9.映画が始まったとたん興味をそそらない絵と嫌いな音楽、嫌な予感がしたが案の定だった。見ているのが退屈というかどえらくきつかった。さかんにたばこを吸っていたという印象だけが残っている。 ガーファンクルはポール・サイモンと一緒に歌う歌はそんなに嫌でなかったが、映画はどうも・・・。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 3点(2012-03-09 20:46:25) |
8.終始陰鬱間漂う作品世界はなかなか心地よくはあるのだが、各シーンの細かい切り方や順序の入れ替えなど、最初から最後までほとんど同じような構成で進められると、途中からはかえって単調になってしまう。作品としての存在感はあるが、中身は印象に残らない。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-08-10 23:04:12) |
7.時間軸をずらし、サスペンスに満ちた展開で見せる。 しかし、これがかったるいのなんの。 後半の見せ場こそ、それなりに楽しめはしたが、それまでが退屈だ。 それに分かりにくさが、必要以上な気がする。 男と女の感情のもつれ、ジェラシーの怖さなどのテーマが主軸だと思われるが、それをもっと骨太にストレートに見せた方が良かったのではないか? 時間軸をずらし、謎解きのごとく見せる斜に構えた演出は逆にマイナスのような気がした。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2009-08-16 23:28:13) |
6.20年以上前に見たんだけど、今でもその面白さははっきりおぼえています。時空間的に切り刻んだ表現方法はカルチャーショックでした。今ではこういう手法珍しくありませんが、これは内容共にすごい映画です。 【パキサン】さん 10点(2003-08-07 23:46:49) |
5.大好きな映画だけど、体調を整えないと、かなりキツイですね。ボタンを最初から、最後まで、掛け違えているような物語。 【ひろみつ】さん 8点(2003-04-06 11:13:02) |
4.作り方がホント上手いですね。自殺しようとした女が救急車に運ばれそれを見守る男から始まるオープニングからパズルのように回想シーンとその過程を組み立てていき、中盤から登場する刑事役のハーベイ・カイテルの現場検証という構成。始めは少し戸惑いますが次第に快感にすら思えてくる。前半では奔放な女性に振り回されていた主人公を哀れな犠牲者に見せておいて、後半ではその正体と愛の儚さを少しずつ露にしていく。テレサ・ラッセルが懇願しながら吐く「愛してよ!!」のセリフにはズドーンと重いもののしかかりました。常に今を見つめこの瞬間を生きようとする女、先の事が気になり相手を分析し束縛する事で愛を認識する男。この二人が相容れる事は無く、そして悲しい結末を迎える事ができない。当然この二人が物語の核ですが、H・カイテルはどことなくA・ガーファンクルに対しホモセクシュアルな感情を抱いているようなシーンや二人の過去を楽しんでいるかのようなシーンが挿入され、直接的に関わっていなくても彼を含めた三角関係とも観れます。「白いドレスの女」のような計画的悪女と言うよりは「ベティー・ブルー」のような憎めない感情的悪女がこの作品でしょう。この監督お得意の”振り返りアップ”のカットはハッとさせられてすごく好きです。 【さかQ】さん 8点(2002-12-04 04:12:30) |
【ケーケー】さん 10点(2002-10-06 11:43:34) |
2.素晴らしい作品。こんなうまいセリフを駆使した脚本はめったにお目にかかれません。「ジェラシー」のコメント欄があったことも嬉しい。 【チューン】さん 10点(2001-08-17 02:14:10) |
1.アート・ガーファンクル(!)とテレサ・ラッセルの破滅的な恋愛を、人間離れした構成力で観せきるニコラス・ローグの傑作。時間軸を無視したイメージの断片で知的迷宮を構成しています。ストーリー的には悪女ものですが、この作り方には当時圧倒されました。しかし近所にはビデオもない! もう一度観たい10点献上映画です。 【sayzin】さん 10点(2001-07-25 17:57:13) |