2.《ネタバレ》 カメラワークが死んでいる。映像が死んでいる。
まるでホームビデオで撮影したかのような、ここまでチープなホラー作品もなかなか凄い。
B級なんてケチなことをいわずに、堂々のZ級の称号を与えたくなる。
超ド糞な自主制作風ホラー。恐らくはB級マニアの方々の胃袋を満足させる内容だ。
しかし、残酷度、グロ度、不快指数はなかなか高めな印象もあり、一部のコアなマニアからは賞賛されそう(そんなことねーか)。
しかし到底これは、人様に推奨できるレベルのものではない。
ジェイソンやフレディがやったことを、この作品ではもっと根暗に本気でやっている気がするから(誉めているのではない)。
それはレザーフェイスよりもドス黒いものさえ感じるほどだ(誉めてない)。
もしかしたら製作者にヤバい人間がいて、その人の危ない願望が作品中に僅かばかりか反映されたのかもしれない(誉めてない)。
気のせいかもしれないが、僕はこの作品には、他のスラッシャー映画とは一風変わった、ドス黒く根暗で、憎悪と悪意と怨みに満ちた、もっと本当の悪意のようなものを感じたような気がする(誉めてはいない)。
いや、ま~気のせいかもしれないですが。
しかし女性の悲鳴が物凄い強烈だ。
こんな状況でも兄を愛せる妹というのは、偉大なのか、それとも依存心が強いのか、、、