23.《ネタバレ》 この話が、子どもの頃、はじめて見たコロンボドラマ。 あ~覚えてる、覚えてる、あの場面、この場面。 コロンボが被害者を演じて、倒れ込むシーン。 瓶に傷をつけるシーン。 車で、密輸船を追いかけていくシーン。 旧シリーズの最終話だったんですね。 思い入れもあって、コロンボシリーズでは一番好きな話。 【トント】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2019-04-23 09:47:34) |
22.旧シリーズ最終話ということで、気負いすぎている感じがします。ミステリー要素が弱く、警察ドラマっぽいんだ。最終話だからこそ、サラッといつも通り終わるとカッコよかったんだがな、と思いますね。 【なたね】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2018-12-27 09:53:25) |
21.《ネタバレ》 旧シリーズ最終話ということで武器商人や武器の密輸が絡む大掛かりな事件でありながらも、 あくまでも犯人vs警部、2人の攻防が軸となる、いつも通りの作品のスケールがいい。 武器を積み込んだ船が出航してしまっても諦めない。最後まで事件に食らいつく姿勢も実にコロンボ警部らしい。 ミステリとしては犯人からの仕掛けやトリックといったことに関して特筆すべきものはありません。 サインした本やウイスキーのボトル。まあ、これだけミスをしていれば警部を相手に犯人に勝ち目はありませんが、 IRAの活動家にして詩人の犯人と警部の、時折詩を交えながらのやりとりが味わい深い一編です。 【とらや】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-12-16 19:30:07) |
20.《ネタバレ》 旧シリーズの最終作なんですね。 その数45本とか! 自分のレビュー数見返したら今作で30本目。 まだ結構観てないのあるのねw まだまだ楽しめそうです。 って、いいながら幼い頃に観てるのもあったりするから、 コロンボとの付き合いは長いです(笑) もちろんテレビでやってるときにその都度その都度観るので、 決して順番通りじゃないけど、いつ見ても、何度見ても、何回見ても、面白い。 (そりゃたまにはハズレもあるけどw) それはやはり『吹き替え』の功績が大きいような気がします。 ビーター・フォークや犯人の面々はもちろん魅力的ですが、 日本語で話してくれるからこそ、幼い頃から楽しめたんだと思います。 『うちのかみさんがね…』なんて言い回しも最高。 改めて吹き替えの素晴らしさを再認識しました。 さて、今作レビューですが、 被害者があんなバカでかい本をコートのポケットに入れてるとか 殺人現場のボトルに証拠残しちゃうとか 犯人がいろんなところでころんぼに遇いすぎとか 突っ込みどころ多かったけど、それもよし。 それがコロンボだし。 犯人との軽妙なやりとりが印象的な作品でした。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-06-27 10:43:42) |
19.《ネタバレ》 犯人がアイルランド出身の詩人というキャラを生かしたストーリーで、詩人らしい機知、アイリッシュ・ウイスキーが鍵になっている。 銃の密売人の裏切りに「人にはふさわしき贈り物を」と処刑したのは、犯人の特性が滲み出ていておもしろい。 旧シリーズの最終回だからかIRAの革命闘争が絡んでスケールは大きい。 ただ、このシリーズの特長を考えれば、映画のようなスケールは特に必要ないかも。 犯人を次第に追い詰めていく細かい推理ネタ、手数が少なかったのが惜しい。 コロンボを観るなら字幕より吹替え、しかも小池朝雄が断然しっくりくる。 字幕版や他の人での吹替を聞くたびに、小池朝雄の力量に加えてコロンボとの相性の良さを再認識することに。 DVD版では小池の声だけでなく、放送時のカット部分には他の人の吹替えが混在する。 その追加吹替えでは違和感のないように小池のモノマネをしているせいか、軽妙さに欠けわざとらしく感じられる。 そこは制作サイドの注文だろうから声優にまったく罪はないが、気になって仕方がない。 この回のDVD版は全部石田太郎の吹替え。(ブルーレイBOX版には小池吹替えがあるらしい) 新シリーズは小池が亡くなっていたし、内容自体も劣化してしまったので興味がなくなった。 自分の中ではコロンボ=小池朝雄になってしまっているので、カット部分も含めて全部小池吹替えで観れたらと叶わぬ夢を抱いてしまう。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-11-27 23:14:28) |
18.犯人側は殺害の動機、方法など、取り立ててアリバイを作るわけでもなく、 コロンボの捜査過程もいつものキレがない。当然仕掛けもなしというわけで、 内容に関しては今イチ面白くなかった。見所はコロンボと犯人のユーモア溢れる会話と、 二人の間に芽生える友情らしきものかな。普通のドラマとして観れば、そこそこなんだろうけど。 【MAHITO】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-05-07 07:45:27) |
17.《ネタバレ》 子供の頃に観た時は、普通に面白かったような気がしますが、スカパーで放送していた石田・家弓吹き替え版は、演技や表情に全然合っていなくて、あまりにヘタすぎてシラけてしまい、アタマが話の中に入っていけませんでした。コロンボと犯人が詩を語るシーン、日本人にはそういう文化がないためか、見ていて恥ずかしくなりました。「カクテル」という映画でも「詩を語る」と訳されていましたが、日本での詩の朗読のようなイメージとは、きっと根本的に違うんでしょうね。 【ramo】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2011-11-15 12:13:28) |
16.生粋の日本人なので、詩人にも、詩にも、そして残念ながら、アイリッシュ音楽にも敬意をもっていないこともあってか、ごちゃごちゃした割には、なぞ解きを陳腐であるとしか、感じられなかった。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-11-14 21:51:04) |
15.《ネタバレ》 ボトルに隠された犯人の詩人らしい洒落っ気が、とてもバカバカしくてイイ。 コロンボの活躍で捕まる犯罪者の数が複数人なのも、最終回ならではの特盛感か。(もしかして「二つの顔」以来では?) 【aksweet】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-10-22 00:53:32) |
14.《ネタバレ》 小池版の音源は紛失したと聞いていたので、小池版で見られたのはラッキーだったのかしら。デヴリン氏の声はとっつぁんというよりルパンに近かった気が・・・。今回は犯人がIRAだからか、音楽もケルトチックでなかなかgooでした。瓶の傷は「これが決め手になるな」って分かっちゃうよねぇ。密輸船をどうやって阻止するのか、ラストは手に汗握る展開で、これも楽しめる。まあ、確かにスケールの大きい話にはなっているけれども、相変わらず重箱の隅突付く警部の捜査は健在で、犯人とのせめぎ合いはなかなかのもの。コロンボらしいといえる作品の一つでは。でも、私が一番気に入ったのは、カーボーイハット被った武器商人のオジサン。人を喰ったようなところがイイ。ああやって、シラ~ッと悪事をやってのける。そこに理屈もへったくれもない(感じがする)ところが人間臭くて魅力的だ・・・。ラスト、解決した所でようやく盃を受ける警部。でもこれは相手への共感なんかじゃ断じてないと思う。警部は基本的に殺人という罪に対してとてもシビアだし、罪を憎んで人を憎まずなんていう偽善も持ち合わせていない人だと思う。そして何より今回の犯人は、善人面して、裏で大量殺戮を遂行するという、警部の最も侮蔑するタイプの犯人だと思うので。強いて警部が同情を寄せた犯人がいるとすれば「死者のメッセージ」のアビゲイル・ミッチェルだけだと思う。誰がなんと言おうと、私はそう思うのです。旧版のラスト作品ということで、ちょっと思い入れを書き過ぎました。失礼。 【すねこすり】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-09-11 00:39:16) |
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13.「刑事コロンボ」シリーズは昔「金曜ロードショー」で放送していた石田太郎吹き替えによるシリーズを何本か見た記憶があるのだが、どの回を見たか全く記憶になく、NHKBSの放送も見ていないのだが、今回放送されたこの回は幻の吹き替え音源ということで見てみた。「金曜ロードショー」でどの回を見たか覚えていないこともあって初めてこのシリーズに触れるような気持ちで見た。(実際、小池朝雄吹き替えのシリーズを見るのは初めてだったが、それが最終回で、しかも幻の音源とは。)最終回だからかも知れないが、コロンボと犯人の対決だけでなく、銃の密輸船をいかに止めるかというスリリングな展開や、話にアイルランド革命が絡んでくるなどかなりスケールの大きな作品になっていてなかなか楽しめた。犯人との対決も見ごたえ充分なのだが、ただラストの決め手は少々強引かな。小池朝雄の声はコロンボ=石田太郎という認識が強くあっても違和感が全く無く、音源が途中で石田太郎版に切り替わるシーンが何度かある(以前の放送でカットされた箇所なのだろう。)のだがすごく自然な感じだった。「南極物語」を見た時に小池朝雄のナレーションを聞いて当時小池コロンボを知らないにもかかわらずコロンボを思い浮かべてしまったのだが、石田太郎はそうとう小池朝雄を意識してコロンボの吹き替えを演じているのだろう。犯人の吹き替えをやっている納谷悟朗の声もハリがあって若いなあ。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-07-01 15:31:01) |
12.《ネタバレ》 小池さんの吹き替えで観れるのは貴重らしいですね。アイルランド紛争に関する銃の密売が話しの中心になっていくことで、いったい殺人の動機は何だったのか?考え直してみると、殺す必要はなかったような気がする。コロンボと犯人の詩のやりとりがあるのですが、センスある吹き替えが素晴らしかったように思います。旧シリーズ最終回とのことですが、コロンボも疲れているようにみえました。 【クロエ】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2010-06-14 18:30:59) |
11.《ネタバレ》 感心してしまうのは犯人の大物ぶりである。「彼との友情が芽生えているようね」とオコンネル夫人から揶揄されるほどコロンボと打ち解け合う犯人なんて、そうそういない。念願だった武器密輸の計画がそれも成功寸前でコロンボに見破られてしまったのに怒りも取り乱しもしないのは大したものだ。もっとも刑務所に入るなんてこの男にとってはなんでもないことだろうし、逮捕されて信念が変わるわけでもない。結局「ちっ。次はうまくやってやるさ」程度のものだったのかもしれないけど。それにしてもコロンボの執念なくしては完全解決しなかったわけで、たまたまコインが残っていた幸運(んなことあるわけねーよ、と思った)も味方した。でもこれ、物凄いニュースになる事件だよねほんと。アメリカを代表する企業や有名な詩人がアイルランド紛争に加担していたというのだから……。それと本作はいかなるわけか小池朝雄の吹き替えが残っていないそうで、ファンにとったら残念無念である。私はこの作品を放映当時カセットテープに録音して数十回は聴いたはずなので、いまだにセリフがはっきりと思い出せるのだが残念ながらテープは行方不明になってしまった。民間で私のように録音した人がいるのではなかろうか? 何とか完全版が出てほしいものだ。 2013年1月2日付記 最近になって待望の小池版音源が見つかり最新のブルーレイで発売された。喜びに堪えない。あの時代に民間で記録された方がいてそれが長年月保存されても十分実用に耐えるものだったとは何たる偶然・幸運だろうか。本作の「コインが残っていた偶然」に匹敵する(笑)。このセットには「新刑事コロンボ」も収録されているようだが脚本家が交替しつまらなくなった新コロを個人的には続編であるとは考えていない。本作の実質的続編は同じ脚本家によって製作された「ジェシカおばさんの事件簿」だろう。森光子の吹き替えで3シーズンほど放映されたが、本国では全12シーズン250話以上も製作されておりその出来ばえはまさに「コロンボの続編」である。誰が犯人だかわからない正統的なミステリーだが人間描写のうまさ、温かさ、面白さはコロンボ同様の折り紙付き。日本語版も廉価で売られているが本国版も捨てがたい。シーズン1など日本版は数話省略されているなどの違いがもある。コロンボ人気に比べて日本でかなり不遇なのが個人的には残念。 【空耳】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-04-02 06:42:50) (良:1票) |
10.笑う時の口元がダスティン・ホフマン似の犯人。内面のゲスさを言葉遊びで飾り立てる確信犯の本性が警部によって明らかにされていくところは見応えがありました。決め手が弱い事、ドン臭い税関が何時になくスケールの大きい事件を盛り下げてしまいました。 |
9.《ネタバレ》 ダイヤで付けた傷には特徴が出るってのはハッタリ? 事実なんでしょうか。 まあ、それがどちらであったにしても構成で見せる内容ではなく、犯人の過失をコロンボが見付けるを待つに過ぎない内容なので・・・。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 3点(2007-12-01 16:26:39) |
8.早く新シリーズのDVDボックスをお願いします。 ここまで、これを過ぎずではがまんできません。 【Skycrawler】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-11-13 01:54:46) (良:1票) |
7.IRAなど出てきてやたら話がでっかいですが、犯人とのお決まりの対決とともに、出港していく船をいかに食い止めるかという時限性もありなかなか楽しめます。米国が今や自国内に巣食うテロの脅威にさらされる国になろうとは、世の中変わったものです。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2004-11-20 17:44:38) |
6.皆さんおっしゃるとおり,犯人をとりまくスケールがこれまでと違います.最初は「コロンボなの?」と思ってしまいました.それと最終回の記念として+1点. 【マー君】さん 7点(2004-07-04 15:44:24) |
5.最終回だけあってスケールがでかくて良いですねぇ。犯人との対決も凄い緊張感で見ごたえ十分でした。コロンボのラストのセリフも忘れられないです。 【きのすけ】さん 8点(2004-06-14 10:52:22) |
4.《ネタバレ》 旧シリーズ最終作にして最大のスケールの事件。コロンボのプジョーがハイウェイを疾走するは、沿岸警備隊はおろかFBI(姿見えず)は出てくるは、コロンボじゃないみたいです。さて今回の犯人は北アイルランド援護協会の会員。この協会、人道的援助をうたい文句にしていますが実は武器を密輸するとんでもないヤツらです。我らが警部はそこに単身乗り込み「ウチのカミサンがね・・」「あとひとつだけ・・」といつもの調子で、チクチクと嫌がらせ捜査を開始します。犯人のほうも武器密輸の件があるので、コロンボに付けこまれるわけにいかず比較的丁寧に相手します。酒場でのダーツや詩のやりとりが見所です。そうした中、コロンボは証拠を見つけられず四苦八苦、武器の密輸も気になる。さぁどうするコロンボ!ラストはちょっとあっけないですがコロンボの「ここまで、これを過ぎず」のセリフと、なんともいえない笑顔が魅力的です。・・・私的ではありますが本作で旧シリーズ45作全てのレビューをしたことになります。昨年の10月末にこのサイトを知ってから通算145レビューにしてコロンボが45本。我ながらコロンボが好きなんだなぁとしみじみ思います。ここまでこれたのは、まずこのサイトを運営して下さっている管理人様、そして盛り上げてくださっているレビュワーの皆様のおかげです。また、コロンボ旧シリーズをDVD化してくれたソニーさん、そしてそのDVDを全て置いてくださったレンタルビデオ屋さんにも感謝。そして何より、このシリーズをここまで製作してくれたピーター・フォーク様はじめ全ての関係者に感謝感謝です。全45作で特に私のお気に入りは・・色々あります。見事な余韻を残す『別れのワイン』、あっ!と驚くラストの『二枚のドガの絵』、厳格な舞台で淡々としたストーリーが魅力の『祝砲の挽歌』、コロンボの観察眼が事件を解決に導く『自縛の紐』、コロンボ唯一の未解決事件『忘れられたスター』、最初のパイロット版2作も素晴らしい、・・・やっぱり1本は選べないです。それだけ素晴らしいこのシリーズ。これからも多くの人がレビューされることでしょう。No1は、それぞれの胸に秘めておくことにいたしましょう。・・コロンボ警部、お疲れ様でした! 【pony-boy】さん 7点(2004-04-18 21:27:56) (良:2票) |