5.《ネタバレ》 かなり期待していたのが仇になった感じ。
ノーラン弟が絡んでいるのでそういう意味でも脚本的に面白みがあり、また設定的にも新しい見たことが無いものを見せてくれると期待していったが、残念ながら映像面でもそんなに新しい感じはなく(水に沈みかけている都市の映像は綺麗だったが)、記憶潜入捜査も映像を見てるだけ、物語もそんなに斬新な話ではないミステリで、アクションも取ってつけたようなアクション(銃撃シーンは本当に必要だったか?)、何より致命的なのが水位が上がって沈みかけているという未来の設定がほとんど意味をなしていない点。物語がこの水位上昇が無くても完全に成立してしまうのが良くない。過去にすがって記憶を体験できる~ってのは別に水位である必要性がないしね。ここが非常に残念。
最後の記憶とリンクした会話は素晴らしかったが、このシーン以外に良いなと思うシーンが移動シーンだけってのが残念過ぎた。
脚本が超ご都合主義で、まず主人公がヒロインに惚れなければ話が進まない無茶っぷり。
この力推し、ダークナイトライジングを思い出すな。あとはアマルフィかな?
他にもツッコミどころがあまりにも多すぎて、途中で話に集中できなくなった。
ツッコミどころがあるのは映画としては当然あるものなので多少は良いのだけど、あまりにもレベルの低いツッコミどころ、多すぎる点はダメなんだなぁと認識させられました。
ヒュー・ジャックマンがかっこいいのが良い。キャスティングは非常に良かったかなと思いますね。
まじもったいない