3.《ネタバレ》 3監督のオムニバスなのかなって事前情報で観始めたけど、一本の映画?
いやいや群像劇?関係あるの?ないの?って思ってたら終わっちゃった。
なんとなくそれぞれのエピソードにしみじみした笑いや空気感があって、おそらく原作の味を表現できているのでしょう。
最後のクレジットで竹中直人さん、斎藤工さん、山田孝之さんの担当パートが明らかになり、なるほどねってなりました。
ただしそれぞれのパートの絡みは効果的なわけでもなく、まぁそんなものかなって感想でした。
と、そこでwowow放送のおかげで「裏ゾッキ」なるものを観る機会を得て、こちらを確認するとなるほどねーがチラホラ。
愛知県の蒲郡市を舞台にした作品ということや、気になった演者九条さんやピエールさんのエピソードなど、興味深い内容でした。
これは2回目の鑑賞の手助けになるだろうなと。
ちょうどコロナのバタバタでみんなが苦労した時期の作品ということもあり、ビフォーコロナでもなく、ウィズコロナやアフターコロナでもなく、ジャストコロナとして、映画業界の貴重な資料にもなるんじゃないかなと思いました。
まぁ作品の内容には関係ないものとしますが、映画ってたくさんの人の関りがあって、はじめて楽しむことができるんだなと、改めて感謝申し上げる次第です。