7. 善でも悪でもない、子供でも大人でもない、すべてにおいて境目で不安定な人達の物語ですね。こんな少年刑務所では更正なんかできるわけがないと思うのですが。 重いテーマと映画全体に漂う閉塞感。の割りに、見たあとあまり心に残りません。なぜですかね。でも見ているときには何故か目が離せなくて、展開が気になります。そんな映画です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-01 03:57:46) |
6.《ネタバレ》 若きショーン・ペンの佳作。悪が悪を誘う、そんな社会で大人になりきれない少年たちの心情がとても痛々しく感じ取れた。恋人を守れず、復讐も果たせなかったラストはハッピーエンドではないけど、決してバッドエンドではないでしょう。彼らの前にはまだまだ明るい未来があるのだと、ラストの哀愁ある音楽がそんな風に思わせてくれた気がします。 【関白宣言】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-18 18:55:11) |
5.《ネタバレ》 隠れた名作です。暴力では何も解決しないとわかってはいても、暴力がすべての無軌道な若者達。大人になる一歩手前の、痛い青春群像劇。強姦された恋人を少年院を脱走してまで会いに行ったS・ペンの表情がとても切ない。ハッピーエンドではないラスト、ビル・コンティの寂しげな旋律がとても印象的。S・ペンファンでまだ未見の方には是非お勧めです。 【キャラハン】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-05-12 12:17:28) |
4.《ネタバレ》 もう22年前かあ。これを見たら、夢に出てくるほどショーンペンに惚れてしまったあのころ。それからほどなくマドンナの結婚相手として登場したときには、驚愕しました。「私のショーンが」と。今はノーマルなおっさんと化したショーンですが、いやー、このころは、危険だった。フェロモン全開だったし。美しかった。現在のショーンを見るたびに、「なんで惚れていたかなあ」と思うこのごろですが、このころは、美しかったのよう、信じて。全体的に「痛み」を感じるようにできている作品でしたね。質は悪くないと思います。レイプシーンが痛すぎる。 【パブロン中毒】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-11-20 17:20:09) |
3.《ネタバレ》 自分で登録してもらった作品なのにレビューし忘れてました(汗)。私はこの映画でペンのファンになりました。少年ギャング(?)のボス的存在であった人間の幼い弟を 不可抗力で車で撥ね殺していまい、少年刑務所に入れられるペン。実際の少年刑務所も遠からずこうなんだろうな、と思うと絶対入りたくないと思ってしまう。入所して来た時の唾の洗礼・・・あれだけで私はおしっこちびっちゃいます。まさに弱肉強食の世界で、容赦なく殺人まで行われる始末。ペンがリーダー的存在の人物を袋詰めにした缶コーラでボコボコにするシーンにはなんだかスカッとしました。そして弟を殺された例の少年が同じ刑務所に入所してくるという所から一気にクライマックスへ・・・。ま、普通なら弟殺されたんだから当然、と思うんですが、この少年ギャングは腹いせにペンの彼女を暴行するんですよね。刑務所抜け出してなんとか彼女に会いに行ったシーンは泣けました。顔に痣を作りおびえている彼女を前にただただ泣くしかないペンの演技は最高です。かなりおもーーい雰囲気の展開で、結局は物悲しい終わり方です。ビデオのパッケージにもなった映画を象徴するシーンのあたりがハイライトですね。ペンはこの若さで将来間違いなく大物俳優になるという片鱗を見せていました。表現力が周りの俳優たちとは別格です。ただちょっとテーマが重いので点数は控えめに7点で。 【MK】さん 7点(2004-12-05 12:33:54) |
2.《ネタバレ》 意外に面白かった。鼻の高いショーン・ペンにあんまり長髪は似合わないけど、若さでな~んとかカバーしてるかな。でも少年に見えなかったのは痛かったけどねん(笑)なんとなく少年刑務所内がアメリカの暴力や犯罪が蔓延っている社会を表しているような気がする。人を簡単に殺しても反省をしなく、また中で問題を起こすという悪循環に見事にハマってます。でも次第に変わっていくショーン・ペンはカッコよかったです。 |
1.かなり独特な雰囲気はあるものの、話が淡々と進むので眠気を誘います。個人的にはあまり面白くなかったです。 【A.O.D】さん 4点(2004-11-05 15:05:11) |