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さいころ奉行

[サイコロブギョウ]
1961年上映時間:90分
平均点:6.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
時代劇シリーズもの小説の映画化
新規登録(2006-01-17)【青観】さん
タイトル情報更新(2024-06-05)【イニシャルK】さん
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監督内出好吉
キャスト片岡千恵蔵(男優)遠山金四郎/いぶしの銀次
東千代之介(男優)素っ飛び小僧の安
丘さとみ(女優)お新
青山京子(女優)お蘭
進藤英太郎(男優)鬼金
黒川弥太郎(男優)水野越前守
原健策(男優)鵜殿縫之介
香川良介(男優)遠山左衛門尉景普
北龍二(男優)駒木築後守
片岡栄二郎(男優)犬塚弦之丞
花房錦一(男優)房之助
伏見扇太郎(男優)将軍家慶
阿部九州男(男優)権藤兵六
本郷秀雄(男優)間戸場大和
吉田義夫(男優)忠七
大前均(男優)地廻り
星十郎(男優)三流斎大宝
高松錦之助(男優)森田屋茂兵衛
中村時之介(男優)男之助役者
藤川弘(男優)世直し党員
玉喜うた子(女優)芸者
江崎ひで子(女優)芸者
加藤浩[男優](男優)錦松坊
清川荘司(男優)中西隆三郎
大邦一公(男優)秋葉屋重兵衛
仁礼功太郎(男優)三浦屋喜十郎
尾上華丈(男優)名主
小田真士(男優)船頭
土橋勇(男優)世直し党員
原作陣出達朗
脚本松浦健郎
音楽高橋半〔音楽〕
撮影三木滋人
企画玉木潤一郎
配給東映
美術井川徳道
録音石原貞光
照明田中憲次
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【クチコミ・感想】

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1
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2.《ネタバレ》 正直、こんなタイトルの映画を誰が見たいと思うのか、一体誰が見たがると思って作品を製作したのか・・・という思いに負けて結局見てしまうんですけどね、例によって。
見てみると、たしかに「さいころ」が劇中の重要アイテムになっています。が、別にサイコロである必然性は特になく、結局、ハメられたのは私だった、と言うわけで。
千恵蔵が演ずるは、ご存知遠山の金さん・・・と思いきや、映画の最初の方では身分が定かではなく、むしろ、「遠山金四郎」という人が他にいたらしいことが匂わされ、もしかして千恵蔵、今回は金さん役ではないのか?・・・もちろんそんなワケはないのですが、一応、驚いておきます。
ひょんなことから、乱暴者の大男(というほどデカくはないかもしれないけど、一応、進藤英太郎)を子分にした金さん。コイツがなぜか「遠山金四郎」を名乗っているのですが、その理由が、以前遠山金四郎なる男をやっつけた記念に名前もパクってやった、とのこと。つまり、ニセ「ニセ遠山金四郎」なのですが、この際、これはどうでもよくって。
二人が船に乗っていると、スリ騒ぎが発生。というか、その騒ぎが大きくなる前に金さんがそれを察知して、何となく場を収めてしまう。財布を掏られた浪人体の男はかなり困っている模様だが、スリの手からこっそり巻き上げられた彼の財布は、素知らぬ顔でいる金さんの懐の中。そりゃまずいんじゃないのーーーと思うところ、ですが、後で財布の中身を調べると、中から出てきたのは謎のサイコロ。やたらカラフルです。怪しいです。
で、そこから物語は、世を騒がせている「世直し党」なる一味の陰謀、そして、それを探り彼らのテロを阻止すべく、下男として料亭に潜り込んだ金さんたちの活躍へと。
どうも千恵蔵、料亭でマメマメと働く姿はいいのですが、貫録があり過ぎて、雇われの身というより、まるで、会社の重役が引退後も顧問として残り、今日も元気に現場に顔を出しています、といった風情。この主人公、設定上はどうやら、それなりに若い役みたいでして、父親との会話シーンなんかもあったりするのですが、もう違和感しかない。。。でも、その手の苦情は受け付けない、それが大スターの風格。
で終盤、華やかなる演芸舞台と、その最中に行われようとしている暗殺計画。どこかで似た話を聞いたような設定ですが、それはともかく、オリジナリティが高すぎるのが、どういう訳だか金さんまで舞台に上がって大活躍、という展開。しまいにゃ舞台にお白洲のセットが登場して観客の面前でお裁きが始まり、いやはや、何でもアリにも程がある。金さん、よくもまあ、こんなセットを作らせたもんです。そのクライマックスシーンをさらに劇場ごと、観客ごと描いた東映も、よくやるなあ、と。
いざお裁きが始まると、完全に千恵蔵にスイッチが入って、パワー全開で啖呵切りまくり、もはや何を言っているのかわかったようなわからんような、とりあえずその迫力には圧倒されます。
「〇〇奉行」の〇〇の部分に何が入ろうが結局みんな、これが見たいんですよね。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-06-02 07:35:38)
1.さいころ奉行、その名の通りの奉行ぶりの片岡千恵蔵の遠山の金さんのかっこ良さ以上に、進藤英太郎が何とも可笑しくて、作品全体が明るい雰囲気で観ていてなかなか楽しい。そんな二人のやりとり、江戸に向う途中での船の上でのやりとりもこれまた笑ってしまった。その他、東映時代劇の常連、勢揃いでそれだけでも観るに値する作品だと思う。
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-22 15:43:31)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6150.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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