14.《ネタバレ》 予告編を見ると、日韓米を代表するスターの競演に、特殊能力を持つ男を巡るワールドワイドなアクション・スリラー大作だと思うだろう。しかし、内容は自分自身に酔っているナルシスト3人を延々と映し出しただけ。映像美は圧巻だが、全然救えていない。まるでマリック監督の『ツリー・オブ・ライフ』ばりの予告編詐欺。映画館で観ていたら激怒ものだろう。現代のキリストを象徴するシタオの名前はゴーダマ・シッダールタから来ているらしく、西洋のキリスト教と東洋の仏教の交差を観念的に描いたと解釈できるが、「だから何だ?」で済まされる話。トラン・アン・ユン監督は、脚本書かないで、演出だけやっていればまだマシな映画を撮れる気がする。 |
13.ジャニさん的には表に二度と出したくない黒歴史?木村さん的には友達できた映画?ちゃんと脚本読んで受けたのかな、、、監督名だけで決めちゃったのかな、なんて思っちゃいました。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2014-11-11 15:43:16) |
12.《ネタバレ》 トラン・アン・ユン監督どうしちゃったの・・・・。 そしてシタオってどこの名前・・・・?シタオ君。なんかタジオ君(ベニスに死すの)を思い出す語感…。 なんか感想それだけです…。 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 1点(2012-03-27 21:57:01) |
11.私もまったく↓の方に同感、突っ込みどころも同じです。いやーこれだけ見続けるのが苦痛だったのは久しぶりです。これだけレビューが少ないのも納得です。何で探偵はすぐ見つかったのか?なんで警察でシタオを見つけたのに見逃すのか??おいおい。久しぶりに画面に向かって叫びました。自慰映画以外の何物でもない。 【たかちゃん】さん [ブルーレイ(字幕)] 1点(2011-05-08 15:38:11) |
10.《ネタバレ》 この映画を観ながらの私の動き内訳; 「だから何??」とつぶやくこと20回 「意味わからん」とつぶやくこと10回 「イライラするなぁ!!」とキレること5回 「もうつまらなすぎてDVD止めたい」と思うこと3回 てな感じになっております。 これは本当にひどかった。メインの三俳優がそれぞれに自分がやりたかったことを無理やり詰め込んだんじゃないかと思うくらいの感じ。それくらい三人の関係性が乖離してしまっている。無理やり三者三様のストーリーを一つの作品中に見せられて、つながらないわ理解できないわ、はなはだ迷惑である。某富豪の息子で失踪中というシタオ(=木村拓哉さん)、それを探すクライン(=ジョシュ・ハートネットさん)、シタオに女を拉致?され彼を追うドンポ(=イ・ビョンホンさん)、そんなうっっっっ・・・っっっすいつながりを基にストーリーは展開。彼らが交わるのもほんの一瞬。これならキャラ別に別々の映画つくりゃ良かったんじゃないの??出来の悪さに閉口。 そもそもクラインはシタオと同じように失踪した探偵の人を速攻で見つけます。どうやったんだ??それが出来るならシタオもすぐ見つかるだろう、とか思ってたら警察署で彼を発見!!にも関わらずそこでは追いかけもせず、後に街を駆けずり回って探す羽目に。あぁもう、この時点でグダグダ。 シタオはシタオで、ずっとキリスト。事前に彼の特殊能力のフリすらなく、私、ついていけず。トロい??普通ならついていけるレベルなのでしょうか。彼自身の意思が何も見えず、映画の中でキリストごっこに興じる彼も同じく興ざめ。 ドンポ。ぶっちゃけただのマフィア。ある意味この映画では一番まとも。女を愛するし、奪った男に怒りをあらわにするし、一番人間性が見れました。ただ彼もやはり独りよがりな演出。物語の大筋に絡んでこないキャラに過ぎず、彼の必要性は特に見当たらず。 こんなに批判に終始したレビューも久しい。0点も久しい。そういう意味のインパクトという点では近年で最高です。久し振りに底の底を見たいという方はどうぞご鑑賞を。 ※個人的な意見ですのであしからず 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 0点(2011-02-02 23:11:54) (良:2票) |
9.《ネタバレ》 十字架は美しい。なぜなら十字架は「痛み」を通過しているから。本物の「美」とは「痛み」を通過したもの。らしい。芸術家は猟奇殺人犯となり作品に「痛み」を与え「美」を完成させる。その男に同化したジョシュ・ハートネットの役どころは「美」を知る者といったところか。地獄を見てきた末にマフィアのボスとなったイ・ビョンホンは癒しようのない「痛み」を抱えて生きている。木村拓哉は全ての「痛み」を受け入れる現代のキリスト。つまり「痛み」を抱え続ける者と「痛み」を受け入れる者の拮抗を、そこに「美」を見出す者というSM的な感受性を持った男が見て興奮する物語、なわけないが遠からずではないか。にしても十字架にはりつけはともかく、「ファザー!」とか「許す」とか“僕キリストです”てのが露骨すぎ。「美」といえばトラン・アン・ユン監督の十八番。監督が自らの武器であるところの映像の美しさについて、上っ面の「美」じゃないよと宣言しているかのよう。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-01-25 14:27:07) |
8.とにかくストーリーがつまらない。面白そうなのは雰囲気だけ。 配役云々は,とりあえず見られるだけのストーリーを構成した後の話しでしょ。 【Yu】さん [DVD(字幕)] 2点(2010-08-23 13:23:05) |
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7.《ネタバレ》 ジョシュ・ハーネット、木村拓哉、イ・ビョンホンと言うキャストありきで製作したのかと思うほど、ストーリーに面白味を感じない。 サスペンスタッチでクールな感じは出しているつもりのようだけど、全然クールじゃないからね。勘違いしないように。 まぁ、3人に興味があればともかく、興味がなく、かつスプラッタシーンが苦手な人は観ない方がよいと思う。俺はスプラッタシーンが苦手だから2点にしておく。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 2点(2010-08-23 00:13:51) |
6.ジャニーズアレルギーの私にとって、キムタクは最強最悪なアレルゲンで有り続けているのだが、この作品を観たことで、ほとんどしゃべらずに呻いたり叫んだりしているだけの彼ならむしろ心穏やかに見ていられるという発見があった。「KIDS」ていう超つまんない邦画と同じく、キャラの特性(特殊能力)が単なる見せびらかしに終わっていて、これもやっぱり「だから何?」で終了するつまんない作品になっちゃってました。トホホ。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-08-07 22:16:04) |
5.どこかの芸大生がWindows Media Playerで作ったかのような作品。音楽のセンスがもの凄くダサい 【カップリ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-08-04 06:39:15) |
4.《ネタバレ》 全編通して生理的嫌悪感を抱かせるシーンが続きます。恐らく監督としては敢えてそれらのシーンを通してテーマを伝えたいのだと思います(一応自分の中での本作の解釈は出来たと思うのですが自信がないのでここでは書きません)。ただちょっと度が過ぎた気がして、作品が訴えるものより嫌悪感が勝ってしまったように思います。残念。ただこの作品からイ・ビョンホンが好きになりました。今まで韓流スターには全く興味がなかったんですけどね。欧米のスターに引けをとらないものを感じます。 【666】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2009-08-19 19:39:31) |
3.《ネタバレ》 まずこのキャスティング自体“明らかにファンの多い日本向け、もしくはアジア向け”。それで集客を稼ごうという魂胆が見え見えで嫌気を感じたんだけども、いかんせん監督がトラン・アン・ユンではないか。あの「青いパパイヤの香り」は素晴らしかった。きっとこの監督ならと信じいたけど、どうも“らしさ”がなく新しい試みをして失敗しちゃった感じ。三者三様の痛みを描き、キリストの受難を現代的に描いているが、痛みを直す能力も結局解明されておらず、あたかも神の力である。いくつかのエピソードを絡ませて終結を迎えるが、どうもしっくりこなかったのは個々のエピソードの焦点がぼやけているからだと認識した。それに、信仰心のない人がみても意味不明だし、そもそも宗教色が散漫な日本人が観ても理解し難いだけである。ただこの監督はやはり人物や自然の撮り方が巧い。「ノルウェイの森」に期待! 【シネマブルク】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-07-10 12:17:01) |
2.《ネタバレ》 残酷なシーンも、サスペンス要素を盛り上げ緊張感を高めるためなら意味があるだろう。しかしこの映画ではそうではない。血なまぐさい場面が、だらっだら延々と続くだけ。 不快。極めて不快。 キムタクは常に血まみれで、どういうわけか怪我人を直す不思議な力があるらしい。ハートネットはキムタクを必死で探すでもなく、以前の猟奇殺人の犯人を思い出してはわめきちらしている。イ・ビョンホンは仕事をミスした部下を金槌でぶっ叩いて殺し続ける。 それぞれ全部、気持ち悪い。そして全部、話として面白くない。 最後のシーンでキムタクがキリストに模されていることが暗示される。一応その不思議な力とか、自分を犠牲にして他人を救っていることの説明にはなるわけだ。しかし、だからどうしたというのか。それでこの映画のつまらなさが変わるわけではない。その程度の理由付けで、この映画の全編にわたる不快さを正当化できると思うなよ、と もしかして、男性スター3人の裸の上半身を見せることが主眼の映画じゃねーの? それだけじゃあまりにも露骨なんで、一応映画としての体裁ととのえたるか、みたいな。 【佐吉】さん [映画館(字幕)] 0点(2009-06-28 01:30:18) (良:2票) |
1.《ネタバレ》 『青いパパイヤの香り』『夏至』『シクロ』と、寡作ながら圧倒的な映像美を誇る傑作を放ち続けているトラン・アン・ユン監督の久々の新作。キムタクが出ているということで、賛否は両論だが、トラン・アン・ユン監督の作品なら、そんなの全然気にならず。しかも音楽を、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ作品で素晴らしい音楽を披露したグスターボ・サンタオラヤが担当。トラン・アン・ユン監督が放つ映像美とのコラボレーションに期待が膨らんだ。さてさて、内容だが、はっきり言って解りにくい。少なくとも一般受けしそうにないストーリー展開であった。又、最後も言いたいこと、結論めいたものは明確には伝わってこず、消化不良のまま映画館を去った人が多かったのではないだろうか。でも、私個人的には大満足とまではいかないまでも、楽しむことはできた。フィリピンや香港などのアジアの躍動感と神秘性が伝わってくる美しい映像、それに呼応するかのように“鳴り響く”グスターボ・サンタオラヤによる叙情的なBGM、アメリカ・フランス・韓国・日本のイケメン俳優による競演、そういった部分だけで十分に楽しめたのだ。特に映像センスに関しては、さすがはトラン・アン・ユンといった貫禄で、極端に言えば、ストーリーが何だっていいような気さえした。それだけ、トラン・アン・ユン印の映像美は素晴らしい。この作品の魅力はその一言に尽きるわけで、キムタクの演技や、イ・ビョンホンの存在価値の不明さや、ストーリーの意味不明などは、別に取るに足らないのではないだろうか。監督の奥さんでもあり、監督の全ての作品で重要な女性役を演じているトラン・ヌー・イェン・ケーだが、本作ではかつてのイメージを覆すような熱演を見せていた。さすがに歳を取った感は否めなかったものの、それでもスタイルはまだ美しいし、独特の雰囲気もまた良い。ダテ男揃いの俳優陣の中で、一際かっこよかったのが、韓国代表のイ・ビョンホン。特に、紫のシャツを着て、カチっとキマったグレーのスーツを着込んで颯爽と歩くシーンは、かっこよすぎる程かっこよかった。ほんと、男が惚れるほどのかっこよさだ。しかもそこにグスターボ・サンタオラヤの音楽が挿入されると、効果倍増!こんな雰囲気で最初から最後までひっぱってくれたら、傑作間違いなしだったのになぁ。 【にじばぶ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-25 02:34:04) |