恐怖新聞(2011)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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恐怖新聞(2011)

[キョウフシンブン]
2011年上映時間:71分
平均点:4.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-05-21)
ホラー漫画の映画化
新規登録(2012-12-12)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2022-10-05)【イニシャルK】さん
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キャスト近野成美(女優)雨宮しずく
相馬圭祐(男優)永森隆太
杉浦亜衣(女優)
宮川一朗太(男優)高清水学
イワゴウサトシ(男優)
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2.《ネタバレ》 原作は懐かしい。この映画はあまり原作を思わせるところはないが、頼んでもいない新聞が来て生命が縮むというのは最低限のところを押さえたようには見える。ただし見出しは読んでも支障ないという設定が勝手すぎるのと、メリーさんの登場が原作のイメージからは若干ずれている。そのメリーさんもまめに電話をよこすわけでもなく、注意事項を1回だけというのは本来のあり方ではない。

ストーリー的にはそれなりに作ってあったようではあるが、配達員とか発行元はいいとして、主人公の友人の意味付けが微妙だった気がする(よく考えていないがすっきり説明がつくのかどうか)。
また自分としては、特に主人公とヒロインとの関係性をもっとしっかり描写してもらいたかった。昔の悔いを晴らす意味もあったにせよ、今回はこの相手が本気で大事と思ったからこそ助けたというのが本筋だろうと思うが、それを象徴するものが手作りストラップ(餃子)というだけでは弱い。また主人公にはこの先2週間程度しか残されていないはずだが、それでも最後は達成感があったのか、それより悲壮感とか空しさがあったのか(どうせ死ねば速やかに忘れられる)というようなことがよく見えない。ラストでは背景事情の説明の方が前面に出てしまい、主人公の心情は曖昧なまま終わってしまった気がする。
なお個人的には、ヒロインの体調が悪かったときに「だからほら、そのマスクしてくださいよ」と不機嫌な口調で言ったあたりがその辺の普通の女子のようで親近感を覚えたが、その後に刃物を構えた場面の凶悪そうな様子がいかにもありきたりで、ここで見る側としての好意が失われてしまったのは残念だった。

ほかどうでもいい感想として、2日分の新聞を並べて見る場面があったので、過去の新聞が消えるわけでもなく残るのなら、そのうち古紙回収に出さなければならないくらい溜まるのではないかと思ったが、あと2週間程度ならまあいいかも知れない。
また登場人物として、サークルの眼鏡女子は嫌いでない。この人と仲よくなって、物理現象を起こす霊は必ず物質でなければならない、などという話を聞かせてもらいたい。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 3点(2019-10-23 23:20:42)
1.《ネタバレ》 恐怖新聞は呪殺プログラム?新聞配達人が鬼形と因縁浅からぬ同級生であった事から、まるで同級生が主人公を呪い殺そうとしている印象を受けます。「許さない」なんて恨み節まで吐いていますし。しかし呪いの主は同級生ではありません。そもそも10年程前の恨みを、今になって晴らす必然性がありません。新聞を送りつけている呪術主は、ラストカットで明かされます。主人公のバイト先、喫茶店すずらんのマスター。恐怖新聞の入った棚に、呪いの人形をしまう姿が示されています。何故、マスターは鬼形を呪う必要があったのでしょう。いや、何故恐怖新聞を送りつけたのでしょう。何十年も続いている喫茶店。そのマスターは年齢不詳。霊気探知機もマスターに反応していました。棚の数だけ恐怖新聞を送っているとしたら…奪った寿命でマスターは不死を手に入れていると推測されます。恐怖新聞は呪殺が目的ではなく、永遠の命を実現するためのシステムだった?!ちなみに、喫茶店名“すずらん”は毒草です。花言葉は幸福とのこと。なるほど。おそらく日刊は撒き餌。本命は号外で寿命を一挙に獲得すること。今回は上々の成果と言えるでしょう。童顔俳優の宮川一朗太をキャスティングしたのも道理というワケ。この設定は面白いと思いました。ただ、お楽しみの謎解きは淡泊過ぎて拍子抜け。主人公の“50年”の扱いもあまりに軽いと感じました。彼が命をなげうったのは“贖罪”のため?それとも愛する彼女を救うため?彼の葛藤はテーマの根本を成すもの。ドラマ処理が不十分でした。やはり映画で70分は短尺。もっともっと恐怖新聞の世界を楽しみたいと思いました。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 5点(2012-12-16 21:58:52)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 4.00点
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100.00%
200.00%
3150.00%
400.00%
5150.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
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