1.《ネタバレ》 『ファンタスティック・フォー』(宇宙忍者ゴームズじゃなぜいけないのだろう。なじんだ邦題を勝手に変えないでほしい。ムッシュムラムラー!!!)みたいな話…というのはうそですが、こっちのが面白いのじゃないかという予感がする。あくまでも自分基準の話ではあるが…。みんなそれぞれに突出した異能力を持っている4人兄弟が世界征服を目指して本当にひっそりとつましく暮らしている。視覚、聴力に優れたもの、怪力の持ち主、セクシャルな能力に優れる妹、そして頭脳担当の長兄。兄弟で分業して世界征服するつもりらしい。頭脳担当の長兄はやたら頭がでかく、その頭に比して異常に小さい体では頭を支えられず車椅子でなおかつ頭もベルトで固定している。この造形がなかなか面白くていい。いかにも頭がよさそうにみえる。ところがこいつ、エロいことしか頭にない馬鹿そうなお兄ちゃんとおねえちゃんにあっさり言いくるめられて馬鹿丸出し。その頭は何のためにでかいんだ。あははは。馬鹿な展開でよいなあ。『悪魔のしたたり』にインスパイヤされたと思しき場面もなかなか笑わせてくれる。こんな馬鹿な映画なのにモザイクはいりまくり。ジャクリーン・ラヴェルの胸は大きすぎなくてなかなかよかった。#このレビューを書くためにまた借りてきました。恥ずかしかった。