7.《ネタバレ》 1975年4月7日から同年9月29日までのテレビ放送だったガンバの冒険ですが(全26話) これってそれから7年後に製作され劇場公開されてたわけです。7年後に製作の末、劇場公開ってすごくないですか? それでいて内容にはすごく満足。ノロイの怖さに満足。ガンバフリークよ永遠に。ただ、ノロイの造形からして原作者はてっきりデビルマンの永井豪だとずっと思い込んでしまってたんですが、今回、今頃になってそうで無かったことに気付きました。しかし、ガンバと仲間たちののほほんキャラクター像に相反してノロイってほんと恐ろしい 子供の頃見ていてよくちびらなかったなとか今さら自分を褒めてあげたくなってしまったくらいだ。ノロイてほんと恐い 恐い 恐い! とても素敵な悪魔です。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-11-23 12:37:29) |
6.《ネタバレ》 単純に同情した側を勝利させましたという内容でしかなく、構成はない。 あからさまに子供だまし程度の出来。 【カラバ侯爵】さん [地上波(邦画)] 0点(2008-01-03 10:25:28) |
5.このアニメ、テレビであってるときも大好きで、毎週かかさず見てて、テレビでも普通に初回から最終回まで全部見たんですよね(笑)本も買ったなあ。あと、このアニメの歌も好きでした。「♪ガンバ♪ガンバ♪ガンバと仲間たち♪」っと、一度聞いたら耳を離れない、妙に明るいサンバ調のオープニングの歌とは対照的に、「ドクロを~うつす~~」と暗い感じでフェードアウトする歌謡曲調のエンディングソング。そしてガンバたちの明るいキャラクターとは対照的な暗くて重いストーリー展開。懐かしすぎる。とにかく、ネズミとイタチの壮絶な物語ですね(笑) 【あしたかこ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-01-29 03:07:43) |
4.《ネタバレ》 非常になつかしい作品です。古い作品ではあるが完成度は高いと思いますし、マイナーな作品ではあるが隠れファンもいてると思いますね。久しぶりに見てみたいです。 【マーク・ハント】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-10-13 01:45:48) |
3.★TV版の再放送ではいつもいつも最終回を見逃していたが、映画版でやっと最後を見ることが出来、胸のつかえが取れました。 ★所謂出崎演出のかっこよさもさることながら、イタチにバシバシ殺される残酷だけど事実な場面や、(本当に)薄汚い小ネズミのかわいらしさが実に良い。(矛盾ではなく、小汚くても可愛いものは可愛いのだ)。今の子供達にも見て貰いたいと切に思ってしまう。あ、あとドラえもんにも。 【flyhigh】さん 8点(2005-02-13 22:33:52) |
2.うーん懐かしい。とはいえ自分の場合、TVアニメの本放送ではなく、何度か再放送された折にチョコチョコ観てただけなのですが。よく友達と話していたのですが、この作品実は結構暗くて重~い話なんですよね。敵の親玉ノロイの造型は異常に怖いし、その圧倒的な強さでネズミたちはどんどん殺されるし、何よりエンディングテーマが重い(♪夕日は~お前と~仲間のドクロを~映す~・・・って子供向けアニメなのに、おい!)。ひょっとしてこの暗さは60~70年代の学生運動の盛り上がりとその挫折の記憶が反映されてるのかな、と思ったりもします。ただ、そんな暗さを吹き飛ばしてくれるのがガンバを始めとする7匹の仲間たち(あ、今思ったけど、これって「荒野の七人」とかと同じく「七人の侍」の影響を明らかに受けてますね)の、底抜けの朗らかさ、前向きさ。親分肌のヨイショ、クールなイカサマ、食いしんぼのボーボ、泣き虫の忠太、冷静な戦略家ガクシャ、飲んだくれのシジン(実は原作ではちょっと暗い過去を背負ってたりする)、それぞれ個性的なネズミたちが奮闘する姿は愛らしくも健気で、観てる方も元気になってきます。昔のテレビアニメっていわゆるリミテッドアニメという奴で動きも粗いし、背景も例えば宮崎アニメとかと比べるとずいぶん簡略化されてるけど(これは資金不足・人手不足・時間不足などのせいらしいのだけど)、今観るとちょうど良質の低予算映画を観ているような味わいと新鮮さがあります。個人的にこういう作品はアニメとか、ましてやジャパニメーションなどという軽い言い方ではなく、敬意を表して「漫画映画」と呼びたい。追記:この作品の原作(ラストがちょっと重め)もオススメ。たいていの図書館の児童書コーナーに置いてあると思います。 【ぐるぐる】さん 7点(2005-01-20 18:58:55) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 このアニメがテレビ放映されていた時、熱狂しつつ見ていました。で、改めてその総集編といった劇場版を見直して思ったのは、その絵のタッチの斬新さ。まるでエッチングのような線描画めいた背景は、色彩も、遠近感も、極端に簡略化と誇張が施されている。そこを愛らしいネズミたちや、十分に禍々しさを感じさせるイタチたちなどのキャラが、ストップ画を多用しながらも驚くほどダイナミックに動き回っているあたり、作画と演出は自らのセンスにこだわりつつ、あくまで「子ども向きアニメ」である一線を越えるぎりぎりのところで作品を成立させている。確かにダイジェスト風ではあるものの、苦難の旅をへて7匹のネズミたちが、イタチによって全滅の危機にある島のネズミたちを救うといったプロットに絞り込んだ構成は、1本の作品としても十分まとまっている。いたずらに衒学趣味に走ったり、キャラクターを特化することで“萌え”ることのみがすべてといった「オトナ(と言うより、大きなお友達)だまし」なアニメとは違う、作り手がおのれの全力を注いで「子どもたち」に勝負を挑む本作を、今さらながら高く評価したいと思う。 【やましんの巻】さん 8点(2005-01-05 18:23:31) (良:2票) |