きみがくれた未来のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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きみがくれた未来

[キミガクレタミライ]
Charlie St. Cloud
2010年上映時間:99分
平均点:5.83 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-12-23)
ドラマ青春もの
新規登録(2010-10-03)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2017-07-27)【+】さん
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監督バー・スティアーズ
キャストザック・エフロン(男優)チャーリー・セント・クラウド
チャーリー・ターハン(男優)サム・セント・クラウド
アマンダ・クルー(女優)テス・キャロル
ドナル・ローグ(男優)ティンク・ウェザビー
キム・ベイシンガー(女優)クレア・セント・クラウド
レイ・リオッタ(男優)フロリオ・フェランテ
デイヴ・フランコ(男優)サリー
森田成一チャーリー・セント・クラウド(日本語吹き替え版)
林勇アリステア・ウーリー(日本語吹き替え版)
田中秀幸フロリオ・フェランテ(日本語吹き替え版)
音楽ロルフ・ケント
撮影エンリケ・シャディアック
製作マーク・プラット
ユニバーサル・ピクチャーズ
製作総指揮マイケル・フォトレル
ライアン・カヴァナー
配給東宝東和
特撮リズム&ヒューズ・スタジオ(視覚効果)
美術アイダ・ランダム(プロダクション・デザイン)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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6.《ネタバレ》 当初は死んだ弟と森でキャッチボールをするのは主人公の妄想だと思って観ていて、その妄想によって現実を蔑ろにして生きているのをヒロインが出てきて何か出来事が起き、弟の死を過去として捉え乗り越える。
って流れにするのかと思いきや、まさかの本当に霊が見える設定だとは。。
瀕死のヒロインの霊(生霊)と話して助けに向かうという設定にすることで、これまでの弟との対話が主人公が辛い現実から逃避するために生まれたもの(妄想)ではなく、本当にただ霊と話していたって設定になってしまい、一気に陳腐になった気がする。。
ファンタジー要素を中途半端に入れたせいで完成度が低くなったかな。
ザックエフロンがかっこいいのは分かったから5点!
まっつんさん [DVD(字幕)] 5点(2020-04-14 00:55:45)
5.《ネタバレ》  こんなに可愛くって、しかもレッドソックスのファンな弟がいるだなんて、全くもって主人公が羨ましい。

 一応、本作には女性のヒロインも登場しているのですが、明らかに「男女のロマンス」よりも「兄弟の絆」を重視した作りになっていますよね。
 大人な自分としては、自然に兄の側に感情移入し
(こんな可愛い弟がいたら、そりゃあ楽しいだろうな)
 と思えた訳ですが、多分コレ、幼い子供が弟の側に感情移入して観たとしても
(こんな恰好良いお兄ちゃんがいたら、きっと楽しいだろな)
 って思えたんじゃないでしょうか。
 そのくらい「理想の兄弟像」が描けていると思うし、兄を演じたザック・エフロンも、弟を演じたチャーリー・ターハンも、素晴らしく魅力的だったと思います。

 「主人公は幽霊と会話出来るし、触れ合う事も出来る」という設定の使い方も上手かったですね。
 特に序盤の、サリバン中尉殿とのやり取りなんて、凄く好き。
 出征して戦死した友人に対し「俺も一緒に行けば良かった」と悲し気に訴える主人公と「来なくて良かったんだ」と笑顔で応え、静かに立ち去る友人。
 ベタなやり取りなんだけど、じんわり心に沁みるものがあって、とても良かったです。
 「実はヒロインも幽霊だった(正確には、仮死状態による生霊?)」というドンデン返しについても、彼女が墓場で眠っていたという伏線なども含めて、鮮やかに決まっていたんじゃないかと。

 それと、この映画って「何時までも死者に囚われていないで、前を向いて生きるべき」という、ありがちなテーマを扱っている訳だけど、それがちっとも陳腐に思えなかったんですよね。
 何せ本作においては「主人公は幽霊と会話出来るし、触れ合う事も出来る。たとえ幽霊でも弟と一緒にいれば、弟が生きていた時と何も変わらない、楽しい日々を過ごせる」という設定な訳なのだから、主人公が世捨て人のような暮らしをしていても納得出来るし、自然と感情移入出来ちゃうんです。
 この手の映画の場合、いつまでもウジウジ悩んでいる主人公に共感出来ず、むしろ主人公を励ます側の目線で観てしまう事が多い自分ですら、本作に限っては完全に主人公側の目線で観る事が出来た訳だし、これって何気に凄い事なんじゃないでしょうか。
 「良くあるタイプの映画でも、設定や描き方に一工夫加える事によって、独特な味わいになる」例の一つとして、大いに評価したいところです。

 弟とのキャッチボールに、恋の悩み相談、雨の森ではしゃいで遊ぶ姿なんかも非常に楽し気に描かれており
 (このままずっと、兄弟一緒の世界で生きていくのも、それはそれで素敵な事じゃないか……)
 と思わせる作りになっているのも、凄いですよね。
 「死者に囚われて生きる事」を決定的に否定するような真似はせず、むしろその生き方の魅力を存分に描いておいたからこそ、終盤における主人公の決断「弟と共に過ごす日々よりも、愛する女性の命を救う事を選ぶ」行為にも重みが出てくる訳で、この前後の繋げ方は、本当に良かったと思います。

 約束の森で、一人ぼっちになった弟が「兄は自分よりも大切な存在を見つけたんだ」と悟ったかのように、寂しげに立ち去るも、恨み言などは一切口にせず「お兄ちゃん」「好きだよ」と呟いてから消えゆく様も、本当に健気で……観返す度に瞳が潤んじゃうくらい。
 ラストシーンにて、以前のように会話する事も、触れ合う事も出来なくなってしまった兄弟が「それでも、何時かまた会える」「会えない間も、いつまでも俺達は兄弟だ」と約束を交わす終わり方も、凄く好きですね。

 冷静になって考えてみると、肝心のヒロインには魅力を感じなかったとか、弟がお兄ちゃんにしか執着してないので両親の置いてけぼり感が凄いとか、色々と難点もある映画なんですが……
 眩しいくらいの長所の数々が、それらを優しく包み込んで、忘れさせてくれた気がします。

 「面白い映画」という以上に「好きな映画」として、誰かにオススメしたくなる一品でした。
ゆきさん [DVD(吹替)] 8点(2019-11-07 06:36:42)(良:1票)
4.《ネタバレ》 年若いイケメンにさして興味のない自分はザック・エフロンにも萌えないんですけど、こういう正統派アイドルって良いですね。良くも悪くも作品をその人色に染めてしまうオーラがある。スクリーン上で輝くスターの存在は訳も分からずありがたい気持ちにさせられ、思わず手を合わせて拝みたくなりますな。「ご来光」感覚?
物語の前半で私は「普通の人々」(80)を思い出していたのですが、家族の一員を事故で亡くした家族がその悲しみから立ち直れず崩壊していく様を真摯に見つめていたアチラの作品に比べると、こっちはずいぶんと軽い。墓守の隠遁生活を送る主人公を、街の人たちは「頭がおかしくなった」と噂するのだけど、いやいや、ぜんぜん爽やかな好青年ですよ、「壊れた感」は微塵もありません(苦笑)。この辺ですでに、この映画は本来の物語とは別物になっちゃってるんじゃないかと思う。原作と比べて主人公はずいぶん若いみたいで、世捨て人歴がぜんぜん浅くて青春期の回り道程度の蹉跌。それに加えてザック・エフロンですもん。そりゃもう輝かしい未来が待ってない訳がない。だってザック・エフロンだもん。(理屈になってない)
途中の展開が意外で、なかなか技アリな転調ですが、あとはもう思った通りに気持ち良く話は進んでいく。キム・ベイシンガーとレイ・リオッタの無駄遣いもアイドル映画らしい。2人とも自分の子供のためにこんな端役を引き受けたって言うんだから、どんな「お土産目当て仕事」なんだか。
休日に家族で観るのが調度いいって感じの作品ですね。心がぬるめに温まります。
ポッシュさん [DVD(字幕)] 6点(2017-08-01 09:52:58)(良:1票)
3.毎年、事件事故で亡くなる人は1万人以上はいるだろうし、若くして病に冒され亡くなる人も数多くいるでしょう。遺された者は故人との思い出と共に過去に生きる事になるわけですが、所詮過去を生きる事はできないわけで、いつまでもそれじゃイカンよという話。生と死についての感度や死者への想像力が問われる作品であり、ガンに冒された救命士の台詞が印象的。泣ける感動作ではないが、静かで深い感動がある。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-09-24 11:20:48)(良:1票)
2.《ネタバレ》 導入のパートだけで、設定や描写の安直性が透けて窺える出来なのですが、やはりそのまんま底の浅い内容でした。弟を失ってどうのこうのとしている割には、出発点の兄弟の関係性がそれほど突っ込まれていないし、回復の過程にしても、着地点ありきなくらい安直です。適当にかぶせているだけの音楽がさらに輪をかけています。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-13 20:32:30)
1.う~ん、レンタル屋では、泣けると書かれていたので、期待して観た分、可もなく不可もなく..物語としては良いが、平凡な作品...
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-25 12:55:34)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.83点
000.00%
100.00%
200.00%
3116.67%
400.00%
5116.67%
6233.33%
7116.67%
8116.67%
900.00%
1000.00%

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