《改行表示》82.これは戦争の是非やましてや作戦の是非を問う作品ではないでしょう。こういう歴史が過去にあった。その歴史の延長線上に今がある。その事に何を思うのか?そういう鑑賞者の想像力が試される作品。(CGの出来不出来といったテクニカルな評価は別として) 大和というひとつの箱物を舞台とした戦時中の青春群像劇という印象で、過去にあまりなかった戦争映画になっている点は評価できる。蒼井優を除いて、役者の演技がイマイチだったのが残念。 |
《改行表示》81.大和の実物大セットを作って撮影したことで話題にもなった邦画大作。 戦闘シーンは迫力があるが、ストーリーが今までの第二次大戦物の枠組みを超えるものではなかったので、ややインパクトに欠けるか。 【飛鳥】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-12-28 23:58:13) |
80.派手で残酷な戦闘シーンといい、いかにも「わかりやすい」テーマ音楽といい、「どうやったらハリウッド大作っぽく見えるか」みたいなバイアスが感じられる面があるのですが、だからと言って、決してそれだけにはとどまらない作品になっていると思います。確かに、人物描写にはやや類型的なところがあるかも知れないけれど、それは決して、単に「この辺で喧嘩の場面を入れておこう」「多少は恋愛なども織り交ぜてみよう」みたいな適当なものでは無くって、この大和を中心とした物語を、ひとつの神話へと導くことに成功していると思います。・・・しかしそれに比べると、「現代」のパートが、イマイチよくわかりませんなあ。鈴木京香はいつ、何歳で養子になり、そしていったい今何歳なのか? 仲代が発作で一度死にかけて見せるのもなんだか蛇足(しかも鈴木京香にサービスされてビンビンになって生き返るというのは、どうも、なあ)。ですが、その辺りは目くじら立てないことにして。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-09-28 22:53:47) |
79.大和の戦闘シーンは迫力あったが、中村獅童と反町隆史の主人公に魅力がなかった。あの蒼井優でさえたいして印象にに残らなかった。 【きーとん】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-08-01 13:44:38) |
《改行表示》78.どうせ邦画だし、大したことないだろう、 ましてこんな平和ボケの時代に作られた戦争物なんて… みたいな気持ちで見始めたけど、その期待はいい意味で裏切られた。 思っていたほど軽くなく、身なりや口調など時代的なディテールの再現も 言うことはなく、硬派な作りだと思った。薪バスってすごいな。 ただ題材ゆえに、全体に漂う重苦しい雰囲気が、見ていてつらくもあった。 大和の実物大セットは壮観、機銃座とか、砲の装填とか、細かいなぁ。 しかしこんな血だらけの内容とは思わなかった。 機銃掃射や爆弾の攻撃を受けるたび、周囲が血に染まり、 血まみれの無残な死体が横たわる。やり過ぎなんじゃないかと思うくらい。 大和が沈没するまで、ひたすらなぶり殺しにされる様ばかりが描かれるという、 異様にマゾヒスティックな戦争映画に仕上がっている。 米軍機の攻撃はあんなに機銃掃射ばかりだったの?とか なんでブリッジは最後まで無傷なの?とか疑問も浮かんだけど。 あとはほとんど時間稼ぎのように長い現代の後日談のシーンとか、 短めにまとまっていれば、もっとよかったような。 【且】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-09-22 00:25:44) |
77.意外にも兵士を英雄として描くわけでもなく、逆に声高に反戦を訴えるわけでもなく、淡々と乗組員と家族や友人のエピソードを描き重ねてゆく内容に好感が持てました。ただ現代のシーンは果たして必要だったでしょうか? ああいう構成にするとどうしてもタイタニックを連想してしまいますし、ストーリーとしてもあまり重要でなく無駄にテンポを悪くした感じがします。 【5454】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-05-17 23:53:00) |
76.もの凄い不謹慎ですが、大和の乗り組み員なんかどうだっていいんだよー!大和が観たいんだ!もっとカメラさんひいてー!と思ったのは俺だけ? 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 4点(2008-03-10 00:43:36) |
75.大和の悲惨な結末を知っているものにとって、涙腺のゆるい方の私はなかなか見たくない映画だったのですが、結局この映画ではまったく泣けませんでした。感情移入する人物がいなかったからです。若い俳優さんが、だれがだれなのか途中でまったくわからなくなったからかもしれません。いろんな方が書かれているように下士官や少年兵の目線で描かれる新鮮さは私も感じましたが、あまりに渡哲也始め上官のせりふや描写が少なすぎではありませんか?現代のシーンをもうちょっと減らしても良かったですね。蒼井優さんは、あの時代の若い女性適役でしたね。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-01-05 01:05:33) |
74.大作ぶっていても「所詮邦画か」というものが多い中、非常に頑張ったなと言う印象を受けた。ストーリーもベタだけど泣かせる。戦争物だけど、政治的思想が薄かったように思えたし、いい映画だったと思う。 【智】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-01 17:37:13) |
《改行表示》73.あまり感情移入が出来ない映画であった。 部分的にぐっとくるシーンはある。 だけど全体的に感動するかというとちょっと興ざめ気味。 戦闘シーンはレイテ沖海戦と沖縄特攻の2度出てくる。 よく出来ている。 悲惨さは良く伝わる。 しかし敵戦闘機が当然ながらすべてCGで動きがかなり不自然。 飛行機の飛び方を良く理解していない人がCGを作ったようだ。 さらに実写とのからみがないのでどうももどかしい。 実物大大和のセットはさすが。 いまいち迫力に欠けるがそれでもセットには見えない。 良く出来ている。 でもやっぱり躍動感に欠ける。 要するに船に乗っている感じが出ていない。 大海原に出ているという感じがしない。 またCGの大和もこぎれいすぎて違和感がある。 CGの完成度に難がある。 仲代達也演じる元大和乗組員、海軍軍人だったくせに最後の敬礼が陸軍式。 戦時中のシーンではみんな海軍式敬礼をしていたのに。 これにはかなりがっくり来た。 歳とって忘れちゃったのか。 エンディングで長渕の歌が流れる。 なぜ長渕? 演歌だ長渕。 これで泣けって言うのか長渕。 昔から日本の大作戦争映画はなんか変な歌がついて来る。 なぜだろう。 それにしてもこの湿っぽい展開はやはり日本人の特性というものなのか。 大和の特攻は制海権、制空権を持たない大海に航空機護衛も無い状態で飛び出していった、沖縄到着の可能性は無い自殺行為だった。 目的は(艦に)死に場所を与えるためだった。 しかし日本人はこういう話が好きだ。 先の大戦の悲惨な負け振りはこの日本人の気質がもたらした。 それが日本人を日本人たらしめている根幹に関わるゆえいまだに日本人はこの手の悲壮感あふれる話が好きなのだ。 愛するものを守るために死にに行くのだということを表現しようとしているようだが(特攻隊員の手記をエピソードに組み入れたり)、表現に芸が無いというか、あざといというか。 この手の話は昔から映画のねたにされてきているのでそのまま同じ事をされても素直に心に入ってきにくい。 ようするに演出の問題だろう。 もっと抑えた演出のほうが心に響くというものだ。 艦隊生活の描写もおざなりでとにかく感情移入しにくい作品だった。 【称えよ鉄兜】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-12-01 05:37:29) |
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72.大和の映像は凄かったので、是非映画館で見たかった。現在沈んでいる大和を、現実の記録として見せてくれたのも良い。途中間延びしてしまうところもあったが、日本のために戦う男たちを見せてくれて、戦争映画として伝わるものがあった。 【Ad】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-11-07 00:19:52) |
【カラバ侯爵】さん [地上波(邦画)] 2点(2007-11-06 08:00:00) |
70.思っていたより悪くなかった。後半がおもしろかった。 【ギニュー】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-14 18:13:20) |
【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-07-25 01:23:02) |
68.最近の戦争映画の多さに食傷気味で、随分長く敬遠してました。ですが、以外に感動しました。ただ、現代的に余計なアレンジしすぎですね。 【さら】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-06-07 10:13:28) |
《改行表示》67.反町氏を筆頭に信じがたいぐらい下手な男優陣。悪い意味で『男たちの大和』というタイトルは適切かと思われる。 しかし、悪いことばかりでは有りません。今回めでたく中村獅童が二代目竹中直人を襲名致しました。(理由:どこにでも顔を突っ込んでいらっしゃいますので・・・) 【おはようジングル】さん [地上波(邦画)] 2点(2007-06-05 18:43:00) |
66."戦争"の記録映画としてなら見ることはできたけど、残念ながらそれ以上の感情移入はできなかった。 【じゃん++】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-05-05 16:59:31) |
《改行表示》65.戦闘シーンのちゃかちゃかして状況がはっきりしないカットつなぎと、北京原人のマンモスほどではないけどやはり重みの感じられないCG。かなり甘めに評しても軍人には見えない若手俳優陣(獅堂以外)、映画全体を締めなきゃならない役柄のはずなのに異様に出番の少ない渡哲也。文句をつける点は多いですが、70年代大作映画を思わせるストレートな作りには好感を持てました。と思ったら、角川春樹-佐藤純彌の「証明」コンビだったんですね。ある意味納得。いい部分も大味な部分も。 【KYPA】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-22 21:59:23) |
64.大和のスケールは圧巻でした。邦画でこれだけしっかりセットを作るのは珍しいのではないでしょうか。ストーリー敵には単純に「大和」だけをもっとクローズアップして欲しかったです。色々なエピソードと俳優を盛り込み過ぎでした。 【TINTIN】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-04-21 10:23:51) |
63.戦艦大和(独活の大木)に乗船した尊い命たちの虚しさがよく伝わりました。前半はクソ映画ですが、後半は悪くないです。 【Keicy】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-04-16 21:02:52) |