132.狂気、狂気、狂気。デニーロのすさまじい演技に鳥肌たった。女なのであまりわかんないけど、自分の彼だと、ちとたまらない。ジョディ・フォスターまだ美少女で時代を感じます。 【fujico】さん 7点(2003-10-11 18:14:57) |
131.松田優作ファンにとっては見ていなければならない一本(本当か?)デニーロ、ジョディ、ベトナム戦争、アメリカ、語りたい事は多々あるけれど、NYの闇の中にかき消されるのだろう。 【柿木坂 護】さん 10点(2003-09-29 16:36:06) |
130.この映画を初めて見たとき「弟が大きくなったら見せよう!」と『弟トラビス化計画』を打ち立てた。それから五年、弟は高1。けれど見ないだろうな。部屋に上戸彩のポスター飾ってあるし。そーいうタイプに既に育っちゃってるもん。へへっ。 【キュウリと蜂蜜】さん 9点(2003-09-23 20:34:38) |
129.主人公の性格障害は明白なのになぜか魅力を感じる。普段感じている孤独を含めた抑圧の中で耐えている事を、この主人公が打ち破ってくれる面があるからかもしれない。飛び出す銃には皆憧れたはず。でもやっぱり変は変よ。 【チューン】さん 8点(2003-09-11 01:54:58) |
128.高校生の時に観た衝撃がいまだに残っています。病んだアメリカ~狂気の街ニューヨーク。やりきれなさと爽快感。デ・ニーロとのつきあいここから始まりました。ベトナム戦争の傷跡残る70年代と今を(9.11とイラク戦争)対比させても興味深いものがあります。ラストの銃撃戦、西部劇「シェーン」とだぶるのは私だけか? 【つむじ風】さん 9点(2003-09-10 01:00:31) |
127.デニーロは確かにかっこいい。ベトナム後のアメリカが抱えた病を鋭く描いてもいるのだろう。ただなぁ、要人暗殺失敗→食い物にされてる家出少女救出→それなりにハッピーエンド、って展開が好きになれない。その辺の支離滅裂さが病巣の深さを物語ってる、のかな。。 【Nervous】さん 6点(2003-08-27 07:09:54) |
126.鏡よ鏡、世界で一番クールな男はだぁーれ?って、本人としちゃあ自分の存在意義を真剣に悩んで考えてんのに、その実しっかり悲しい馬鹿っつうところが、自分の中のボンクラ回路を刺激して有り余った作品。ボイル先輩の言うことも、そりゃあその通りでござんすが、このままさえない日常に埋もれるっちゅうのは、若い男にゃやり切れんもんでござる・・・なにか行動起こさねば!・・・何でもええからやったるで!・・・んで壮絶に吹っ切れた後で、シビル嬢にささやかなボンクラのやせ我慢を提示できるんじゃのぉ。 【モートルの玉】さん 10点(2003-08-26 18:03:32) |
125.バーナード・ハーマンの音楽とタクシーの車体をハイスピード撮影したファーストシーンからこの映画の良さがわかってしまう。私はこの映画でロバート・デ・ニーロと出会ったんだけど、今見るとデ・ニーロもホンッとに若いね。社会を常に車の中から見ている男が、なんとかして社会や人間とのナマの接点を持とうとするが、うまくいきそうでいかない。その焦燥感、理解できる。悲劇的なラストを迎えるのかと思ったけど、ちゃっかりハッピーエンドってのもいい。ハーヴェイ・カイテルもジョディ・フォスターも若い。 【パキサン】さん 10点(2003-08-22 02:43:51) |
124.鏡の前で、銃をかざして自分を見ている。ん~、わかります。デニーロの無気力さが演技にとても出てて良かったです。 70年代、コレを見た若者達は影響受けただろぉなぁ~ 【コム】さん 8点(2003-08-21 22:16:10) |
123.デニーロがとにかくカッコイイ、そしてヤバイ。余談だが、特殊メイクの神・ディック・スミスの仕事が素晴らしい(モヒカン頭もメイクだと知ったとき驚いた。) 【HAL9001】さん 8点(2003-07-31 23:17:41) |
|
122.部屋で、腕に銃がカシャーーンってなる道具を作ってたシーンが好きです。いかれたことやってるなーって思いながら見てたけど、最後、タクシー運転するデニーロ見たら、いかれてたわけじゃなく、ごく普通の自分たちとおんなじなんだーって考えさせられました。 【A_sui】さん 10点(2003-07-28 03:30:34) |
121.この映画のテーマはずばり「正義」の行く末でしょう。この世の中に正義がなくなって久しい。主人公が愚直に信じる正義の観念とはうらはらにその向かうべき対象は異様なねじれを見せる。そういう世の中である。一見するとそれは単なる狂人の妄想に思えるし、ラストの展開は「暴力衝動」の発露そのものに見える。スコシージ自身もデニーロの圧倒的な存在感を軸として、そういう見せ方をしているから、この映画自体がストーカー的な「狂気」へのひそやかな共感という見方をされることも分かる。しか~し、始めに戻ると、この映画のテーマは「正義」の行く末である。僕らは今やこの「正義」の意味についてあまり自覚的でない。その当時、アメリカがベトナム戦争を「正義」の戦争として遂行していた時、主人公の「正義」は確かにあったはず。「正義」への従属こそ人を生かしめた時代があり、その後それは「懐疑」の象徴に代わった。ベトナム後ですら、主人公はあまりに「正義」への従属に愚直であり、そういう人間像として、主人公は「正義」に殉じるヒーローたろうと奮闘し、その末に念願のヒーローになる!が、それはあまりにいびつで滑稽な達成であった。「正義」という観念にとって、それはそれはもの哀しいラストなのである。「正義」や「ヒーロー」という言葉に空虚な響きしか覚えない現代の僕らにとって、そのいびつさは自明すぎるだろうか。「正義」は「小さなラディカリズム」へと変遷し、今では「狂気」そのものになってしまったのだろうか。失われた「正義」に心を震わせること自体が既に時代遅れな感覚なのだろうか。 |
120.よどんだ街の匂いが漂ってくるような映画です。全編に流れるけだるいサックスの音に酔ってしまいます。止めている煙草を吸いたくなるような映画です。 【omut】さん 7点(2003-07-27 04:35:26) |
119.大学生の頃、東京の映画館で見た。ジャジーなBGM。トラビスが憧れるベッツィー役のシビル・シェパードが美しく好きでした。好きなところは、大統領候補の襲撃未遂や売春宿のドンパチではなく、事件の報道の後に、自分のタクシーの客としてやってきたベッツィーを乗せて、自宅に送っていくシーン。別れが切ない。デニーロはこの映画のトラビス役が一番良かった。今は大物俳優ぶりが鼻について、好きになれない。 【くるみぱぱ】さん 9点(2003-07-19 06:03:12) |
118.トラビスがいつキレるのかと観ていてヒヤヒヤした。アメリカの、しかも70年代の頃からこんなやつがすでにいたのか・・・と目からうろこがおちた気分。トラビスがドン・キホーテのように現実に無謀に衝突しまくり、ジレンマに陥る姿は過去の自分のようで、観ていて辛かった。劇中のけだるーいテーマ曲が頭にこびりついています。 【チキチータ】さん 7点(2003-07-18 16:59:10) |
117.「狂気の無い映画はつまらない。」は、私の「へ」でも無い持論なんですが、なんじゃ~これは~「狂気だらけ」やんけ。戦争、人種差別、売春、金権政治、薬、ポルノそして、偏愛(ストーカー)等々。現代社会の病巣をトラビスという男の眼と行動を通して、見事に描き出している。お友達にはなりたくない男、トラビス君だが、不思議なもので、最後には応援している自分がいた。彼は狂っているのか? むしろノンポリ(無思想)で傍観者を気どり、何もしようとしない我々の方が病んでいるのではないのか。 【すぎさ】さん 9点(2003-07-13 13:37:36) |
116.どうも、僕の肌には合わなかった。そりゃあのジョディ・フォスターにはめろめろだけど主人公のストーカーぶりにちょっと悪寒が走ってしまって受け付けませんでした…。何かしたいって気持ちはわかるけどね。 【とむ】さん 4点(2003-07-10 22:15:40) |
115.今更ながら傑作。デニーロ演じるトラヴィスはあまりにも強烈。怖さを通り越して見ていて悲しいくらいだ。はじめて見た後、自分の中で何かが変わった気がした。 【カズゥー柔術】さん 9点(2003-07-10 11:32:49) |
114.全編に漂うあのどんよりとした重苦しい雰囲気が大好きです。デートでポルノ映画に連れて行くダメっぷりから武装してモヒカン頭で大統領候補暗殺未遂までやらかしてしまうトラヴィスの狂気っぷりは恐いくらいです。スコセッシの演出も重苦しいあの音楽も役者も最高です。傑作 【まりん】さん 10点(2003-06-29 02:24:26) |
113.デニーロにはカンペキやられた。にじみ出る狂気には圧倒されました。内容的には退廃的なニューヨークをタクシードライバーの視点から描いた映画であり、とてもシュール。 【Andy17】さん 7点(2003-06-28 18:41:01) |