紅の翼(1954)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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紅の翼(1954)

[クレナイノツバサ]
The High and the Mighty
1954年上映時間:147分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1954-09-14)
アクションドラマアドベンチャー
新規登録(2011-07-04)【S&S】さん
タイトル情報更新(2017-01-17)【S&S】さん
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監督ウィリアム・A・ウェルマン
助監督アンドリュー・V・マクラグレン
キャストジョン・ウェイン(男優)副操縦士ダン・ローマン
クレア・トレヴァー(女優)メイ・ホースト
ラレイン・デイ(女優)リディア・ライス
ロバート・スタック(男優)サリバン機長
ジャン・スターリング(女優)サリー・マッキ―
ジョン・ハワード〔1913年生〕(男優)ハワード・ライス
ロバート・ニュートン(男優)ギュスターヴ・パーディ
ポール・ケリー〔男優・1899年生〕(男優)フラハティ教授
ウィリアム・ホッパー(男優)ロイ
シドニー・ブラックマー[男優](男優)ハンフリー・アグニュー
ウィリアム・シャラート(男優)ディスパッチャー
ロバート・イーストン(男優)(ノン・クレジット)
音楽ディミトリ・ティオムキン
作曲ディミトリ・ティオムキン"The High and the Mighty"
撮影アーチー・スタウト
製作ジョン・ウェイン(ノン・クレジット)
特撮ロバート・A・マッティ
美術ラルフ・S・ハースト(セット装飾)
パトリック・ウェイン〔1939年生〕(ノン・クレジット)
編集ラルフ・ドーソン
録音ジョン・K・キーン
その他ディミトリ・ティオムキン(指揮)
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 なんでもシネマスコープで撮られた初の航空映画なんだそうです。監督は第一回オスカー作品賞をゲットした空戦映画『つばさ』を撮ったウィリアム・A・ウェルマンですからもう適役です。内容は元祖『大空港』にして空飛ぶ『グランド・ホテル』と言えるでしょう。ホノルルからサンフランシスコに飛ぶ旅客機に乗っている17人の乗客と5人の搭乗員にほぼ限定したストーリーなので、『グランド・ホテル』形式のストーリー・テリングには持って来いなわけです。冒頭で空港のカウンターで職員がチェックインする乗客たちの素性をスチュワーデスに詳しく解説してあげるところは、もう『グランド・ホテル』形式そのものですね。スチュワーデスに「あなたはなんでそんなにゴシップに詳しいの?」と聞かれて「前職はホテルマンだったからさ」と答えるところは爆笑でした。これはもう脚本家が“『グランド・ホテル』のパクリです”と舌を出している様なものですからねえ。乗客たち個々のエピソードの方は、各キャラの描きわけが明確ではないところが残念でした。 時代なので旅客機はレトロな四発プロペラ機です。与圧もされていないので飛行中にドアを少し開けて重量物を投棄するなんて、現代のジェット旅客機では絶対あり得ないこともできたりします。事故と言ってもエンジンが一基破裂するだけで航空スペクタルとしては物足りないですね。夜間の海上を飛行するところはかなりチャチなミニチュア撮影ですが、『ゴジラ』と同年の製作だと思えばまあ仕方ないですかね。ジョン・ウェインは心に傷を負った初老の副操縦士で、ちょっとしょぼくれたところがいつもの彼とは違ったヒーロー像です。彼がいつも口笛で吹くテーマ・ソングはけっこうポピュラーになっていて、メロディーを聞いたことある人は多いと思います。でも口笛を吹くジョン・ウェインと言うのは、あまり様になっていませんでしたね。 本作は主演をハンフリー・ボガートにする構想だったのが頓挫し(確かにボギーだったら口笛が似合うキャラクターですよね)、製作者だったジョン・ウェインが出演することになったそうです。でも航空映画なのでジェームズ・スチュアートを主演に持ってきたら良かったのにと思うんですが、いかがでしょうか。 今ではすっかり忘れ去られてますが、民間航空パニック映画というジャンルへの道を拓いた恐竜進化における始祖鳥みたいな重要性を持つ作品だと思います。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-02-25 00:03:50)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

1954年 27回
助演女優賞ジャン・スターリング候補(ノミネート) 
助演女優賞クレア・トレヴァー候補(ノミネート) 
監督賞ウィリアム・A・ウェルマン候補(ノミネート) 
オリジナル主題歌ディミトリ・ティオムキン候補(ノミネート)"The High and the Mighty" 作曲
作曲賞(ドラマ)ディミトリ・ティオムキン受賞(劇・喜劇映画音楽賞 として)
編集賞ラルフ・ドーソン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1954年 12回
助演女優賞ジャン・スターリング受賞 

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