5.《ネタバレ》 冒頭から中盤まではホラーと言ってもコメディ・ホラー?というライトなテイスト。今や霊媒師の往年の有名女優が登場したあたりから少々方向性が変わり始め、どう見ても死亡フラグの立ってる老人の登場でリアル・ホラーに進路決定、そして終盤のまさかの展開へ。
ユニークな作りと言えるでしょうね。サラ・パクストンさんのキュートさと突然の悲報が作品全体の流れを作ってるという感じ。このままコメディ・ホラー?とある意味安心してサラのキュートさを楽しんでいたら思いっきり蹴っ飛ばされて終わる感じです。作り手の狙いはそこなんでしょうね。決して遊び半分に幽霊探しや心霊スポットに行ってはいけません!というユーチューバーとかに向けた警鐘ではないようです。
評価は難しいですね。純粋にホラーとして観れば、ありふれたストーリー&事の真偽は放りっぱなしという決して褒められない作品。コメディ・ホラーとして観れば、まさにヒロイン然としたクレアをあっさり殺し過ぎ。その後のルークの沈痛な表情も興覚め感しか呼び起こさない。冒頭から中盤までのダラダラ感もよろしくないです。
サラ・パクストンさんの魅力に+1点としても限りなく5点の6点献上かな?という感じでした。