2.《ネタバレ》 一生、思い出の中に残ってる女性って案外、話したこともなければ名前も知らなかったりするよなぁ。
そして、その忘れられない女性にもう一度会いたいって気持ちは分かるし、話の最後では会えてしまう訳だから、こりゃまさしく男の夢ですな。
まさに、男の夢を実現した話なのだが、再会したところでキスするわけでもなし、ただ見つめ合うだけで、一抹の虚しさも同時に感じる。
男の理想の女性に対する夢物語は、美しくもあるけど、同時に虚しくもあるわけで、見終えた後に何とも言えない切ない気持ちになった。
一方、超イケメンのスモーキーが憧れている女性ってのが、ケリー・チャンってのが納得!
彼女なら確かに、イケメンのスモーキーですら憧れるのが分かる。
「笑顔、初めて見た」っていう最後のスモーキーのセリフ、これもまた素敵!
ろくに話したこともない女性にもう一度会いたい!っていう、愚かで虚しい男の夢物語を、まさに具現化した作品で、とっても素敵で良い映画でした。
見られて良かった作品です。