1.「三匹の侍」のような荒々しくもダイナミックな活劇を期待すると若干肩透かしくらいます。登場人物それぞれに志があり、基づいて動いている訳ですが、それぞれが心境が変化するまでの掘り下げが甘いのでご都合主義感が否めません。
メンバーも豪華だし展開も破綻してないし悪くないのですが、これからという終盤にあっさり終わるので、もうすこし先の展開も期待してしまいました。
平幹二朗演じる主人公からも序盤こそ見えましたが物語が進むにつれてそこまで獣感がなくなってくるので、もう少し全体的にギラギラした演出が欲しかったのと、特出の天知茂の使い方もったいなさすぎます。