30.古い映画なので、いかにも古典的なSF然とした基地の様子など、違和感はあるものの、プロットやクリーチャーの撮り方などはさすがワイズ監督だと感じた。中でもクリーチャーの増殖が一瞬モニターに映し出される場面はその不気味さが際立っていてうまい。ほとんどが密室劇なのに飽きが来ないのは、原作の筋立てがしっかりしているからだろう。 映像技術が現在ほど進歩していないため派手さは無いが、70年代の初めにこういう作品があったとは知らず、先駆的な作品として評価できると感じた。「時計じかけのオレンジ」と同じ頃に製作されたと言うのがちょっとおもしろい。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-14 10:49:19) (良:1票) |
29.おすすめSF。ロバート・ワイズ監督は何を撮らせても達者。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-04-12 18:23:09) |
28.原作を読んで以来ずっと見よう見ようと思っていた作品だが中々見る機会がかったが先日鑑賞する機会に恵まれました。原作にかなり忠実で抑え目な演出がかえって緊迫感を醸し出してると思います。良作です 【AIRS】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-01-04 02:20:43) |
【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-01-01 20:27:24) |
26.今のハリウッド的ド派手演出病原体に犯されてる私には耐え難い映画でした。鑑(完)賞するのに3日もかかってしまった。(つまり“見初めては寝る”を2日続けてしまったのだ)悪い作品では無いと思うんだけど、如何せん地味。2001年がすばらしい映画と思うまで10年以上かかった事を考えれば、この作品も数年後にまた見てみたいと思うかもしれないが、今のところお腹一杯です。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-12-21 10:44:34) |
25.細菌の正体・その増殖防止法を巡っての謎解き・危機感の演出は、いま観ても十分に鑑賞に耐えるレベルです。華美さはありませんが、渋めに仕上げられた佳作です。 【K】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-07-25 13:25:10) |
24.昔、SFって、ドラマの背景ではなくて、その設定自身を楽しんでいたんだったねえ…とノスタルジーに浸れます。 【みんな嫌い】さん 5点(2004-10-18 13:23:23) |
23.ドキュメンタリー風の映像は緊張感があってうーむ、さすがです。病原体の謎を解いていく過程とラストが見どころです。 【ジム】さん 7点(2004-05-19 18:45:34) |
22.昔のSFやし、しょぼいやろって思いつつ、まったく期待せず最近よーやくdvdで観てみたら、なんやろこの全体の緊迫感、最初からなんや、なんやってうちにドンドン物語は進んで、くいいるように、一挙に映画を観終わってしもうたで。始終、研究所内の映像やけど、人類にせまるパニック感覚はへたな特撮使いまくりのスペクタル映画より、なぜかリアリティーあるし、描写もいちいち細かくてドキュメントチックなのも、結構今のSF映画にはないスタイルやから新鮮。俺にとっては、全然、今観ても、おもろい傑作やったで。こーいうのが昔の映画にたまにあるから、昔の映画も馬鹿にできひんねんな~。 【なにわ君】さん 10点(2004-04-26 03:08:28) (良:1票) |
21.自分の中では、「ウェストサイド」でも「サウンド・オブ」でもなく、この作品がロバート・ワイズのベストだ。アクション無し、SFX無し、ハンサムもいなけりゃ美人もいない。且つ淡々とした展開でこれだけ引っ張れる演出力はたいしたものだと思う。残念ながらビデオでしか見た事がないのだが、まあ、スクリーンであるか否かは、あまり関係ないかなとも感じる。大好きな作品。 【ヒックス111】さん 8点(2004-03-28 16:46:51) (良:1票) |
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20.気を抜いたらいい物を見た。リアルすぎて地味だけど、理系の細胞に何かしら安らぎを与えてくれます。最近の勢いだけのSF映画よ見習いたまへ。しかし、原作ではちゃんと処理されたのだろうが、映画では、あの女が赤ランプで卒倒するという伏線(?)はいつの間にか宇宙の果てへ消えてしまった・・・まあ許すけど。 【かなかなしぐれ】さん 8点(2004-03-09 22:18:54) |
19.謎の病原体と科学者チームとの死闘が、緻密に描かれています。この辺の細かい設定はやっぱマイケルクライトンですね。この世界に引き込まれていきます。手首から粉末化した血液がサラサラっと流れ出すシーンはいいですね。ちなみにあの「猿」は本当に毒殺したんだろうね。いくら芸達者な猿でも、あんな迫真の演技はできんだろう。合掌 【tantan】さん 6点(2004-02-06 19:18:07) |
18.さっきレンタルで借りてきて観ました。さすがに今見ると古臭いけど、これはこれでひとつの世界が出来上がってていい味出してます。原作も読んでみたいですね。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2003-12-23 23:58:50) |
17.まずはギル・メレのゴキゲンなナンバーに乗ってのオープニング。ナヌ?あんなの音楽じゃ無い、ただのノイズだろ、だって?ウン、そうとも言うね。さてさて、M・クライトン『アンドロメダ病原体』の映画化であります。この原作、登場人物の内面など殊更描かず、データを並べ立てて(すべて作者の作り上げたもの)、いかにももっともらしい科学ドキュメンタリーのような体裁になってます。話は具体的である程ウサン臭く、ウサン臭い程面白いということを、さすがはクライトン、よく熟知してますね。でもそういう思い切った構成の小説を本当に映画化できるの?と思いきや・・・スゴイ!映画化できちゃったよ!確かに原作の独特のテンションを活かし切った、ひと味違う映画になっております。そしてその雰囲気を盛り上げるのが巨(虚)匠ギル・メレの音楽であることは論を待たない!(←しつこい!)。しかし、クライマックスの中央空洞突破シーン、最大の見せ場の筈なのに、何であんなに緊迫感に欠けてるのか・・・何とかならんもんかね。 【鱗歌】さん 7点(2003-12-20 09:33:50) |
16.渋い!。骨太のいい映画だと思います。点数的には低めにしましたが今のSF映画の原型の一つと言えるのではないでしょうか。映像の雰囲気が昔のウルトラマンを思い出させるカンジです。 【レンジ】さん 6点(2003-12-17 20:02:13) |
15.今見ると流石に古さを感じます。ストーリー的には宇宙から来た病原体の意外すぎるほどの弱さにガッカリ。 【クロ】さん 5点(2003-12-17 15:40:18) |
14.この映画は見た人の評価が割りとばらつかないタイプの映画かと。 地味..というか落ち着いた演出で淡々と見せる映画なのですが、そんな中での緊迫感や謎解き..は淡々としてる分だけ見ている側に妙にリアリティを感じさせて、大変面白いえすえふ映画となっています。 この映画、原作とほとんど遜色のない出来になっていて、というか原作を読んでも映画を見ても、どっちか見るなり読むなりしておけばもう片方については「出来も内容も大体いっしょだから片方は見なくて(読まなくても)大丈夫」と言える映画。 そういうのってある意味貴重で、めずらしい映画ですよね。 【あばれて万歳】さん 7点(2003-12-12 17:00:04) |
13.大昔テレビで鑑賞。「ホンモノっぽさ」とスリルで、子供心にもインパクト大でした。宇宙人じゃなくて細菌ってとこがリアルで怖いですよね。 【そうしょくみ】さん 6点(2003-09-14 01:30:22) |
12.中学生の時見て強い衝撃を受けた作品。全体的に流れるリアリズムに終始強い緊迫感を感じるとともにラストのスリリングな盛り上がりも素晴らしい。このような要素は後年「エイリアン2」のジェームスキャメロンなどにも影響を与えたのではないかと思われる。 【山下伸雄】さん 9点(2003-07-13 06:31:52) |
11.皆さん言うように、ドキュメンタリータッチです。音楽も少なく、演出も押さえ気味です。実際のところ、緑色の生命体を発見するところから、面白くなってきたかな、という感じです。最大の見せ場はラスト、核を止めようとするところ。あのラストの為にそれまでがあるようなものです。 【あろえりーな】さん 7点(2003-04-26 21:48:49) |