4.《ネタバレ》 ションベンなげーよ!
とにかくションベンが長い!
あんなに長いションベンはあり得ない。
日常の風景を淡々と描き、何気ない日常のリアリティを表現している感じの作品なのに、あの長いションベンシーンときたら、てんでリアリティがないじゃないの。
一度終わったと思ったら、また勢いよくジョ~~~、あんなションベンの出方があるかい!!
このツァイ・ミンリャンという監督の作品は、とにかく振れ幅が大きすぎる。
『愛情萬歳』なんか傑作と感じたが、本作や『楽日』なんか退屈極まりない。
特に本作はホモシーンが多く、生理的にも合わなかった。
振れ幅が大きすぎるだけに、今後このツァイ・ミンリャンという監督の作品を観るか観ないか、大いに迷うところである。
最後に、本作の原題は“河流”だが、いっそのこと“首痛”にしてほしかった。
いくらなんでも最初から最後まで首をねじ曲げすぎ!