32.不覚にも間違えてリメイク版をレンタル。ジュード・ロウのふてぶてしい間男ぶりもなかなかのものだけど、マイケル・ケインの百面相に真意が那辺にあるのか惹き込まれる。ローレンス・オリヴィエが演じたアンドリュー・ワイクを35年の時を経て演ずるのは役者冥利に尽きるのでは。オリジナル版に興味が募る作品。 |
31.《ネタバレ》 【注意!激しくネタバレします】 オリジナルは未見です。同じ女性を愛した男同士の諍いから話は始まり、その後は若さと美貌、地位と名声という自分にはない物を持つ相手に対して「俺は負けてないぞ」という意地の張り合いとなり、最終的にはお互いの魅力に飲まれて同性愛的な方向へと流れ込んでいくという物語。以上のお話にはそれなりに筋が通っているし、役者の演技も素晴らしいのですが、なぜこんなに面白くないのかと思うほど面白くなくて困ってしまいました。。。 舞台劇だった原作を映画に持ち込んだものの、映画ならではの工夫が足りていなかったことが、その原因ではないかと思います。序盤こそ、監視カメラの映像等を交えながら映画的な視点を作ろうとする工夫があったのですが、中盤以降は役者の演技をただ映し出しているのみ。さらには、演出も演技も終始同じテンションで推移するため緩急というものがなく、前半はそれなりに緊張感を持って見ることができたのですが、後半はダレてしまいました。せっかくマイケル・ケインを出しているんだから、たまにユーモアを交えながら英国らしいペースを作っていっても良かったと思うのですが、アメリカ資本が入ったことの弊害かタイトな密室劇を目指しすぎて失敗したようです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 3点(2014-07-17 01:48:28) |
30.《ネタバレ》 奇妙な映画だったなあ。やたらとシュールで近未来を押し出した屋敷に全く似つかわしくない主のM・ケインと変幻自在の演技をみせるJ・ロウの一騎打ち。一体なんでそんなことやってんの、というお話ですが一話目の情けないJ・ロウが二話目で逆転タイムリーを放つあたりから、お?と引き込まれます。ジュエリーをじゃらじゃらつけられてキテレツなイジメを受けてるM・ケインの気色悪さを皮切りに、三話目は予想もつかない薄気味悪い愛憎劇に。ラストの銃砲はM・ケインのマジ嫉妬に思えてほんとにちょっとキモチ悪いっす。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-08-01 01:28:28) |
29.《ネタバレ》 途中まではハラハラしてどうなるのか話の行方が全然見えなくて面白かったんですが、あとどうでもいいやーになってしまいました。 舞台で見てみたいという気になりました。 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-03-03 15:41:50) |
28.リメイクの方を借りてしまいましたorz、が、十分楽しめました。見応えありです! マイケル・ケインにあのような装飾品がつけられているだけでとても絵になります! 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-28 11:31:18) |
27.観直してみて、ジュード・ロウとマイケル・ケインが完全に二人一緒に写っているショットが、意外に多かったんだなあ、と驚いた。もっと限られたシーンだけ(ネックレスをつけるシーンとか)だったかと勘違いをしていたもんで。会話する二人が完全に別ショットで区切られているシーンもあるけれど、それは必ずしも多い訳ではない。しかしそれでも「二人一緒の場面」という印象が薄かったのは、種々の目眩ましが施されているからであろう。様々な障害物、様々な光。場面によっては、モニターに映る姿を含めると二人よりも多くの人物が現れるシーンもある。限られた登場人物、限られた舞台の中でありながら、そこには多様な光景が織り込まれ、ただひたすら、変容が繰り広げられていく。あーホンマに気色の悪い映画やったなあ。 【鱗歌】さん [地上波(字幕)] 7点(2012-01-14 23:45:14) |
26.《ネタバレ》 3本だてのコント?みたいな感じですね。3本目が不評なのはゲイねただからでしょう。アメリカはなんであんなにゲイねたが好きなんでしょうか?宗教的背徳感の強さからでしょうか? 【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-22 22:23:38) |
25.《ネタバレ》 前半は良かったですが、途中から急激に失速しました。全体を通してこの点数です。前半にあれだけのものを作れるんだったら、もう少し、脚本やら何やらをもっと時間をかけてひねり出してほしかったです。 【いっちぃ】さん [地上波(字幕)] 4点(2011-05-16 21:07:28) |
24.内容どうのこうのよりも、実際あんな家が存在するのかどうかが気になった。でも、あんだけ広けりゃ家に帰っても部屋を暖めるまでには相当な時間がかかるこったろーし、寝そべってテレビも見れんよーな家では ヤだな俺は。 内容的には中盤、後半と飽きがきた。ただし、ジュード・ロウがかわいくみえた。いかにもそこら辺りにいそうなあんちゃんぽくて親しみ感じた。彼に初めて魅力を感じた。たまにはこんなすっとこどっこいの役もいいんじゃないかな。ひょんなとこから男性ファン拡大にも繋がった? なんて思えた。そんな感じです。 【3737】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-01-12 21:54:43) |
23.《ネタバレ》 ジュードとおじいさんのやり取りはいい感じでした。第一ラウンドは緊張感バツグンです。第二ラウンドは途中で刑事がジュードであることが分かったので純粋に一人二役の映画なのかと思いましたが、おじいさんを騙すための変装だったんですね。第三ラウンドのゲイ展開は突然ですね。金も名誉も手に入れたおじいさんが、若い奥さんを寝取られた相手とはいえ、美系のジュードとやり取りをするうちに突然目覚めてしまったのでしょうかといった感じです。ベッドに行くまではいい流れと思いました。そのままジュードとおじいさんがベットで戯れているところに奥さんがきてどうのこうのという展開のほうがおもしろそうですが違いました。ジュードが銃を無防備にベッドに置いて横たわるのはいけないですね。あれ?なんでと思いました。ゲイ展開より、その点が腑に落ちないです。二人の演技はいいので、その点は楽しめます。 【大谷イレブン】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-03-07 00:44:47) |
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22.《ネタバレ》 ストーリー開始から8割まではとても面白かった。ジュードロウマイケルケインの絶品の二人芝居を堪能。ジュードロウが最初撃たれるまでの緊迫感、Mケインの尊大狂気の表現は素晴らしいし。ジュードロウが騙すのくだりには驚かされ、またMケインの怯えた演技はまたまた素晴らしい。ただ、それ以降は盛り下がり(ゲーム的な展開が読めて)最後のゲイ的な展開には?だし、ラストは解釈が出来なかった。そんな自分が残念。これだけ素晴らしい内容だと解り易い結末でも良かった気が。惜しい。 【タッチッチ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-23 18:12:48) |
21.《ネタバレ》 予告の音楽とジュードロウ主演ということに惹かれてレンタルしましたが、割とおもしろかったです。予想外なストーリー展開と、いつ登場するか期待ハラハラの「謎の奥様」が、この作品の魅力という気がします。 【windance】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-04 05:39:46) |
20.《ネタバレ》 とてもつまらなかったです。 実をいうと監督とキャストにつられて録画する気になったのですが、俳優としてはともかくブラナーは作り手にはあまり向いていないのではないかと思いました。 老獪でリッチな作家、浪費家で尻軽な妻(出ては来ないが)、美形で貧乏な若い男、ああなんというつまらない設定でしょう。 ここからどういう新味が出てきて、見るものを退屈させない展開へ導くというのでしょう。それはとうていムリというものだ。元ネタがどうとかいう言い訳は関係ない。 それになあ、あのハイテク屋敷はダメだ。大失敗。 そこに住む人に対する想像力をすべて拒絶するハイテク仕様の家。そこを狙ったとはいえ、ヨケーに舞台ぽくしてしまって少ないリアリティをさらに少なくした以外の効果はなかった。 ブラナーが出るものはともかく、ブラナーが作ったものはもう見る気がしないですね。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-10-29 14:48:37) |
19.《ネタバレ》 ここ数年のジュード・ロウの作品の中では、彼の演技力や魅力が一番発揮された作品なんじゃないかと思いました。 【ぷっきぃ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-15 03:17:08) |
18.《ネタバレ》 警察のネタバラシまでは良かったけど後半はだらける。 前半8点 後半4点 平均6点です 【ミッド】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-05-09 01:08:03) |
17.《ネタバレ》 予備知識なしで見たので、予想外の展開にドキドキしました。キャスト二人で映画作れるんだと云う事にもビックリ。 【juju】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-04-30 21:16:27) |
16.私はマイケル・ケインのミステリアスなタヌキっぷりや、イケメン・ジュードの切れっぷりを面白く堪能させてもらいましたが、いかにも元が舞台劇って感じですね。それも密室の対話劇なので、生活観のない豪邸のハイテク仕様を見せたり、部屋から部屋へ移動しての会話、家の外からの侵入、そして細かい表情まで見える役者のアップの多用などで、いかに「舞台では出来ないことをしてみました!!」と主張しようとも、飽きる人も多そうな感じ。映画向きの題材でないような気がしました。とはいえ、こういう心理戦や、男のぎりぎりのエロ(!)が好きな人ははまるでしょう。あとはオチの好みかな…。第3ラウンドの評価が分かれるところみたいですが、まあありかと。始めから顔をすんごい近接させたりで、怪しい雰囲気ぷんぷんだったし、結局は罠だった…のですよね?結末はやや拍子抜けですが、一応納得です。でも変装(第2ラウンドのしめ)が一番面白かったな。…舞台劇の映画化という目で見てましたが、これ、2度目の映画化だったんですね。最初の映画化ではマイロ役をマイケル・ケインが!知ってる人は知ってる名作なんだ~観てみたいなあ。じゃ、30年ほどしたらジュードがアンドリュー役ですか。是非やって欲しいですね♪(気が長い話…) 【あっかっか】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-04-29 13:34:37) |
15.大好きなジュード・ロウの演技はもちろん、製作に加わってたり、あっと驚くところに+1点大サービス。くどくてちょっと飽きてくるのがもったいない・・・。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-04-05 14:24:17) |
14.《ネタバレ》 ケインもロウも好きだが、さすがに二人芝居を2時間見せられるとしんどい。変装には全く気づかなかくて、そこで「おっ!」と思ったが、その後また眠くなった。ロウは試合に勝って勝負に負けたんだろうが、あれほど試合にこだわる奴ならそれもまた本望か。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-03-29 17:08:05) |
13.《ネタバレ》 どこまで屈辱に耐えられるか、「男」と「男」をかけた心理戦。72年度版も観ましたが、同じような密室劇でラストが一線を超えてしまったルメット監督の「デストラップ」の方が記憶に残ってます。全部、マイケルケインです。この人、私生活はどうなんだろう? 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-06 22:00:27) |