40.1976年制作ということは、事件後数年で映画化されたということか。ほぼオンタイムでこんな映画を作るなんて、まだまだこの頃のハリウッドはパンクだったんですね(ニューシネマの余波か?)。あくまで実話を元にした話ですが、ちょっとした小さな出来事から徐々に事件の確信に迫っていく展開は実に映画的で面白い。警察やFBIのボンクラぶりも妙なリアリティがあって怖いです。ディープ・スロートの正体が判明した現在、また新たな視点からこの映画を楽しめそうです。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-04-14 21:18:54) |
39.ホフマン、レッドフォードの黄金期(70~80年代初め)の作品は外れがないです。 【TVC15】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-02-25 11:21:22) |
38.もはや30年も前の映画なのですねぇ。っちゅーか、こんなに昔の事件やったんや、ウォーターゲートは!時の流れにビックリです。 オープニング、夜間のビルを外側から撮影した平凡な風景に、チラチラと光る懐中電灯。けっこういろんな映画でパクられてますね。 リアルタイムの頃は文献でしか確認できなかった事件やけど、今じゃネットで何でも調べ放題。事件に関係した人がとっても多いんやけど、たぶんついて行けるでしょ? ディープスロートの正体が判明した時には、新聞も大きく取り上げてましたねぇ。懐かしい。 で、今、再見した感想は「やっぱ、ようできてるなぁ」でした。 【海の雫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-01 23:58:46) |
37.Humpy Dumpty sat on a wall. 【RTNEE USA】さん [地上波(字幕)] 7点(2007-09-23 19:45:53) |
36.ディープ・スロートの思惑が定かでないので、作品として成立してないと思うけど、実際の事件ということで何とか納得。 彼の正体が明らかになった現在、マスメディアを利用したクーデターだったという見方を挿入すれば、かなり面白くなりそう。 【カラバ侯爵】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-20 12:25:30) |
35.ちょっとした予備知識がないと難しいかもしれませんね。自分も本屋でJFK関連の本を探してたんですがなくてたまたま目にして買った本がボブ・ウッドワードが書いたウォーターゲート事件の本でした。それをちょっと読んでたから話についていけたけど、読んでなかったらもしかしたらついていけなかったかも。盛り上がるシーンとかほとんどないけど、なんか引き込まれる魅力が好き。カッコイイ主演二人に渋すぎる上司達も好き。微妙に物足りないようなラストだったけど、それまでの展開は実話とは思えないぐらいによかったです。 |
34.面白かった。話は難しいけど、役者の演技力に圧巻。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-24 04:45:39) |
33.本作を観ただけではウォーターゲート事件の全容は今一つ掴みきれませんが、ニクソン大統領辞任から僅か2年後に製作されていることを考えれば、余計な説明など不要だったことももっとも(鑑賞の際には事件の予習が必須)。駆け出し記者の勢いと、記事を守ろうとする会社の姿勢が事件解明に繋がったことも良く解ります。ジャーナリズムを純粋に信じられた古き良き時代でした。映画としては、そこはかとないサスペンスを感じさせながら、決して過剰にならない淡々とした演出が良い。ラスト・シーンも、現在では考えられない程の余韻を残していて秀逸。当時としては当然、話題性先行のハリウッド型企画だったと思うんですけど、本格的社会派作品として仕上げた製作陣の姿勢も現在からは考えられないですね、7点献上。 【sayzin】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-11 00:02:31) |
32.ディープスロート正体判明を記念して鑑賞。確かに当時のアメリカの官僚の名前が次々と出てきて、全体の構図がわかりずらいのが最大の欠点。今の日本人にはニクソン大統領ぐらいしか著名じゃないし。しかしこの辺は、「ああ、次々と政府要人の名が暴かれていってるんだ」ぐらいの理解でよしとすることで乗り切りました。魅力はやはりレッドフォードとダスティン・ホフマンの新聞記者ぶりでしょう。「大きな仕事がしたい」とはやる若手記者を好演しています。頭の回転が速く、時にはルール違反すれすれの取材を辞さないバーンスタインと、9ヶ月前に入社して意欲はあるけど、原稿はまだ下手というウッドワードの取材過程はスリリング。よくある2人組刑事ものの変異系? 評判の悪いラストですが、これは時の権力者を追い落としたジャーナリズムの力をタイプライターで象徴し、そのたたく音を祝砲の砲声と重ね合わせることで、ペン(タイプライター)=民主主義の銃器、という暗喩を映像化しているのです。私にとっては、これ以外にはありえないほどふさわしい幕切れはないと思えるのですが。 【satoshi】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-24 08:42:32) |
31.原作を再読したのですが、原作からしてとても人に理解してもらえるような構成にはなっておりません。登場人物は多すぎて整理も収拾もつかなくなっておりますし、どうでもいいことも含めて事細かに書きすぎているせいで焦点がぼやけており、テンポが悪いことこの上ありません。さて、では映画はどうなのかと申しますと、こちらは原作に比べてば微妙には伝わりやすくなっていますが、受け手側を彼岸に残して突っ走っていることに変わりはありません。俎上に載っている素材が旨味がありすぎるだけに、これは厳しいデキですね……。 【K】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-05-23 20:35:36) |
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30.事件の背景をまったく知らない人にとっては不可解な映画ではなかろうか。登場人物も多く、理解するのが大変である。レッドフォードはかっこよかったけど…。 【T橋.COM】さん 4点(2005-03-19 13:46:17) |
29.今どき同じネタで撮ったらどれだけの銃弾が飛び交い、何人の死人が出る映画になったことだろう。ジャーナリスト精神、報道の自由、巨悪VS新聞記者、徐々に明らかにされていく真実をシリアスに見せてくれる。ただ報道姿勢、取材体制に?なシーンも少々。朝日VS国会議員&NHKなんてスケール小さいもんなあ。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2005-02-26 22:53:44) |
28.最後まで見るにはかなり集中力が必要。事実に基づいた映画でなければ、こんなに人の名前が出てくる長い映画は疲れるだけというところだ。でも逆に事実に基づいているからこそ、最終的にニクソンが失脚することはわかっているわけで、驚くような展開はなかった。 【HK】さん 7点(2004-08-09 02:50:42) |
27.予備知識がないと分かりづらいのかもしれません。 又は何度も観るか。 私は予備知識がなく、初めて観たのでストーリーがよく分かりませんでした。 【しまうまん】さん 5点(2004-07-08 20:34:30) |
26.『ウォーターゲート事件』が72年、ニクソン辞任が74年、そしてこの映画の本国公開が76年(アメリカ建国200年記念作品?(笑))、日本公開も76年8月(日米同時公開なんてありえなかった頃ですよ)。すると多分撮影は75年頃かな?その速さに驚かざるを得ない!しかも地味ながら次第に盛り上がりを見せるサスペンスとしてもなかなか良くできてます。これだけの作品を短期間で準備・着手・完成できたのも恐らくカール・バーンスタイン&ボブ・ウッドワードのおかげでしょうね。最近ではB・ウッドワードが『ブッシュの戦争』なんて本を出してますが、本国ではベストセラーとか。 【nizam】さん 7点(2004-06-05 12:55:45) |
25.個人のジャーナリストとしてのかっこよさは言うまでもない、それ以上にあんなアウトローな記者をきっちり生かす体制がすばらしい。全体的に張り詰めた雰囲気を保ってるのに視聴者は肩の力を抜いて楽しめる。盗聴されたり高官にマークされてる男が夜中に証人の家の周りを簡単にうろつけるのはちょっとありえない。Zに似た圧力を感じさせつつもハッピーエンドの一品。ロバート・レッドフォードの必死なくせにクールに装って、そのくせ目だけは必死さを訴える眼力。ハリウッド広しとは言え、最近は見られない稀有な男優さん。 【スルフィスタ】さん 8点(2004-04-29 03:31:29) |
24.「何でワシこれ観てんだろ?」と途中で何度も思ってしまった。ムリして観ることもなかった。実話の社会派ドラマなので面白い、面白くないという視点で論ずる必要はないと思うが、観ていて難解だったのは確か。事件に関わった人が多すぎて、名前だけで登場する人の整理がつかない…。ただ、実際の記者は映画の何倍も地味で困難な仕事だっただろうから、彼らの苦労には素直に感服する。 【やすたろ】さん 4点(2004-04-13 21:52:31) |
23.あらかじめ大雑把なストーリーは理解していたし、米国の新聞社の雰囲気もわかったし、だんだん事件の核心部分に近づいていく雰囲気も伝わってきた。でも、なぜか腑に落ちない。後半から筋を追うのに必死になって、映画を楽しむ気分になれなかったからかな。周辺情報をもっと予習すべきだったと反省したり、こんなややこしい人物相関図をつくるなよ、と逆ギレしたり。 【眉山】さん 4点(2004-03-03 18:04:52) |
22.まったくお話がよくわからない映画ってのがある。お話は単純なのに複雑に語ってるがために難解、例えば「2001年」のような映画ではなく、単純明快に語ってるのに、お話自体が複雑だから難解、ってパターンがこの映画です。でも、この映画、無類に面白い。レッドフォードが誰に電話して、その誰かが誰とつながってて、なんて、まるでわかんないが、とにかく、事件の真相に近づいてるみたい、こいつがコトの本質を捉えているみたい、という「みたい」の感覚だけが突出し映画を動かしているのがスリリング。映画って話がわからなくても面白いんだな、と思わせてくれた最初の映画です。その後、何度も見ているが、やっぱり、よくわからない。でも、見るたびに、レッドフォードはかっこいいし、ジェイスン・ロバーツをはじめとする傍役陣が素晴らしいし、で、もぉ見せきってくれる。この手の映画の最高峰がハワード・ホークスの「三つ数えろ」だが、やっぱ、「映画」と「物語」は別のモノなんだね。 【まぶぜたろう】さん 8点(2004-02-22 03:04:50) (良:2票) |
21.地味。熱血記者と、尻込みする偉いさん、若い部下をかばう男前な上司。月並みです。でもかっこいい。男の世界。ラストのあっけなさは予算が尽きたのかな、と余計な勘繰りをしてしまいました。 【ラーション】さん 7点(2004-02-22 01:10:38) |