11.昔の邦画コメディってこんな感じだったなぁって懐かしさを覚えた。 アイドルや芸人を起用したゆるい作品と違って、がっつり演技派の俳優を揃えてるので安定感がある。 きっちり作り込まれてる分だけ意外性が無いような気もするけど、そこそこ笑えました。 あと、岩崎ひろみは結構好きな女優さんなので、子役時代の活躍を見られて嬉しかったです。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-01-10 13:34:52) |
10.《ネタバレ》 桃井かおりの言う「お金に執着することがもっとも人間らしい」という論旨は面白い。小銭の人は妙に明るく、健康的なのでイヤミがない。そして何より面白い。この人たちにとって小銭稼ぎはすでにスポーツなのか! 【Tolbie】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-05-10 21:55:20) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 バブル期に観たら、この守銭奴家族のみみっちさを笑えたのかも知れないが、こう景気の悪い時代に観ると、どうも笑うに笑えない痛々しさが…。掃きだめの鶴のような無垢な太郎と伯父さんの交流エピソードが可愛いやらおかしいやら。今思えば恥ずかしげもない「それでも家族の絆が一番」というメッセージがまだ通用しただけ、あの時代の社会風潮の方が人間的だったのかもしれない。今時の家族ならあっという間に崩壊していく様が描かれるのだろう。 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-06-28 13:36:11) |
8.このタイトルから「犬神家の一族」的なものをついつい思い浮かべてしまう。ところがまるで違う内容のこちらはドロドロなんて全く無縁のほのぼのとした話で、それはそれで良いのたげれど、映画的なドラマとしての面白さはあまり感じられない点が少し物足りないけれど、こういう雰囲気の作品も私は結構、毛だらけ、おっと、それは別の映画である。結構、好きなので点数は甘めの7点を付けたくなる。家族全員がこつこつとお金を貯める。ただそういう内容なので、退屈だと感じる人がいてもけして、不思議でないし、むしろそういう人の方が多いかもしれない。私にはこの何の盛り上がりも無ければ、映画的興奮も感じられないそんな作品なのだが、それでも楽しむことが出来たのはこの手の作品が好きだからである。要するに好きか?嫌いか?面白いか?つまらないか?なんてものは人それぞれなのだということをこの映画を見て改めて映画の好みは人によって大きく違う。色んな好みがあって、当たり前!その当たり前なことを見て楽しむ。それが映画本来の正しい見方ではないかと思う次第でありまして、で、何が言いたいんだよ?お前は?て思われるかもしれないけれど、この何てことのない家族の物語を見て、家族って改めて大切だということを教えられた気がする。 【青観】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2010-05-16 21:35:25) |
7.これだけの巧者キャストを揃えていながら、まったく活用されていない。そもそも、初手の段階で、鹿賀丈史や桃井かおりが、おかしみも何もない「ただの守銭奴」になってしまっているから、その時点で笑いとしては成立しないでしょ。途中からの展開も、完全につぎはぎのような感じです。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-04-19 00:27:48) |
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6.おもしろかったです。細かいところにまで神経が行き届いた、秀作です。人物の反応や行動にリアリティがある。家族のきずなみたいなものも、よく描かれていて、伝わってきました。 【コウモリ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-04-15 01:07:26) |
5.小銭稼ぐのも大変な今のご時世には成立しない映画でしょう。バブル期の遺産。しょぼいけど。 【ばたあし】さん 3点(2003-12-23 14:21:12) |
4.(これって鹿賀丈史と桃井かおりが夫婦役の話しですよね?)何でも金、金・・・という登場人物たちにちょっと退く。でも、家庭内でいろいろあった末に家族の絆が逆に深まって、「他の家がどうとかは関係ない、自分たち家族は自分たちの生き方をすればいいんだ」って感じで迎えるラストはそこはかとなく漂う哀愁の中に、しかしたくましさとポジティブさがあって良かった。10年は観てないが久々にちゃんと観たい。 不器用で1つの生き方しかできない鹿賀丈史の役は「麻雀放浪記」のドサ健とひじょーにダブる。 【じゃん++】さん 6点(2003-11-14 00:07:19) |
【虎尾】さん 5点(2003-10-19 18:07:15) |
2.わりと、、、というか、かなり面白かったよ。当時、キネマ旬報で評価されていて観た記憶がある。滝田洋二郎監督もこの映画が実質的な出世作<前作よりも>だったんじゃないかな。確かに小品だけど、デフォルメーションされた設定、特に人物描写は笑えたし、「木村家の人々」が近所を巻き込んで<ドタバタ>「小銭集め」する姿に純粋な息子くんだけが恥ずかしさと心苦しさを覚え、それが家族問題に発展する、なんて展開はある意味で感動的だ。息子くんにとって、木村家の伯父さん<柄本明だったか>や聖書の言葉が、守銭奴「木村家」とは対照的な存在として登場するけど、あっさり舞台から退場してしまうのも時代を象徴しているようで印象深い。 |
1.当時、結構話題になっていたので映画館へ観に行きました。勿論すぐに後悔したけど(苦笑)。ここまでドケチ根性で小銭集めをチコチコ集めるって言うのは、自分もやるのでわかるんですが、だからと言って家族問題に発展しちゃうのは…正直、どうでも良いような気がする…(苦)。「○○家の人々」という代名詞のようなものが出来たのはこの映画の影響が強かったから…(でも映画の知名度は今となっては無いに等しい)。ところで当時、子役として活躍していた伊藤充則君はその後どうしたのでしょう…。 【_】さん 4点(2003-10-12 14:34:29) |