トリート・ウィリアムズ候補(ノミネート) 
監督賞シドニー・ルメット候補(ノミネート) 

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