15.ヨーロッパってなんであんなにキレイなんだろ、子どもの頃に見ていた童話の挿絵そのものの街並みが大好きです。そして話の内容よりも目に入ってくる全てが好みです。特にレトロなプリントと色使いの衣装がすごくいい、片桐はいりの着てたTシャツ、私もほしい。 食堂の店内、自宅、キッチン用品と食器とか・・・「クロワッサン」の世界かな?w だからリアルではないんだけど、小林聡美、もたいまさこ、片桐はいり、この3人の女優がどこにでもいそう、道ですれ違う人によくいそうな感じというのがそのへんのバランスをとっているのかもしれない。 「親しき仲にも礼儀あり」みたいな人間関係が心地よい。この三人はどちらかというと過去を捨てた、捨てるためにフィンランドに来たわけで、小林聡美の「やりたくないことはしないだけです」だったかなぁ、このセリフだけで彼女のそれまでがどんなものだったのかがなんとなく想像できた。知人も友だちもいない知らない土地で自分を大事に生きていくことを選ぶ。物凄く憧れるんですけれども、これができる人はそうはいないんだよね、心情はやけにリアルな疲れた大人のためのファンタジーかな。 【envy】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-09-17 18:48:25) |
14. 評価が分かれる映画じゃないのかな、と思っていたらこのサイトでは意外と評判がいいですね。こういう映画を撮りたいという製作者側の気持ちがよくわかりました。荻上直子監督作品の中では最も良いと思います。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-09-17 18:18:02) |
13.ブルーと白のシンプルなお店の外観、パイン材のテーブル、真っ白い、無地の大きなお皿。そこに並んだ、出来立てほかほかのおにぎり。あぁ、観てるだけで幸せ。ゴハン炊いてから観たほうがいいですよ。観終わったら、絶対、すぐおにぎり作って食べたくなるから・・・。作品自体も、おにぎりのように、満腹にはならないけれど、心とお腹の芯が程良くしっかり満たされる、そんなかんじです。多くを語らず、さりげなく察しあい尊重しあう、大人な人間関係の描かれ方も、観ていて好感持てました。 |
12.心にヒヨコの羽が生えた感じ。 つまり飛べはしないけど小さな羽が生えた感じ、だと言いたい。僕は。 【魚】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-20 03:35:23) |
11.この手の映画がダメな私ですが、絶対寝ると思ったのに最後まで楽しめました。まさに北欧マジック。そして劇中出てくる食べ物のおいしそうなこと・・・おんなじように鮭を焼きたくて、魚焼き用の網を買ってしまいました。話の起伏はありませんが、ユーモアあるエピソードやヘンな間がなんとも心地よい映画です。そして何より登場人物がみんなフシギちゃんです。みんなそれぞれに大きな謎を秘めていそう。特にまさこさんは一歩間違えると危なキャラですが、そのプロットが全く語られないところが良いのでしょう。北欧の名作がすべてのシーンでさりげなく(けっこう目立っていましたが)使われているのもグッド。インテリアは必見です。ド派手なマリメッコの衣装も許されるフィンランドがうらやましい。 【餅】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-03-18 02:11:47) |
10.たくさん笑えたし、人がご飯作るの見るの好きだし、なかなか楽しい時間を過ごせた。すごく遠いところへ行きたくて何となく北の最果てへ来た女性達は、後ろにあるものをバッサリと捨てた一抹の寂しさを背負っていて、同年代で同性の私のツボをつついた。けれど、キャリアの確立した女優さん達が安定した個性で出演、風景はスタイリッシュな北欧だし、素材で得をしている感じもした。1時間くらいしたところで「この辺で軽く終わってもいいんじゃないか?」なんて思ったし。アロマテラピーのような映画だ。 【のはら】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-10 09:29:14) |
9.のんびりとした流れ、雰囲気がいいですね。 ゆるさ加減がたまらないです。邦画好き、スローシネマ好きは見るべし。 【ふくちゃん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-05 21:12:53) |
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8.見終わった後、気持ちがほのぼのとなる映画です。こういう映画も好きです。 【ポテト】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-12-29 18:07:13) |
7.もう少しまだ観ていたいような、早く終わってほしいような。 【michell】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-11-27 18:37:45) (良:1票) |
6.なんだろうねこれ。特に何か目立った事件が起こるわけでもないし、各人物のディテールがほとんど描かれてないため深みがない。でも、作品を覆うふわふわした感じ、ちょうどサチエがプールに浮かんでいるような感じに浸かって何か居心地がいい。この居心地のよさというのは食堂が持つ包容力そのものなのかもしれない。妙にくせになる作品でした。 【思込百遍】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-11-26 08:01:48) |
5.おしい。もうちょっと深く切り込めれば単なるエンターテインメントでなく奥の深い映画になったような気がするのですが・・・。終始おなじ調子で進み、特にストーリーもなく、映画の世界に引き込まれることはありませんでした。ただ、フィンランドの寒いイメージを、監督独自のほのぼのとしたタッチで描いて払拭していたのは斬新でよかったです。役者は三人ともかなりよかった。特に片桐はいりがすばらしかったです。 【kaneko】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-11-21 15:35:57) |
4.フィンランドと言えばカウリスマキ、カウリスマキと言えば小津安二郎。小津やカウリスマキには遠く及ばないが、お茶漬けや秋刀魚もいいけどおにぎりや生姜焼きも捨てがたい。満員となったヘルシンキの食堂のザワザワとした雰囲気は、日本の街中にある食堂となんら変わりなかった。ラストの小林聡美の”いらっしゃい”に微かに杉村春子の香りを感じた。 【亜流派 十五郎】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-06-22 19:45:39) |
3.GWに時間が空いたのでふらっと寄って見た。という状況にふさわしい、淡々とした内容でした。疲れたときに最適。 【ミルアシ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-20 10:09:31) |
2.ゆるいんだよ~。でも、これが褒め言葉になるくらい、心地いいのよ~。日本で自慢できる部分、脚本と演技。そして不得手である撮影はフィンランドのクルーが担当。これが上手くリンクしてましたな。それぞれのキャラを深く掘り下げ過ぎず、謎を残している部分が余韻を残し、ゆるくも心に残る作品になっていた。小林、もたいが出ていたから、室井の出演を期待したのは欲張りか??? 【ダブルエイチ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-05-02 20:36:19) |
【たま】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-04-19 21:39:37) |