3.《ネタバレ》 しまった!!
カンフー映画だと思って観てみたら、武侠映画だった!
そのガックシ感以上にガクッときたのが、超絶アクション。
凄い技が飛び出すほどに、こちらのテンションが落ちるという、摩訶不思議な内容。
さすがにあそこまで有り得ないアクションが飛び出すと、子供ではない大人の私にはかなり辛いものがある。
見所は、チェン・ペイペイが胸を毒矢におかされ、それを男が口で吸いだすシーン。
男が胸に口を当てて吸った瞬間、チェン・ペイペイは空を見上げて恍惚の表情をする。
これには相当なエロスを感じた。
製作者が狙ったのかどうか定かではないが、これ以上にエロいシーンを、私はショウ・ブラザース映画で観たことがない!
だけど、あれだけ毒が体に回って悪化しているのに、口で一吸いしただけで治るとは到底思えないのだが・・・
限りなくお爺さんに近いおっさん坊主が、強いというのもかなり無理がある設定。
人間は、40を超えたら、例外なく体は衰え、たとえ武術の達人でも最強でいられるはずはないと思うのだが。
しかも、最強という設定のはずなのに、あっさり弟弟子にやられるのも、納得がいかない。
一体、おっさん坊主が最強レベルという設定は、どこに行ってしまったんだろうか。
あ、そうそう!
現在でも活躍されているらしい、ヒロインを演じたチェン・ペイペイだが、この作品のチェン・ペイペイは、むちゃくちゃ綺麗だった。