50.「正義の味方の弁護士の話」だと思ってました。間違いではないですが、主人公は娘だったんですね。少女が大人の汚い部分を知り、同時に人としての清い部分に気付かされたふた夏の出来事、といったところでしょうか。ミステリーチックな作りになっているので、見ている間はそのことに気が付きませんでした。良い出来だと思いますが、逸話ごとの繋がりがあまりないので、短いドラマをくっつけたかのようです。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-04 18:37:52) |
49.意外に裁判関連部分のウェイトが少なかったのに拍子抜け。前半の近所遊びの部分なんて、かなりどうでもいいと思うのですが・・・。ただし、子供の視点を通して、手を広げすぎずに身近なところを確実に押さえているのが、作品に現実感を与え、見た後の印象を良くしている。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-15 02:24:02) |
48.映画ヒーローNo1という事で期待して見たのだが、ちょっと拍子抜け。悪くは無いんだけど、これがNo1に選ばれるほど米社会は未だに病んでいるのか???私には父親として当たり前の事をしているとしか思えないのだが。まあその当たり前が中々できないんだろうけどね。私もコノ世が完全だと信じるほど理想家ではないし、社会の醜さや汚さを知ってるつもりだけど、でも映画の台詞で「それをいっちゃあ、おしまいよ」なんじゃないだろうか? |
47.台詞でどうこうというより、作品全体で静かに訴えかけてくる映画です。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-08 20:34:41) |
46.あの黒人さんはやっぱり有罪になるのか・・・っと悲しくなった。でも全体的に裁判ものを想像していたが、家族愛に満ちたストーリーだったため重くなりすぎずに見れた。 【あしたかこ】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-06-30 00:14:28) |
45.これほどコメントの難しい映画もない。古きよき時代と兄妹の愛情そしてグレゴリーペック演じる父親の優しさによって温かみのある作品になっている。 【CPA】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-25 16:52:04) |
44.アメリカ映画、全盛期の頃の本当に良い映画って感じの素晴らしい作品!黒人と白人との人種問題について真剣に取り組みながらきちんとした家族の物語として描いたこの作品、人種差別と偏見とは関係ないような暴力への追放問題、人としての正義感溢れるグレコリー・ペック演じる弁護士、アティカスの家族への愛と優しさ、そして、黒人だろうが白人だろうがどんな人種でも、皆、一緒!同じ人間なのだということを問う。裁判シーンでの緊迫感、俳優の演技、どれもこれも素晴らしく、人間ドラマとしての完成度は相当のものだと思います。冒頭に出てくるブーという男を演じたロバート・デュバルの存在感、演技、やはりこの俳優、ただ者ではない素晴らしさです。そんなロバート・デュバルとグレコリー・ペックが握手するシーンは感動的であります。窓越しに娘を抱く優しき父親のアティカスと娘の演技も感動的!この映画を観て、なるほど!何故、この映画のアティカスがアメリカ映画協会が選んだナンバーワンのヒーローなのかということが納得しました。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-11 19:19:20) |
43.他の方も言及されていますが、2003年アメリカ映画協会でアメリカ映画ヒーロー第一位に選ばれたのが本作の主人公。てなことでバリッバリの差別告発社会派ドラマかと思いきや、良い意味で裏切られました。大恐慌時代のアメリカの田舎町における日常が子供の目を通して淡々と、しかし陰影を湛えて描かれていて、派手さはないものの観た後深い余韻が残りました。余談ですがこの作品で何度も繰り返される印象深いメロディ、あれって「この森で、天使はバスを降りた」の音楽に似ていた気がするのですが気のせいでしょうか?そういえばこの作品の「ブー」と「この森~」の「ジョニーB」のキャラクターにも似通った点が多いように思えました。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-03-25 14:27:10) |
42.黒人、白人どちらの味方をしないアティカスがよかった。最後のキモの部分がよくわかんなかった。後で説明を受けて、「ああ~」と納得。わかりにくかった。長い。裁判のシーンでだるくなった。前半はほのぼのしていてよかったんだけども。台詞が多くて説教臭くて腹が立った。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-01-09 14:43:25) |
41.グレゴリー・ペックは大根と言われがちだけど、良い演技をしていたと思います。周りの白人たちの非難にもめげず、自分の信じることを主張し最後に法廷を去る姿に感動しました。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-17 22:15:31) |
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40.子供から見たかっこいいパパという感じですか。特によかったと思えるところはなかったのだけども、なんか記憶に残る映画だった. 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-10 15:42:41) |
39.グレゴリー・ペックが何回か子供たちを広く大きな胸の中でぎゅっと強く抱きしめるシーンが印象に残ってます。くどくどと言葉を重ねるよりやっぱ人間行動ですよ、行動!子供は親の背中を見て育つって言葉を久々に思い出しました。裁判所のニ階で勇敢に戦う父親の背中を見ながら、あの子達は何を思ってたのかなあ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-30 11:53:52) |
38.大きく分けると前半がスカウトとジェムがブーに対する好奇心を描いて後半がアティカスの裁判シーン。黒人差別も混ぜてよくできてます。でもその2つの話がいつ繋がるのかちょっとドキドキしてましたけどそれがラストに絶妙すぎる繋げ方の上手さに半分脱帽。メアリー・バダムがアカデミー賞助演女優賞にノミネートってのもちょっともったいないような感じもいたします。まぁ邦題の意味がイマイチわかりませんが。 |
37.社会派。ただ、ちょっと何となくちぐはぐとした印象がありました。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-02-12 17:29:07) |
36.BSで見ました。なるほど、いい点なわけだ!って感じですね。アタマのどこかに記憶があると思ってたら、そうか「暮らしの手帳」に載ってたのですね。しかし、古い映画なのに、1つ1つのシーンやカットに、細部までよく気をつかって作ってあるなぁ、と感心しました。私としては黒人問題とか、法廷モノとかの硬いイメージではなく、なんとなくほんのりした懐かしさ、を感じてしまいました。 【カシス103】さん 8点(2005-02-07 22:50:16) |
35.今、NHKBSで久し振りにまた見た所です。ロバート・マリガンは「おもいでの夏」といい、この作品といい、子供の視点から大人が見ても面白い映画を作るので、好きな監督の一人です。40年以上前の作品ですが、イラク戦争に首を突っ込んでいる現在のアメリカにも通じる社会性と、永遠の家庭像と、そして、今見ても全然退屈させないテンポと映像の表現力と、やはり傑作だと思います。こんなカッコいい父親にはとてもなれませんが、父親と子供の理想的な関係を見せられた気がしました。この監督の「悪を呼ぶ少年」なども見たいのですが、DVDなどないのが残念です。 【きりひと】さん 10点(2005-02-07 22:31:13) |
34.自分が子供の頃を思い出した。無邪気に遊んでいる中にもほんの少しだけど醜い現実を見たりとか確かにあった。だけど楽しかったなー。 【ゆきむら】さん 7点(2005-02-07 22:18:29) |
33.子供の教育を子供の視点で黒人差別取り入れすばらしく単調に描いた映画だと思う。唾を吐きかけられても動じない父がオレはかっこよく見えた。これを見た子供は公平の意味を感じ取れるのではないかと思う。 【はりマン】さん 8点(2004-08-29 16:34:41) |
32.地味な映画だけれど、しみじみ感じさせられるところの多い良い作品。ブーの話と裁判の話がまったく関係なく進行していくと思ったら、最後にうまい感じでまとまった。 【HK】さん 8点(2004-06-27 14:18:03) |
31.地味だが不思議な魅力がある。差別問題を扱っていながら、お伽噺を見ているような錯覚に陥るのは本作の真の主役である子供達のせいか。公開から40年を経ても、未だにこういう問題が耐えないアメリカという国がとてつもなく哀しく見えてくる。PS:売れる前のロバート・デュヴァルに感動。 【nizam】さん 7点(2004-05-11 12:42:12) |