1.《ネタバレ》 超絶技巧バイオリニストとして知られるパガニーニの伝記...と思いきや、怪優クラウス・キンスキーが監督・主演となるとただではすまない。巨匠パガニーニが単なるエロ親父と成り下がり、あっちでホイホイ、こっちでホイホイの繰り返しで、並のAVなんかメじゃないほどの際どい映像が流れまくる怪作と相成りました。もし間違って素性の良いご家庭の方が、題名から判断してこの映画を家族で観たりすれば、気まずいを通り越して険悪な雰囲気になること間違いないと思われる。今から十数年前TVの深夜枠でお目にかかったきりで、再放送もレンタルもDVDも無いような状態だから今観ようとするとなかなか難しかろうが、観る機会があるならぜひどうぞ。ただし独りでね。