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アトミック・ブロンド

[アトミックブロンド]
Atomic Blonde
2017年スウェーデン上映時間:115分
平均点:6.24 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-10-20)
アクションサスペンスミステリー小説の映画化スパイもの
新規登録(2017-08-14)【たろさ】さん
タイトル情報更新(2021-03-03)【イニシャルK】さん
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監督デヴィッド・リーチ
キャストシャーリーズ・セロン(女優)ロレーン・ブロートン
ジェームズ・マカヴォイ(男優)デヴィッド・パーシヴァル
ジョン・グッドマン(男優)エメット・クルズフェルド
ティル・シュヴァイガー(男優)時計職人(ウォッチメーカー)
エディ・マーサン(男優)眼鏡をかけたスパイ
ソフィア・ブテラ(女優)デルフィン・ラサール
トビー・ジョーンズ(男優)エリック・グレイ
ビル・スカルスガルド(男優)メルケル
ジェームズ・フォークナー(男優)チーフC
ローランド・ムーラー(男優)アレクサンドル
バルバラ・スコヴァ(女優)検視官
本田貴子ロレーン・ブロートン(日本語吹き替え版)
内田夕夜デヴィッド・パーシヴァル(日本語吹き替え版)
楠見尚己エメット・クルズフェルド(日本語吹き替え版)
後藤哲夫エリック・グレイ(日本語吹き替え版)
金尾哲夫アレクサンドル(日本語吹き替え版)
脚本カート・ジョンスタッド
音楽タイラー・ベイツ
ジョン・フーリアン(音楽監修)
撮影ジョナサン・セラ
製作シャーリーズ・セロン
デヴィッド・ミンコフスキー(共同製作)
製作総指揮カート・ジョンスタッド
配給KADOKAWA
編集エリザベット・ロナルズドッティル
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【クチコミ・感想】

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3.ラストシーン、主演女優が甘美な微笑を携え小気味よく最後の台詞を言い放ち、映画は終幕する。
劇場の暗がりの中、エンドロールを迎えた途端に、涙が滲んできた。
純然たるアクション映画における圧倒的な充足感で涙が出てきたのは初めてかもしれない。

このアクション映画を賞賛する要素は多々あれど、先ず特筆すべき要素は次の3点に尽きる。

一にシャーリーズ・セロン!二にシャーリーズ・セロン!!そして、三にシャーリーズ・セロンだ!!!

決して大袈裟ではなく、全シーン、全カットで映える主演女優・シャーリーズ・セロンが抜群に格好良く、あまりに美しい。
「ワンダフル!」「ハラショー!」「ヴンダバー!」「シュペール!」
果たして、最終的にどの言語で、“彼女”を賞賛すべきか惑うが、とにかく「素晴らしい!」

ナイトクラブでのゴージャスなドレスから、全身傷だらけで“ズタボロ”にも関わらず完璧に美しいフルヌードに至るまで、ありとあらゆる「衣装」を纏った女スパイが、冷戦末日のベルリンで暗躍する。
「騙す者を騙すのは愉快」と、血で血を洗う国家間の陰謀の狭間を、強かに、しなやかに、そして艶やかに立ち回っていく主人公・ロレーン・ブロートンに、ただひたすらに陶酔せざるを得ない。

冷戦下を舞台にしたスパイ映画らしく、各人のめくるめく思惑と、折り重なる策略によってストーリーテリングはクライマックスにかけていよいよ混乱してくる。
何がどうなっているのか殆どわけが分からなくなってくるけれど、そんなストーリーに象徴される世界の混沌そのものを、主人公の存在感が圧倒する。

大国間の冷たく重い鬩ぎ合いも、その水面下で繰り広げられる各国諜報機関の騙し合いも、愚かな“ゲーム”によって命を奪い合う男たちも、その総てを見下し、嘲笑するかのような女スパイの冷ややかな視線と佇まいに、ただただひれ伏すのみ。

7分半にも及ぶ1カット構成により、次々と襲いかかる男共を叩きのめし、打ちのめす“ノンストップ”のアクションシーンは確かに物凄い。
このシーンのみで、今作がアクション映画史上におけるエポックメイキングとしての価値を刻みつけたことは間違いない。
けれど、この映画が物凄いのは、そんな圧倒的シーンすら主人公を彩る一要素でしかないということだ。

鍛え抜かれたアクションも、シーンごとにチェンジされる魅力的な衣装も、中毒性の高い80年代ミュージックも、その総てをウォッカロックのように飲み干し、“彼女”が「支配」する。
その「支配」そのものが、今作の全てのシークエンスを通じて“悦び”に変わる。

「女優」という存在に支配されることの愉悦と恍惚。それらこそが、映画という娯楽の根源ではなかろうか。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 10点(2017-10-30 23:04:45)
2.セロン姐さんに蹴られたい人は必見!壮絶な格闘、◯◯◯な事から×××な事まで、姐さん躰張ってます!

スリラー映画としてもよくできていて、1989年の背景を丁寧に描いてる。パンナム機が並ぶ西ベルリン空港、東ドイツのトラバント、タルコフスキーの「ストーカー」、ポイント・チャーリー、etc
音楽も最高で、ロックバルーンは99、アンダープレッシャーなど、時代状況とマッチした選曲が素晴らしい!(他にも歌詞がシーンに合っている曲が選ばれているらしいのだが英語の歌詞がサッパリわからず…)
時代背景や選曲をしっかり予習復習して見直したい映画でした。
爆裂ダンゴ虫さん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-24 22:47:42)
1.ベルリンの壁崩壊間際を舞台にしたスパイサスペンスものだが、あまり時代背景はどうでも良くて、ひたすらシャーリーズ・セロンのアクションを見せたいんだなというのが伝わってくる。なので、サスペンス要素はかなり薄っぺらいし、ストーリー自体も陳腐なので飽きやすいです。
その分彼女はひたすら格好良く、セクシーに撮られています。彼女のファンなら観て損はないでしょう。
あまり構えずに、暇つぶし目的で観る分にはおススメ。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 6点(2017-10-21 23:15:58)
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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 6.24点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
424.44%
51022.22%
61635.56%
71328.89%
824.44%
900.00%
1024.44%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 0.50点 Review2人
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