8.ジョン・ウェイン老けたなあ・・・と思っていたら、75年の作品ですか。しかし一方で、ウェインと同じ年であるはずのキャサリンはいつものキャサリンのごとくガンガンに元気で、それをウェインが受け切れておらず、つまり、2人がかみ合っていないのです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2019-01-26 11:47:57) |
7.『勇気ある追跡』の続編というのか、それとも変奏曲とでもいいますか。また3人で「追跡」をやるのですが、今回はずいぶん勝手が違ってます。前回ジョン・ウェインと同行したのが少女だったのに対し、今回はキャサリン・ヘプバーン演じるオバチャン。前回は3人の間にある種の緊張感があったけど、今回はこのオバチャンに圧倒されて、ジョン・ウェインもたじたじ(もう一人の同行者である先住民の少年は、とてつもなく素直なので、正直、存在感ありません、ハイ)。このオバチャン、敬虔なクリスチャンのはずなのにアッサリ敵を射殺してみせたり、クライマックスでは敵にウソついて不意打ちしたり、まーやりたい放題、まさに独断場。 ジョン・ウェインも、もうしょうがないなーとばかり、最初から折れ気味で、二人の間に緊張感が無いことは、二人の姿を横並びで収めた画面の多さにも表れています。 という、なんともいえないおおらかさ。ガトリング砲ぶっぱなしたり、ニトロが爆発したり、人も結構バンバン死ぬんですが、基調はあくまでコミカルです。もうこの二人、結婚しちゃえばいいのにねえ、と思ってたら、ラストは西部劇らしく別れとなるのですが、ここでは去っていくのがキャサリン・ヘプバーンであって、ジョン・ウェインが「見送る側」なんですねえ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-21 21:28:10) |
6.《ネタバレ》 「勇気ある追跡」よりもこちらの方が好みですね~。キャラクターにしても展開にしても映像にしても全て上回っている印象です。 ルースターは太っちょジョン・ウェインにはハマり役な気がしますね。若かりし頃のイケメン版ジョン・ウェインがこの役を演じたら全く別物になってた気がする。冒頭から腹の出具合をイジる感じは素晴らしい。みんな思うよね、うんうん。的な。ガトリングをぶっ放すシスターも良い味だしてました。某天使系映画の俗世に詳しい院長の姿が思い出されます。あと聖書の引用はよくありますがここまで面白いと思って聞けたのは初めて。邪道なのかはさて置き、上手いこというもんだなあ、と。 展開も追う側と追われる側が良いタイミングで切り替わり飽きませんし、何より各シーンの風景がほんと素晴らしいですね。そのまま絵葉書とか壁紙とかに使えそう。野原と河と森と山と青空がひとつの画面の中に・・・。彼らの仲間に加わりたくなりました。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-26 22:01:49) |
5.《ネタバレ》 『勇気ある追跡』のキャラクタを借りた続編的映画。しかし、コグバーンが無理やりついてくる女と犯罪者を追う、しかもその女が父を殺された被害者というのは、あまりにも同じで続というよりリメイク?と思ってしまう。 それでも今回は、危なっかしい小娘ではなく「中年というよりは少しいってる」婦人で、二人の大人のロマンスの香りが微笑ましい。 それにしても、無宗教日本人としては、あれだけのクリスチャンが人に向けて銃を撃つのは、ちょっと理解しにくい。というか、まあ便利に折り合いを付けるものだ、と感心する。西洋人はこういうセンスで、神の名において戦争ができるんだな。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-02-28 06:33:27) |
4.「勇気ある追跡」の続編です。アカデミー賞主演男優賞を受賞したジョン・ウェインがふたたびルースター・コグバーンを演じ、キャサリン・ヘップバーンと共演しました。それだけで十分ですね。緊張感に欠けるのですが、文句を言わず、ゆったり見ると楽しい作品です。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-02-08 23:11:23) |
3.昔なつかしい痛快西部劇。勧善懲悪、ハピーエンド云う事なし。大男ジョン・ウェイン健在。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-09-03 21:47:03) |
2.《ネタバレ》 ジョン・ウェインとキャサリン・ヘプバーンの競演。そのためなのかとにかく二人が良く喋る。この辺を楽しむ映画であって、それ以外のことにとやかく言ってはいけなさそうな雰囲気。ニトロの扱いがかなりぞんざい過ぎるし、撃ち合いも拳銃やライフルというよりガトリング砲でバリバリ撃つのでなんか違う。ゆったりのんびり、やっぱり二人の会話を楽しむ映画なのだ。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-09-25 22:39:36) |
1.ジョン・ウェインがオスカーを獲った「勇気ある追跡」の続編。共演がなんとキャサリン・ヘップバーン!彼ら自身の個性に合わせたような 役柄の設定ゆえ、御両人のやりとりを観てるだけで楽しい。ワイオミングの森林地帯が舞台なので、フォード映画のような空間的広がりはないがそれなりに面白い。西部劇ファンなら楽しめるはず。ヘプバーンが自伝で、撮影中の休憩時間、ウェインの広い背中に頭をもたれ掛けていたのが心地良かったという箇所を読んだ時、その画が頭に浮かんできてジ-ンとしたのを覚える。そういや、もう二人ともこの世にいないんだよな・・・。 |