6.この異質なヴィジュアルは見る価値あるが映画としてはどうだろ~。強烈です。観てると結構疲れてくる。奇才です。 【ばかぽん】さん 7点(2005-02-09 03:43:22) |
5.強固な意志をもって創り出された特異な映像世界は圧倒されるべきところなんだろうが、あまりに自己満足的なストーリーには観客が入り込むべき余地は無く、結果映画全体が至極希薄に映った。徹底的にアート的な未来像への試みは理解できるが、そこに紡ぎだされる物語に面白味が無ければどうしようもない。何の説明もなく一方的に羅列されるキャラクターとストーリーの後に残るのは、謎というよりも単なる苦痛である。 【鉄腕麗人】さん 2点(2005-02-02 02:54:09) |
4.エンキ・ビラルはやっぱり静止画の人間なんだと思う。絵として見るとすごく魅力的でこっちの想像をかき立てるのに、それに時間をプラスすると途端にかったるい陳腐な世界に変わってしまう。主要キャスト以外はCGだが、それも目新しさはなく、ただただ違和感のみといったところか、、、。彼の映画が好きだという人はたぶん少なからずいるだろうから需要がないわけではないだろうけど、客観的に言ってやはりそう褒められるものでもないと思う。 【あろえりーな】さん 4点(2005-02-01 23:31:53) |
3.ホルスが強すぎっ。アクションがもっと観たかったけど映像と音楽は好きだなあ。ストーリーはちょっとねえ・・・観て損はないと思う |
2.建物などの無生物CGはスタイリッシュに魅せてくれるけれど、今の技術力では人間をCGで表現するのは難しいんだろね。ストーリーは細かいところがよくわからなかった。ジルって何者? 【くまさん】さん 7点(2004-12-26 08:09:20) |
1.人間と神あるいはミュータントたち、そしてもちろん近未来都市など、主要な三人の登場人物以外は全てCGで造形されたフランス製SF作品。“映画に生身の人間などもはや必要ない”と言わんばかりで、その徹底した製作態度には畏れ入る。一部のマニアックな人たちにはさぞやカルト的な人気を博する作品だろうが、しかし一般的にはどうだろうか。過去の作品例を挙げるまでも無く、ここで描かれている近未来世界はむしろ定番と言ってもいいぐらいで、驚くに値するような映像の目新しさなどは期待すべくも無い。確かに映像の前衛アートといったものを感じなくもないが、ただ如何に美事な描かれ方をしようとも、そこから一歩もイメージが拡がっていかないという物足らなさが付いて回る。そして映像表現の奔放さは、取りとめのない映像としての逆効果をも生み出す。これを“紋切り型映像”あるいは“映像の瞬間芸”とでも表現できようか。これでは観客が退屈してしまうのも無理はない。そして何よりもストーリーの解かり辛さは筆舌に尽くしがたい程だが、たとえ理解できたとしても大して意味も無く自慢にもならないようだ。“ついて来れる人だけがついて来ればいい”という姿勢で貫かれているようで、ここでも観客(=人間)というものをまるで必要としていないような印象を受ける作品である。 【ドラえもん】さん 5点(2004-08-03 00:21:23) |