2.《ネタバレ》 第一次世界大戦時の戦闘機戦の映画という事で観ました。
CGを使った戦斗シーンは迫力はあったのですが、本当に
あのように弾道が見えるのでしょうか?
ドイツ空軍を描いた「ブルーマックス」では、見えていませんでした。
▼結局仏軍のラファイエット隊という米国ボランティア軍の青春群像劇でした。
米国を出発する時のやり取りで、誰が無事凱旋出来るかが読めてしまい
ましたが、黒人のパイロットには吃驚しました。本当だったのでしょうか?
地上戦まで出てきたのにも呆れました。この場面が一番緊張感に溢れていました。
▼ジャン・レノはさすがに大物らしく中々良かったです。ルシェンヌを演じていた
女優さんはあまり見かけない女優さんでしたが、なかなか可愛くて、色を
添えていました。▼「ブルーマックス」のような貴族と平民の格差は当然の事ながら
ありませんでした。従って、騎士道みたいなイメージも殆ど感じられず、見方によっては
本映画の中でも独軍の方がかっこよく見えてしまいました。特に撃墜王や「黒い鷹」
などは、如何にも貴族という感じがしていました。独軍の飛行船によるパリ攻撃は、
本当にあった話か否かは不明ですが、なかなかスリルもあり面白かったです。