9.「映画って楽しければいいのよ」という確信的な自信が感じられる作品でしたね。楽しさだけに特化していて、奥行きもへったくれもないんだけど、その方向に突き抜けているからヘンな不安はない。ステレオタイプに思いっきりおバカなブロンド美人を演じているマリリン・モンローは、確かにバカだと思われても仕方がないだろうし後で背景を知ってしまうと同情せざるを得ないんだけど、そういう役だしそういう映画なんだからあれこれ言っても仕方ないんじゃない?と割り切るしかないと思う。話は単純明快、あくまでも楽しくテンポ良く、飽きずに最後まで見ることができる。娯楽映画と切り捨ててしまえばそこまでだが、どんなに娯楽に特化しててもどこかでヒューマニズムとか正義を訴えたりしなければいけないような最近の傾向にははっきり辟易しているので、こういう一つのベクトルに突き抜けた作品の方がむしろ四の五の言わずに楽しめて良いような気がする。楽曲も楽しめるし、冒頭の「リトルロックから来た娘」でショウタイム!気分に素直に乗れたら楽しみ切れる作品だと思います。これはスクリーンで見たかったですね。 【anemone】さん 9点(2004-01-24 12:29:59) (良:1票) |
8.モンローのチャーミングさは言わずもがなだけど、ジェ―ン・ラッセルがいい!ダイナマイトボディでハンサム好きの尻軽キャラなのに、女同士の友情を最優先にするところが泣かせるのだ。こんな女友達が欲しい。モンローはおバカなふり?をしてるけど言葉の端々に哲学があって妙に納得させられてしまう。曰く「男が美人を選ぶのと同じく女は金持ちを選ぶのよ。あなたの娘に貧乏人と結婚させたい?」と恋人の親を懐柔してしまうところなんて痛快で大好き! 【Rei】さん 8点(2004-01-17 13:42:42) |
7.たまたまこの前にもう一つ見た「百万長者と結婚する方法」と比べるからかもしれないが、のっけのショーからの見せ方はさすがホークスと思わせる。ラストも同じ曲で締められるが、全体的な構造はとてもすっきりしている。ラッセルとモンローそれぞれの魅力が十分に引き出され、誰にでも薦められる映画だと思う。モンローの映画を実際に見てはじめて、彼女がなぜアメリカのセックス・シンボルと言われつづけているのか理解できた。しゃべりは現在一つの類型になっている気もするが、その仕草、表情はいかにもというものでありながら、他にこれをいやらしさを出さずに自分のものにできた人はいないように思う。もっともそうした演技の傾向はこの映画ではまだこの段階では「未完成」といえるかもしれない。 【小原一馬】さん 8点(2003-11-03 01:14:43) |
6.退屈しないミュージカル映画。特に背景が赤でピンクのドレスをまとったマリリンはすごく魅力的。ダイヤの似合う女性だよね。 【蘭】さん 8点(2003-07-07 22:42:05) |
5.マリリン・モンローの人気を決定づけた記念的作品。本人の意思は確認のしようがありませんが、女優への野心と、外見だけに注目されることへの抵抗感、金だけに執着する馬鹿女という役柄等、彼女の中では葛藤があったのではないかと推察します。それにしても、このモンローを見れば男は誰でもメロメロになる。鼻の下を伸ばす魅惑的な喋り方は演技力の賜物。ジェーン・ラッセルもモンローへの対抗意識からか、かなり魅力的。現在のアクション映画の様に中身は空っぽですけど、至高の美女を見せることには成功しています、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2003-01-12 18:47:19) |
4.映画自体はそんな面白いものでもないが、モンローの魅力で観れなくもない。 【恥部@研】さん 4点(2002-12-25 11:22:38) |
【ヌリ】さん 6点(2002-12-14 17:28:17) |
2.確かにマリリン・モンロー可愛い~!キラキラしてますね。写真のネガを取り戻すために酒を利用するシーン。3人で乾杯する時にオヤジギャグを言ったには笑っちゃった。 【もみじプリン】さん 5点(2002-07-05 10:02:38) |
1.マリリン・モンローはかわいいス。ホークス監督ではクズの部類。 【プリン】さん 5点(2001-01-18 16:55:22) |