《改行表示》259.人がバッタバッタ斬られ、血がドバドバ飛びます。やりたい放題。コミカルなシーンもありますが、かなり残酷な映画。食事時に観る映画ではないかも・・。 おしの・おきぬ姉妹の過去の話など、ちょっと中だるみする所もあった気がするのですが、悪をバッサリやって、最後は格好いいタップダンスでキッチリしめているので、後味は良いです。 賭博場で、座頭市がもめごとを起こすシーンは、さすがに「そんな殺生な!」(笑)と思いました。この映画、劇中で何人死んでいるだろう・・。 ビートたけしと浅野忠信が格好いい。浜辺での2人の決闘シーンもいい感じ。「黒幕」も単純ながら、最後まで分からなかったので、おぉ、と思いました。 ヤクザの親分を演じた岸部一徳が本当に悪そうでハマリ役でした。 【ムレネコ】さん 7点(2003-11-22 01:44:16) (良:1票) |
《改行表示》258.久々に観た邦画の傑作中の傑作。 物語りはテンポ良く進み、殺陣のシーンも最高に良かった。 悪かった所と言えば、刀を相手に突き刺すシーンがCG丸出しだったり、おきぬ、おせい姉妹の過去を物語るシーンが異様に長くて、やや退屈してしまった所。 たけしが勝新の座頭市のイメージを払いきれたかは謎。 やはり勝新のイメージが強すぎる。先入観の無い人にはオススメできるけど、 勝新の座頭市をこよなく愛する人にはあまりオススメできないかも・・・。 勝新の座頭市を比較してはダメです。別の映画として観てくださいね。 【金髪の按摩】さん 9点(2003-10-16 23:01:37) (良:1票) |
《改行表示》257.「七人の侍」以来の殺陣の革命かもしれない。世界に通用するチャンバラだ。北野COLORは健在の上に、今回は音とスピードに新境地を見せた。こういう映画は下手に登場人物をだらだら描いて観客に感情移入させるより、テンポよくバッサバッサとぶった切った方が気持ちいいね。そういう意味では芸姑姉弟の描き方は中途半端、どうせなら個人的には夏川結衣~浅野忠信夫婦に入れ込んで欲しかった。役者的にもこの二人の方が魅力あるでしょうが。どちらにしてもとにかく気持ちのいい映画だ!昨年の「阿弥陀堂だより」とは違った意味だが、邦画も捨てたもんじゃないね。 【つむじ風】さん 8点(2003-10-15 02:41:16) (良:1票) |
256.映画の中盤で中弛みの感を受けたので、ストーリーが凡庸に感じられてしまった。125分は長い。もっとコンパクトに作れば痛快娯楽作になったと思うんだが。例えば邦画版「デスペラード」みたいな… それはやりすぎか…(笑)それと「菊次郎~」もそうだったけど、踊りのシーンになると長いですよね。しかし殺陣は迫力がありました。座頭市の斬鉄剣はかっこよかったです!まさにスーパー座頭市! 【じふぶき】さん 6点(2003-09-08 17:06:06) (良:1票) |
《改行表示》255.ビートたけしが主演する映画は、「悲しい気分でジョーク」以外あまり面白いと思ったものはないのですが、これはまあ普通に観れました。ある程度イメージが固定されているキャラで、それなりに強くかっこよく映っており、また、悪党を最後までキッチリ根絶やしにしているからでしょうか。最後のダンスは蛇足だったような気もします。 私が個人的に最も目を奪われたのは、子役の早乙女太一。あの踊りや表情はやはり天性のものを感じました。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-12-31 12:57:25) |
《改行表示》254.比較的北野映画の中では見やすい内容ですね。 座頭市ブランドを崩さず独自のストーリーや魅せ方で北野のワールドを展開。 最後のタップダンスはより濃く印象付けるシーン。 普通に面白いと思います。 |
《改行表示》253.殺陣が間延びせずあっさりしているのが北野監督らしいですね。 北野監督らしい座頭市でした。 【東京ロッキー】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2015-05-24 16:42:51) |
《改行表示》252.今の時代、とはいえ本作の発表時期は既に昔のこととなりつつあるが、昔ながらの時代劇に誠心誠意を傾けて撮り続けてきた人達にとってはむしずがはしるような作りこみであろうことは間違いないが、それがタケシの目指したことである以上は「成功」と呼ばざるをえない。 (少なくとも平均的日本の)庶民が飛行機に乗って世界中を旅できる様になった時代に、明治維新も生きて通り過ぎなかった人達がつくった「時代劇とはこうである」という映像に溺れている必要はまったくない。平成を経験した世代において「今、世界に通じるエンターテイメントとはこういうものである」ということを明確に示した最初の人材として北野武はこれからも歴史に刻まれるのであろう。 そういう意味では本作がさらに成熟した「今」というタイミングにこの映像に触れることが出来たことは光栄。それまでの間にたまたま自分の中での地球人尺度も少し広がり、結果として今の街に住むようになって本作のエンディングシーンに携わったという人達にもすれ違うことができるようになった。そうしたことが本作の鑑賞後の感覚をより豊かなものにさせてくれたのだ。最近読んだ「パレード」での一節、「俺の息子が大都会に出ていろんな人材にあってくれるとするならその送り出す甲斐もあろうというもの。」というようなくだりに若干シンクロもする。 日本が産んだ名工品「刀」を手にした時、自由に操れる自分であったならそれはそれで自己の満足度は高いに違いない。それが悪事のためではなく、悪事に抗するためなら…。ただこの部分の判断基準が人によって異なるのが難しいところなのであるが。 【kei】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-05-29 12:46:25) |
《改行表示》251.女性の身体をマッサージしながらニヤッと笑う、 ダークヒーロー的な勝新の座頭市とは違い、こちらは何と金髪で清潔感一杯。 「座頭市」は海外でもよく知られているため、最初から向こうの目を意識していたのかも。 一応ストーリーもまとまっていて、皮肉混じりのオチも中々いい。 映像や演出にかなりのこだわりを見せており、万人向けのエンタメ作品に仕上がっているのだが、 その分、座頭市のキャラの魅力は薄れてしまった。個人的には人間臭い、"汚い"座頭市の方が好き。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-08-14 08:12:30) |
250.北野映画は『あの夏・・・・』が「いちばん」であると思う。北野映画がどうも途中でとまってしまうのはもちろん意図的な仕掛けなのだが、そんな余裕こいている場合ではないと、ほんとうに思う。もう私は、映画館に北野映画の封切りを観に行かなくなっているし。 【ひと3】さん [映画館(邦画)] 4点(2011-03-25 20:54:08) |
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249.金髪の座頭市に違和感ありませんでした。エンターテインメントとして合格です。楽しく見ることができました。浅野忠信はいい役者ですね。存在感あります。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-01-30 23:11:53) |
248.北野監督にしては遊び心と娯楽性が良い方に出た作品だと思う。「座頭市」にリアリティーを求めること自体ナンセンスなことなので、殺陣シーンの派手な演出もありかな。時代劇にタップを持ちこんだアイデアは絶賛するほどではないが、ノリと勢いで見せてきてるのでラストを飾るには悪くない。 【きーとん】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-09-27 00:06:47) |
247.悪くはないが、のっぺんだらり~としている。いまいち盛り上がりに欠けた印象。 【朴モグタン】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-07-14 11:19:09) |
246.着想は良いと思うので、ちゃんとした役者や監督で、脚本を練り直してリメイク版を作って欲しいです。 【まめ】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-06-10 10:48:37) |
《改行表示》245.最後のタップダンスがこの映画の象徴の様な気がしました。 様は勢いとリズムが全てだと思います。 斬殺シーンは迫力満点っ! 浅野さんがカッコイイですが、あんな簡単に殺られてしまうなんて(涙) キタノ作品にしては見やすいのでオススメかな? いい意味で元の座頭市とはかけ離れた作品。 どうせ比べられるんだからと開き直った感がいなめません(笑) でも、ホントリメイクするんだったらこのくらい大胆にしてもらった方が、 違う映画として楽しめます 【じゅっこ】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-05-11 04:49:08) |
244.北野監督の作品の中では、唯一繰り返しの鑑賞に耐えられる作品です。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-05-03 23:51:29) |
243.時代劇というよりどちらかといえばヒーローものっぽくて、その辺の感じがちょっと受け入れにくかったです。ただ、単純にバッタバッタと切り倒していく痛快さみたいなのは観ていて気持ちがよかったですけど、やっぱりしっくりはきませんでした。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-07-09 02:36:39) |
242.血の吹き出る娯楽映画。北野武の映画って難解なイメージがあるんですが、これは肩肘はらずに楽しめました! 【ようすけ】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-05-07 22:03:35) |
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《改行表示》240.この作品は北野監督も大衆ウケを狙って作ったのだろう。 ポップで非常に観やすい出来で、今までの北野作品には無い、ストレートなエンターテインメント。 タップダンスなど、随所随所に斬新な演出が見られるものの、ちょっと全体的に狙いすぎていて単純に肌に合わなかった。 残念ながら面白みを見出すことは出来なかったが、激シブな勝新座頭市とどうしても比べられてしまうプレッシャーの中、中途半端でなくきちんとオリジナリティを吹き込んだ監督の潔さに4点献上。 【おーる】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-01-24 07:11:27) |