75.主人公と同じように何かに失敗しないとわからないのかも。自分には何もないから、これから先のある少年への憧れとかなのかな。 【十人】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-04-15 00:57:30) |
74.いたずらな美少年が惑わした数多い男の中の1つの物語。 【junneisan】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-28 10:28:14) |
73.ヴィスコンティ作品というのはあんまり若い時に観るもんじゃないね。わかんないのよ、やっぱり。これは初見は高校生の時でした。ダーク・ボガードがいつもイライラと怒っているのを見てこっちもイライラ。美少年を追いかけるのが気持ち悪かった。たしかビョルン・アンドレセンは公開当時、日本でも話題になり来日までしちゃったのよね。マーク・レスターかアンドレセンか、そんな感じ。再見したのは2,3年前かなぁ、全体を覆う気だるさが心地よかったです。冴えない中年男の視線に気づき、それを弄ぶようなアンドレセンが小憎らしい。あれだけ嫌悪していたにもかかわらず、髪を染め化粧をするアッシェンバッハ。傍目には醜いしまるでピエロだ、でもそうせずにはいられない心情が、なんとなくわかる気がするようになっていました。死に際の汗まで髪を染めた染料が混ざって黒いのよね、あそこまで演出するなんて・・・キツイなあ。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-12-11 14:25:27) |
72.芸術映画なので評価が分かれるのは当然かな、特に何も考えず見ましたが基本的に意味不明でしたし、芸術家の理屈を聞いているのには疲れました。難しい! 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-15 09:49:48) |
71.ぜひ最後まで観て欲しい映画です。まあ……、どんな映画もそうなんですけど。途中はね、「これは…駄目じゃね?」って思ってたんです。でも、あのジジイがああしてこうして~……。うん、長丁場ですけど、最後までご覧になってください。美しいものが好きな人は必見ですよ。なんというか「ダブルで美しい」みたいな 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-15 00:44:25) |
70.(今日はお誕生日かも→)66歳の山本晋也監督がこの冬?頃に「若いときはわからなかったが、ようやく最近この気持ちがわかってきた」みたいなことをTVでおっしゃってまして、あぁよかったぁ監督さんでもそうか、と安心しました。20年後に私も満点をつけれるようになればと思います。(下がったりして。) アンドレセンは当時女の子にすごい人気だったが、誰も作品のことを言ってなかった。なるほど。また美術の教師になった私の同級生は、自分の息子にあのような水着を着せていてびっくりした。なるほど。 【かーすけ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-16 01:02:09) |
69.ダーク・ボガードのビョルン・アンドレセンを見つめる時のあの目の輝きといったら忘れられない。思わず観ているこちらが目を逸らしたくなってしまう。美しい映像に美しい音楽、もうただそれだけで良いんじゃないでしょうかね(ビデオの画質は大分悪かったけど)。それから最後の汗は化粧ではないでしょうか? 【かんたーた】さん 8点(2004-12-04 19:22:38) |
68.ビョルン・アンドレセンとマーラーの5番アダージョの美しさにつきる。最後の方で、グスタフが黒い汗をするのは、あれはなんなのですか? 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2004-10-24 17:47:38) |
67.名作か~。ちょっと個人的には好みでないかも。有名な音楽は素晴らしいし、あの少年も女性かと思うほどの美しさだったんだけど、どうも主人公のおっさんに感情移入できなかったんだよね。また期間置いて観てみます。 【ゆきむら】さん 6点(2004-10-19 12:44:16) |
66.たとえば美術館に行っていろいろな名画や彫刻を見てもすべての作品に感銘を受けるわけではないように、名作と言われる映画を見てもあまり感銘を受けないことも多々あります。そういう時は思わず自分の感性を疑ってしまうけど…ここはあえて主観で。ベニスの美しい街並、美少年ビョルン・アンドレセン、それが客観的に見て美しいものだとはわかるけど、個人的に心奪われるような感覚はありませんでした。主人公に感情移入もできなかったし、となるとこの抒情詩風な流れはややもすると退屈でした。つまらなかったわけではなく、わからなかったのです。 【ピンク】さん 6点(2004-09-19 14:10:04) |
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65.主役のおっさんが少年と出会ってからあの短期間で不気味な化粧をするほどにまでなるとはね。周囲もおっさんがおっさんだと気付かなかった人も多かったんじゃなかろうか。「男子三日会わざるば刮目して見よ」とはよく言ったものだ。 【膝小僧】さん 3点(2004-05-18 06:24:47) |
64.セリフとしても内なる声としてもほとんど語らせずに、表情と音楽だけで主人公の心理を描いていく。音楽はグスタフ・マーラー。原作の主人公はこのマーラーをモデルにしているらしい。そしてヴィスコンティ自身も主人公に被っているように感じる。芸術家であろうが天才であろうが、そして貴族であろうが、しょせん一人の弱い人間でしかないと言っているようだ。繁栄のあとには衰退があり、生あるものには死が訪れる。この儚くも当たり前のことを前作『地獄に落ちた勇者ども』で豪華絢爛な美をもって描いたのに対し、この作品は一人の人間の精神世界に焦点を当てて描いている。なので退屈に感じるという意見も当然あって当たり前なんですが、何度も観るとなかなかに浸れるんですよ。主人公と同じようにタッジオを追っちゃうんですよ。これってヤバイ? 【R&A】さん 7点(2004-05-17 13:03:09) |
63.台詞少なくてあんまし字幕追わなくて楽やったんやけど、普通に退屈やった。これは、おっさんが美少年に恋する映画なんやろか?そう思って観たら、気持ち悪い。けど、健全で純粋なモノに芸術性があると信じる老芸術家の「若さ=美」への憧れと、そこから生じる自分の考え方への矛盾を描いてるとしたら、まだわからんでもない。普通に美しい人に恋する映画なら少年じゃなくて女性でもよかったんやけど、少年とする所に、自分を投影している憧れの方が強いような気もするけどね。それとも、やっぱ芸術家は変態だったと思わせたかったのかな。うーん、わからんようになってきた。ま、どっちにしろ俺にはおもろない映画やってんけど。絵画を何時間も観れる人にはオススメやと思う。評価低くなるけど、ごめんね。名作やとは思うねんけど、観る人を選ぶ映画やね。 【なにわ君】さん 3点(2004-05-10 16:24:29) |
62.今の自分に分かる事は、醜いものは美しいものを引きたてるということだけ。ベニスの景色を変な合成で流していたのには閉口。ということで、また25年後くらいに観よう。 【ぷりんぐるしゅ】さん 2点(2004-04-10 09:33:16) |
61.翻弄されていると知っていながら、プライドの欠片すら失い、執拗にタッジオを追い回すアッシェンバッハの視線は、もはや変態おやじのストーカー行為以外のなにものでもなく、目を覆いたくなった。人生の最期にこんな醜態さらさなくてもと思う一方、だからこそ思う存分...。 【トバモリー】さん 5点(2004-04-02 18:02:57) |
60.ダーク・ボガードのオロオロした演技が、三国連太郎化した藤田敏八風でくさい。また、美少年に惹かれてうなされているのかと思いきや、突然フロントに、何か流行り病でもあるのではと気にしてみたり、とにかく集中力を欠く印象が強い。最後になんとか見せ場があるのが救いだ。マーラーの音楽が、主人公の滑稽さを引きたて、その滑稽さが逆に哀れみを感じさせ、マーラーがさらにその哀れみを増幅させるという、不思議な感覚のラストが面白い。 【神谷玄次郎】さん 5点(2004-04-01 20:45:13) |
59.主人公のキャラクターは、自分からは遠いが、全く共感できないかというとそうでもない。この映画の成否は、タッジオが初めて登場したときに美しいと思えるかどうかで決まる。私には美しい少年に思えた、というか、はじめは美少女かと間違えたくらいだったので、そのまま主人公にすんなりと感情移入できた。ベニス駅にきっちり荷物が着いていたらグスタフはそのままミュンヘンに帰っていたのだろうから、運命の偶然とは恐ろしい。 |
58.切なかったです。 しかしシルヴァーナ・マンガーノも美しい・・・。 【ぷー太。】さん 7点(2004-03-21 20:52:20) |
57.岩谷テンホー的ヒゲオヤジの、かなわぬ老いらくの恋。とにかく受け付けなかった。相手が美少年だろうと美少女だろうと構わないのですが、セリフも少なく、地味な行動と音楽と映像美で魅せる形は非常に苦痛でした。そもそも美の追求という哲学的な考えにピンと来なかった時点でこの映画には向いてなかった。 【ラーション】さん 6点(2004-03-17 01:43:07) |
56.ラストのソフトフォーカスはややあざとい。ズームアップの多用も無粋に思えます。素晴らしい作品ではありますが。 【藤村】さん 8点(2004-03-11 04:04:46) |