香魂女/湖に生きるのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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香魂女/湖に生きる

[コウコンジョミズウミニイキル]
The Women from the Lake of Scented Souls
(香魂女)
1993年上映時間:103分
平均点:6.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2004-12-15)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2011-07-27)【なんのかんの】さん
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監督シエ・フェイ
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2.このころの中国映画は売買婚ものがはやってて、「またか」という感じで見始めたが、これは被害と加害を照らし合わせていて、広がりを見せた。その辛さを知っているヒロインが、息子への盲愛から加害者に転じていってしまうってとこがミソ。いままでの詠嘆的なストーリーから、未来を展望していくような(嫁への思いやり)展開になっているところが救いだ。完全に女のドラマで、男は情けない。出世のために恋人を捨てたりして。まぶしい存在として日本人の女社長も脇で出る。話はヒロインの不倫が唐突にスクリーンに現われるあたりから面白くなって、ヒロインに陰の部分が出来、立体的な存在になった。息子の嫁とりで、いろいろ企み出すあたりの展開。まあ基本は詠嘆だけれど、でも底に「女性のありよう」というテーマが、より広がってきている気がした。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2011-04-23 09:54:49)
1.中国の地方に、尚も色濃く残った封建的社会の犠牲となっていく女性の姿を描く、1993年度ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作品。胡麻油製造を営む主人公の家庭に舞い込む日本との商談話と、主人公の知的障害を持つ長男への嫁取り話で、映画は二つの矛盾を浮き彫りにする。一つは、共産国家であり改革開放政策も進んだ中国社会の封建的因習。そして一つは、かつて社会の犠牲になった女性が、新たに生み出してしまう女性の犠牲。当時の中国のGDP成長率は10%以上! しかし、まだこんな世界が残っていたとは驚きです。ホントに中国は広いですね…、6点献上。
sayzinさん 6点(2005-02-10 00:50:18)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
62100.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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