116.《ネタバレ》 「タイトルだけしか知らない映画」ってあるじゃないですか。
私にとってこの「ロミオマストダイ(ロミオ死すべしってとこでしょうか)」はまさにその「タイトルだけは知っている映画」でした。
多分、ロミジュリを下敷きにバイオレンスな感じにしたような映画なのかな、となんとなく思ってました。
さて、そんな私に偶然この映画を観るチャンスがやってきたのです。
(たまたまテレビをつけたら、ちょうど始まったとこだった…ってだけですが)
どうやら、黒人ギャングとチャイニーズマフィアが対立しているようです。
たしかにロミオトジュリエットと言えば2勢力の対立です。
もっともな展開です。
ジュリエットらしい人は出てます。
黒人ギャングの娘っぽい人。観た事ない女優さんですが美人ですからたぶんこの人がジュリエット担当です。
じゃぁここにロミオが用心棒か何かでやってくるのかな?
ロミオってくらいですから、いかにもロミオって感じの外見なんでしょうが、しかしいつになっても出てきません。
どうしたんだロミオ!
そんなこんなでタクシーのシーン。
ジュリエット担当の女性が、伊藤淳史をマイルドにしたような中国人と会話して…
まさか!
まさかこの伊藤淳史をマイルドにしたような中国人がロミオなの?
てか、こいつ「ハン」って名前じゃん!そもそもロミオじゃないじゃん!
そこで私、ついに映画を観ながら確認のためにwikiを見る事にしました。
そしてこの映画にロミオが出ない事を知ったのです。
てかジェットリー!
名前は知ってるけど顔わかんない人だよ、それ!
ついでにこのジュリエット役の美人が映画の翌年飛行機事故でお亡くなりになったのも知りました。
そりゃ見覚えないですよね。これからの女優さんだったでしょうから非常に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。