44.ここのコメントを読んだ後すぐにもう一度みてみました。一度目は昼前ぐらいに布団かぶりながらだったので「つまらんかったら寝るな」と思いながらだったけど、ブラックユーモアの応酬とやけにリアルに感じるストーリーで目が覚め、飲み込まれちゃいました。レビューを読んだ後の二度目はどこにコメントの部分があるか確認しながら観て、より深く味わえ(変な)笑いがでた。とりあえず、ピーター・セラーズの三役したとは普通気づかないほどの好(怪)演、ジャック・D・リッパー(これってJTRのパロ?)のR作戦を行なった理由、仲間内での抗争(裏の平和は・・・・の看板)、米大統領とソ連首相とのやりとり諸々、狂っている博士とか再びみたときは際立っていました 【ヴァッハ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-26 13:09:14) |
43.話が良く出来てるなあ。でもあえてコメディにして描ききってあるところがお見事!ピーターセラーズの演技といい内容といい、恐ろしい映画です。 【5454】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-14 23:22:30) |
42.少し昔なら、まだ現実味がなくて映画として楽しめたのかもしれませんが、怖がりな僕は、どうもリアルに感じてしまい、まじで映画のような終末が起こりうるのだと感じ、とても面白がることはできませんでした。でもみなさん、勇気をもって、面白かったと、評価しよう。またいつか近いうちに第二のヒロシマナガサキが現れて、取り返しのつかない悲惨な状況になって、ずっと昼だか夜だか分からない世界になっても、そんな世界をも笑い飛ばせるような、そういう生き物に僕はなりたいです。 |
41.全体を支配する緊迫感の割には、物語そのものがゆったりと展開しているので少し退屈もしますが、ブラックなジョークの切れ味はさすがです。事件のきっかけとなるリッパー将軍の抱える「恐怖」は、テロの恐怖を煽りながらいつのまにか思い通りの政策を実践している(そして再選してしまった)某国大統領をめぐるアレコレを彷彿させます。映画の内容そのものは冷戦時代の核抑止政策を皮肉ったものですが、そこで描かれる恐怖に支配される人間の姿は、現代でも色あせることはないでしょう。笑いながら背筋が凍る思いをするという貴重な体験を味合わせてくれます。それでも、満点からマイナス2点にしてしまったのは、肝心のストレンジラブ博士の役回りがよくわからなかったためですが、たぶん何度見ても新しい発見がある映画だと思います。というわけで、現段階の評価ということで8点です。 【ころりさん】さん 8点(2004-11-23 20:49:59) |
40.カッコいいというかシブいというか、とにかく衝撃的というか、これうまく理解できねぇや。黒白がきゅっと画面をひきしめてて、こっちの気分もきゅっと引き締まって、でもニヤニヤ連発。 【やいのやいの】さん 8点(2004-10-02 22:08:41) |
39.核戦争の恐怖、現代への不条理といったところでしょうか。ピーターセラーズというピンクパンサーなどで有名な俳優さんが、1人3役を演じ見事な活躍です。その他もリッパー将軍は「現金に体を張れ」で主役を張ったスターリングヘイドン、タージドソン将軍に「パットン大戦車軍団」でオスカー受賞(拒否したが)のジョージCスコットと多彩な顔ぶれです!役者の役者たる演技の白熱の映画です!内容はブラックで、今の時代見ても怖いけど、やっぱり不条理を感じますねー・・・。 博士のあまりのキレぶり(ピーターセラーズのアドリブ演技)に、思わず後ろに立ってる俳優さん、笑っちゃってるのがはっきり映ってます(笑) |
【かじちゃんパパ】さん 8点(2004-08-16 12:41:05) |
37.何回見ても笑えますよね。僕が特に好きなのはストレンジラブ博士の、ナチス関連の言動ですね。完全に馬鹿にしてますよね。あと、ラストシーンの音楽の使い方は、さすがキューブリックです。 【デューク】さん 8点(2004-06-27 03:23:49) |
36.ナンセンスなユーモアで核を扱ってたらはっきり言って怒りさえ覚えてたでしょうがこれくらいハイセンスだと賞賛に変わります。ピーター・セラーズの1人3役には脱帽です、特に博士の一挙手一投足全てが良かったです。 【ジェダイの騎士】さん 8点(2004-06-11 00:42:16) |
35.コメディとして笑っていられないほど現実味があって怖い。戦争始める人たちがまともな精神のはず無いのだから、これくらい馬鹿に描いて十分。ジョージ・C・スコットはこの頃からパットンだった。 【ラーション】さん 8点(2004-03-29 02:09:00) |
|
34.「米国政府はこんな事態が決して起こらない事を保証する」というロールスーパーが印象的。米ソ冷戦下の当時ではずいぶん思い切ったブラックコメディ映画だったのだろう。時代は進み、ほとんどギャグ映画としかみなされない(=みなせない)現在でも、それなりに楽しいのは、キャスティングと演出の功績か。20年前の初見のときと比べ、ずいぶん評価下がってしまったが、いたしかたないところ。 |
33.いい作品ですよね。何度見ても新しいツッコミを発見してしまう。大統領が露首相と会話するシーンのブルーピーター調が子供のケンカみたいですきです。有名な台詞ですが、『戦争ルームで争いはやめたまえ』はいつ聞いてもニヤリです。 【私目安】さん 8点(2004-02-22 15:13:10) |
32.この映画の原作者はビーター・ジョージと言う英国空軍の退役軍人で、Red Alertの題名で発表した本(後にTwo hours to the doom:邦題「破滅への2時間」で早川書房で出たけれど、多分絶版になっている)ですが、ここではもちろんDr.Strangeloveは登場しないし、投下した水爆は不発(原爆のみ爆発)で核戦争は回避されることになっています。この怪しげなドイツ人に似たのは「フェイル・セイフ」の原作に登場する亡命ユダヤ人のグロートシール博士で、当時ハーマン・カーンを始めとする多くのドイツ系、ユダヤ系のテクノクラートが米国の政治・軍事に大きな地位を占めてきていたのを戯画化したもののようです。これも呼び出し暗号のPOE(Peace on Earth)をPurity of essense(下品ですが)にしたのと同じキューブリックの悪ふざけです。オープニングの空中給油がいかにも何かを連想させるようになっているのも笑えます。Ghost riders in the skyは米国では結構ポピュラーなカントリー・ウェスタンのようですが、この映画のイメージしか浮かんでこないようになってしまいました。 【たいほう】さん 8点(2004-02-18 01:28:52) (良:1票) |
31.米軍の協力は一切得られなかったらしく、B52の飛行シーンからしておもいっきり模型なんですが、このチープさは狙ったんでしょうね。 ピーター・セラーズの怪演がまた・・・ 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2004-02-15 02:55:29) |
30.めっちゃ面白かった。お笑いにしてはいけないことを平気でお笑いにしてしまった。恐るべし。でも実際にあっても不思議じゃないんですよねこういうことって。やっぱ核は使い方気をつけないといけませんね。 【りょう】さん 8点(2004-02-11 20:30:07) |
29.ブラックユーモアにしても、これは強烈すぎる。内容とタイトルが一致していないのが最後まで気になった。「ハイル・ヒトラー」が主役なのだろうか? NHKが年末・お盆になると必ず放送する戦争記録で水爆実験の映像を何度も見たが、原爆のキノコ雲とは全くレベルが違う、それは恐ろしいものであった。爆発シーンだけでもカラーであれば、迫力が違ったと思う。 【まさサイトー】さん 8点(2004-01-19 01:01:42) |
28.こういうの好きですねぇ。モンティ・パイソンっぽくて。ピーター・セラーズはほんとに全然わからなかったです。これだけふざけた内容でありながら、しっかりお金かけて作ってるっていうのは、すごいですねぇ。 【神谷玄次郎】さん 8点(2004-01-12 22:18:53) |
【MASH】さん 8点(2004-01-03 15:24:46) |
26.語彙力がなくて本当に申し訳ないのですが、コメントしがたいです。面白かった!!と素直にも言えず、けれど一人フッと鼻で笑ってみたり、けれどかたや冷静になってみると怖くてぞっとしたり。見終わったあとに当時の世界状況やら現在の世界情勢やらを考えたりいろいろして心に残りました。 【織姫】さん 8点(2003-12-25 22:04:45) |
|