6.《ネタバレ》 はて、バンスキングの話は?
と、鑑賞後になった。
『蒲田行進曲』が大好きなのだが、今作は今まで観てなかった。
忘れた頃にテレビでやったのでようやく鑑賞。
『蒲田行進曲』と同じ監督、キャスト陣が同じの戯曲の映画化でどこかで期待していたのがいけなかった。
あちらとは違い重たく深刻な話で、あちらでは劇中の殺陣として消化された深作バイオレンス描写が
こちらではリアルな描写となって反戦色の強い作品になってしまった。
反戦がいけないのではなくて、タイトル通り『上海バンスキング』の生き様を期待していたので残念。
見どころは松坂慶子さんと志保美悦子さんの美しさ、かな。風間杜夫さんは全く輝いて見えなかった。
あと、宇崎竜童さんがあちらのヤス役の候補になっていた噂を聞きましたが、平田満で良かったと思いました。