110.《ネタバレ》 何度見ても面白いです。 記憶喪失の元CIAお抱えの殺し屋チャーリーと良き母親としてのサマンサを、ジーナ・デイビスが魅力的に演じています。 記憶喪失になる前となった後では、まるで正反対のような人格ですが、きっと素の姿がサマンサなのでしょう。 殺し屋の時には封じ込められていた優しい人柄が出たのだと思います。 記憶は無くしても体が覚えていて、危険が迫った時に条件反射で身体が動きます。 最初は逃げまどいながら、どんどん強くなっていって敵の首を捻って殺したときの、夫の唖然とした顔に笑ってしまいます。 サマンサが昔の自分探しの旅に出る相棒が、探偵のミッチで、ジーナ・デイビスとサミュエル・L・ジャクソンのバディ物としても楽しめます。 調子はいいけど戦闘力ほぼゼロのミッチが、度々ピンチを救い最後まで活躍します。 何度も死亡フラグが立つけど、死なないところも気に入っています。 深いことを考えなくてもアクション映画として安心して見れるし、結果オーライなのでスッキリしたいときに見ると良い作品です。 【nanapino】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-08-01 12:30:57) |
109.この映画は2015年以前に観た人と2016年以後に観た人でおそらくその印象が大きく異なる事でしょう。 2015年以前にこの映画を観た人の感想は「強い女が暴れるよくあるアクション映画の一つ」 しかし2016年以降に見た人の印象は違います。 「平野ノラじゃん!」 この映画のジーナデイビス、髪型から顔立ちから、もろ平野ノラなのです。 あまりにそっくりすぎて映画の内容が頭にはいってきません。 困ったことに中盤のアクションシーンの衣装、これがいけません。 バブル期のような赤いジャケット…もう完璧に平野ノラのコスプレです。 さらに平野ノラ度をアップさせてどうする? しかし、そこから映画は急展開、彼女の髪型も化粧も変わり、いきなり映画から平野ノラがいなくなるのです。 まさに平野ノラロス、映画を観ている途中でのこの急激な展開。 観客はついていけずただただとまどうばかりです。 しかしご安心、ラストシーンで彼女は再び平野ノラに戻ります。 安心安心。 平野ノラロスの観客の心も癒される、まさにこれこそが真のハッピーエンドなのです。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 6点(2017-03-09 23:46:56) |
108.《ネタバレ》 隠された過去が明らかに、といったサスペンスかと思ったらド派手なアクション映画になってびっくり。強いジーナ・デイヴィス、珍しく無能な役のサミュエル・ジャクソンが最後にきっちり活躍、小山茉美&川田妙子の新旧アラレちゃん共演と色々楽しませていただきました。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-01-22 02:37:15) |
107.あの後急いで病院連れて行ったんかな。というか、ジーナ、死にかけてたのに元気すぎ。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-08-15 17:24:44) |
106.ジーナはね、そりゃやろうと思えばできるのです。妙な隈取りメイクをして銃をぶっ放し、走る殴る蹴るのアクションだって、やろうと思えば。さらにフトコロの深い女性ですから夫の為と思えば半裸で水責めにも耐えるし、シャワーシーンもやるでしょう。 できてますけど、でも、結果「彼女じゃなきゃダメだった?」という疑問がしっかり残る。馬鹿監督の女優妻の誤った使い方の見本、という感想も。 つまりジーナファンとして抱くのはカットスロート~といい、彼女を雑に扱わないで、っていう怒りの感情ですな。 アクション女優なら他にいくらでも。ジーナはもっと多彩な表情、演技のできる人。 今ケイト・ブランシェットを爆炎をバックに全力ダッシュさせるようなことがあったら、みんな いや、それはないよと思うでしょ。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2016-04-09 00:06:04) |
105.《ネタバレ》 20年前の非常に正しい映画です。 記憶喪失モノとしてはなかなか面白い脚本で、そこにコメディー、サスペンス、アクション、家族愛などいろんな要素が加わって、サラッとまとまってます。 最後は超人的な戦いになってしまいましたが、それもまた時代かな、と。 実に多彩な表情を見せてくれたジーナ・デイビス、抜群の安定感(キャラ的には不安定なw)のサミュエルと、キャストも最高。 実にお得感満載の映画です。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-02-25 04:43:43) |
104.《ネタバレ》 ○記憶を亡くしたスパイというと某シリーズが思い浮かぶが、これが当時最高額の脚本だったとはにわかに信じがたい。行き当たりばったりで、ピンチを抜け出す場面もいまいちアイデア不足。○演者も豪華で文句なしだが、ジーナ・デイヴィスの後半の格好は個人的にいまいち。色っぽい主婦って感じの前半の方が魅力的だったかな。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-02-22 22:15:21) (良:1票) |
103.アクションにサスペンス的な要素もあり、結構楽しめました。<追記>11年ぶりに再見したが、内容を全く覚えてなかった。それだけ印象に残らない作品という事だろう。息抜きに見るにはよいのだろうけど。 |
102.《ネタバレ》 まさに90年代のアクション映画といった感じでCGもそれ程なくゴリゴリと実写で押しまくりながら、昔のヘビィメタルバンドのPVを彷彿とさせるような爆発と炎で画面を満たして話が進んでいきます。 アクション、コメディ的要素、ストーリー等平均点以上に楽しめるのですがどれも突き抜けるような特出したものはなく、それらが絡み合ってもそれ以上に感じさせてくれる相乗効果も生み出せてはいなかった様に思えます。 良い意味でA級の雰囲気を持ったB級の内容の作品と言った感じでした。 そのような中でサミュエル・L・ジャクソンが演じたミッチの役どころが印象に残りました。 過去に犯した罪によって別居中の(元?)奥さんの信用は0。 その為に息子との関係も微妙…。 現在進行形で家庭が崩壊しているミッチがサマンサと彼女の娘の絆を命懸けで守ろうとするその行動原理の中に反省や後悔、自分の家族に対する想いやサマンサに同じ想いをさせたくない等、彼の複雑な感情から導き出された潔い行動には好感が持てました。 また、彼のこの感情がサマンサとの関係を分かり易く処理して行き、最終的な2人の関係性も収まりの良いものにしているのと同時に話そのものにも厚みを持たせています。 ミッチを演じたサミュエル・L・ジャクソンもいつも通り良かったです。 若干のヒステリックさを要所に散りばめつつ教養の無さを表現している台詞回しで喋る彼の長台詞はアクセントや声の高低による不安定さと故意的と思われるリズム感をわざと外した間の悪さで彼独特のものとなっていますが、肯定的に彼の演技を見ている私には心地良く観賞する事が出来ました。 ブロックバスター的な安直なハッピーエンドでの話の纏め方でも解かるように作品全体として雑とまでは行かないまでの大雑把な作りになっていて、そのお陰で逆に見易くなっていた感じですが、音楽だけがその大雑把の恩恵に与れていない印象でした。 作中あれだけ良い曲を使っているにも拘らず、的確なタイミングで流れてこないのでどのシーンでも全く魅力が感じられませんでした。 本作の監督は映画に於ける音楽の説得力や破壊力といったものを軽視しているのではないかという印象を持ってしまいました。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-12 22:36:06) |
101.《ネタバレ》 記憶喪失が出発点なんだったら、もっと記憶が戻っていく段階を順を追って見せてくれてもいいと思うんだけどな・・・ある一時で一気に戻ってそのまんまなんて、工夫なさすぎです。前半のジーナは撮る角度が悪いのか照明が悪いのか、やたら顔がごつごつした感じだし、後半は似合わない短髪でごてごてメイクだったりして、その点でもがっかり。ただ、水車シーンの執拗な変態演出はお見事だったので、そこに+1点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-07-20 03:01:12) |
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100.引き込まれたのはミステリアスな最初の方だけで、その後のリアリティのないストーリーにはガッカリです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-27 15:36:22) |
99.かなりすっきりします、ふた昔以上前だから懐かしい通信機器が出たりしますが、リメイクするならどうなるのかな、ヒロインは誰かなと思ったり見ていました。ジーナ・デイビスかっこよすぎ! 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-01 13:45:05) |
98.《ネタバレ》 設定・ストーリーは凄く好き。記憶を失った良き母親が、実は政府直属の凄腕のスパイであり殺し屋っていうのは、よくある話かもしれませんが、わくわくしちゃいますよね。事故で頭を打ったことで、少しだけ記憶が蘇ったのか、包丁さばきが突然すごいことになるのが最高です。 ですが、このシーン以降、思いの外このおいしい設定が活かされていない気がするんです。サマンサからチャーリーに入れ替わることでの戦闘能力にもう少し差をつけてほしいです。サマンサとチャーリーという二人の人格による心の葛藤がいまいち描ききれていません。せっかくの家族持ちという背景がほとんど効果的に働いていません。ドラマとアクションがうまく融合しているとは思えず、ひとつひとつのシーンの完成度に対して爽快感が薄いんです。 俯瞰して観れば、娯楽作品として充実した内容になっているのかもしれません。にも関わらず、なんか思ったより楽しめなかった本作。観る前の期待値や、ジーナ・デイビスに対する好みの問題をふまえても、意外にいまひとつな作品でした。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-05-01 00:38:14) (良:1票) |
97.王道を行くアクション映画。 この時代はとても分かりやすい展開が多かったんじゃないかな、とか思う。 (結果的に)無敵の主人公が数々の危機を乗り越えて悪役をぎりぎりの状況で倒していく。それが女性というのも素敵な感じか。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-04-20 14:11:34) |
96.『ダイ・ハード2』では空港を、『カットスロート・アイランド』では映画会社をぶっ壊したレニー・ハーリンが、ついに自分の家庭までをぶっ壊したアクション超大作。ブルース・ウィリスやスタローンから「あいつは無茶苦茶だ」と言われるほどの激しい撮影を行うことで知られるハーリンですが、今回は自分の嫁を30mの高さまで吊り上げたり、氷点下の湖にダイブさせたりしています。これだけのことをやらされた挙句に興行的にも批評的にも失敗したのだから、ジーナ・デイビスが怒るのも当然です。。。 そんなこんなで一般には評判の良くない本作なのですが、これが古き良き90年代アクションの魅力全開の作品であり、見る人が見れば傑作の部類に入る仕上がりです。ジョン・ウーやマイケル・ベイの影響が表れ始める前の無骨な爆破アクションをお腹いっぱい楽しめるし、CGよりも実写重視の見せ場は迫力十分です。お話の方はツッコミどころ満載なのですが、これも90年代アクションの風情だと割り切れば、それはそれで楽しむことができます。今どき、こんなボロボロの設定のアクション映画なんて作れませんから。。。 破綻した基本設定はともかくとして、当時としては史上最高額で落札されたという脚本にも、その値段に相応しいだけの見どころがあります。人生に失敗して社会のドン底を這い回る男が、大事件に巻き込まれたことからガッツを取り戻すというシェーン・ブラック定番の物語には相変わらず熱いものがあるし、40歳を過ぎるまで売れない俳優として生きてきたサミュエル・L・ジャクソンが、この役にピタリとハマっています。また、主人公サマンサ・ケインの物語も案外深いと感じました。表面上は記憶喪失の暗殺者という設定となっていますが、実はこれ、多重人格の話ではないでしょうか。良妻賢母として第二の人生を送るサマンサ・ケインは殺し屋チャーリー・ボルチモアとしての記憶を封印していたが、身に危険が迫ったことからチャーリー・ボルチモアの人格が表面に出てきます。そして、水と油だった二つの人格は、娘の存在によって芽生えた母性によって一つに統合されるわけです。なかなかよく考えられた脚本だと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2012-10-02 21:11:04) (良:1票) |
95.これは女性向き、または強い女性が好きな方向きかも。ジーナがかっこいい!前半も後半もファッションも可愛いしカッコいい。今だとミラ・ジョボビッチあたりがやりたがりそうな役だけど、これはこのままで良い。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-06-25 17:03:34) |
94.CGがはびこる前のアクション映画としては末期の作品ですよね。 ある意味、古き良き時代だったなぁ、と感傷深かったです。 【こね】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-03 21:47:46) (良:1票) |
93.《ネタバレ》 突出して派手じゃないもののアクションとサスペンスで構成された良作。登場人物に設定された性格もメリハリがあり、終盤の瀕死になった母親を幼い娘が蘇生したシーンは思いのほかホロっと来た。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-04 16:50:15) |
92.《ネタバレ》 過激なスーパーアクションの連続、まさに女性版ダイ・ハードですね。記憶を取り戻した彼女を突き動かしていたのは娘への母性本能なのでしょうか。優しい一般家庭の主婦と決して死なない女、ジーナ・デイビスは対照的な役柄を見事に演じ分けていました。 【獅子-平常心】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-25 00:39:18) |
91.アクション映画としての迫力はあったけど、後に残るような爽快感はなかった。ストーリーも奇抜ではあるんだけど、わりに描き方に工夫が足りなかったため、驚きが少なかった。見所がないことはないんだけど、なんだか中途半端な印象が残る。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-06-23 23:26:00) (良:1票) |