15.うーーーんこれはね、なぜか、宮崎あおいに欲情してしまった!夜やってんのかなあ?とか、キモノ姿いいなあとか。だって、なんか、宮崎も浅野も、ふたりでいるとき、なんかニヤケてんだもん。あと、やはり香川がよかったです。話題の山岳の風景は”別にぃ?”って感じです。なんか、なにもないんだよなあ。トシかなあ? 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-05-12 21:52:16) |
14.確かに映像はきれいかもしれない。でも肝心の中身が古くて堅くてつまらない。なんだか監督の自己満足で完結した映画に見える。 【Yu】さん [DVD(邦画)] 2点(2010-05-04 20:26:23) |
13.みなさんが書いている通り山の映像はきれいだし、主役二人の地味な演技も良かったです。でもドラマの部分がグダグダでした。 それと単純に音楽がかっこ悪い。年寄りっぽい選曲だなあと思ったら、監督は本当に年配の方でした。なんか納得。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-04-23 21:49:02) |
12.とにかく映像は素晴らしく、本物の迫力という意味では、昨今のCG映像とは比べ物にならないだろう。この辺りは劇場で本作を鑑賞した方がとてもうらやましい。山の上から見る日の出のシーンなどは、“圧巻”というほかない。その映像にかぶせられるクラシックの名曲が良い味出している。だが、ドラマ部分は少し弱い。映像以上のものを脚本でつかまなければならないのに、初めに映像ありきとなっているのは実にもったいない。もう少しテンポをあげてコンパクトにまとめても良かったんではないだろうか。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-04-11 18:42:49) |
11.監督は一体この映画で何を伝えたかったのだろう。険しい山の美しさ、苛酷さ?或は 人間、あきらめちゃいけないということ?はたまた山の上で生まれる友情?夫婦愛?親子の和解? 多分いろんな要素を取り込もうとしたのだろうけれども、どれもみんな薄っぺらく感じてしまうのはなぜ? 人間ドラマがそれこそ「風景」のようで、ズシンとくるものがないのは非常に残念。 あと、音楽の使い方があまりにもお粗末なのではないでしょうか。風の音や雪渓の上を黙々と歩を刻む音だけで十分なのに、うるさい位「バロック音楽名曲集」を聞かされてしまうと、映像の物語性、 内面性を助けるどころか、音楽が主役になっちゃうよ。ご自慢の映像が泣きます。クラシック音楽は それが有名であればあるほどその用い方は良く吟味しないととんでもないことになる。その点、やはり キューブリックは凄かった。 【ワンス・モア】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-03-01 03:09:16) (良:1票) |
10.話題作だったので、観ることに..確かに映像は、すばらしい! そして出演者も好演!..しかし、脚本、演出はイマイチでしたね~ 確か、木村監督は初監督ですよね..素人っぽさがぷんぷん臭ってました(良い意味で正統派..悪く言うと古臭い演出..)..当時の山岳測量登山の大変さが垣間見れたので、観る価値はありました..が、残念... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-01-22 12:47:59) |
9.数年前、何も知らずに?剱岳を登頂、ほうほうの体で帰還した身にしてみれば、とにかく大画面で私の大事な素晴らしい剱岳を観せて頂いて、こんなに嬉しいことはありません!ありがとうございました♪ 【AKO】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-11-16 21:55:18) |
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8.やはり、遊びじゃなく仕事で山に登るというのはかっこいい。自分も毎日仕事で山に登っている身なので、ますます自分の仕事に誇りを持てました。 【ケンジ】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-08-30 19:43:12) |
7.映画は完成した作品が全てであって、お金を幾らかけたとか何年かかったとかは関係の無い話です。残念ながらこの作品は、CG使わないとか空撮しないとか物語の順番通り撮影するとかいった手段が目的になってしまっていて、面白い映画になっていません。監督さんの自己満足映画です。監督さんはカメラマンなので脚本や演出については期待していませんでした。でも映像は期待していたのです。剱岳にはもっとすばらしい景色があったはずです。「本物」を撮るという縛りのせいで登山道や人工物が写らないようアングルが限定されてしまったのでしょう。あとで消しても文句言わないのに。長次郎谷の長次郎さんは良かったです。 【ピチクン】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-07-03 19:18:02) |
6.大自然の迫力、緊迫感をスクリーンで観れただけでお腹いっぱいです。この種の映画は映画館で観るべきですね。が、ドラマ部分は微妙、展開も正直退屈です。それにしても、現場にいた皆さんはホント大変だったんだろうなぁ。 【雪駄】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-07-02 23:08:23) |
5.手旗信号などは、原作にはない映画ならではの演出で良かったと思う(原作では、日本山岳会の小島氏から電報が届く)。 ただ、映画としては山の風景に重点が置かれ過ぎているが故に、原作にあった人間ドラマとしての深みが感じられない。まぁ、立山連峰を描いたロードムービーとしてみれば良いだけだけどね。 最近、本作だけではなく、『黒部の太陽』の上映会がポチポチあるみたいで、土木技術者(ちょっと方向性は違うが)としては嬉しい限りだ。 どうでも良い話だが、上映が終わった後「新田次郎が原作だったんだねぇ」なんて声が聞こえてきて、新田次郎ファンとしては「オイ!」と突っ込みしたかった・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-06-27 01:24:00) |
4.自然の美しさや恐ろしさを描くとは何か。その美しい恐ろしいと思える風景をフィルムに定着させられることが重要なのか。それは違うだろう。それはただの映像だ。映画はその美しいと恐ろしいと思っている感情を描かなければならない。少し話はずれてしまうが、ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」のラシュモアの崖のシーンが今見ればあのチープ感であれだけサスペンスなのは何故か。それは見事なまでの感情が撮れているからだ。モーションピクチャはエモーションピクチャでなければならないというダジャレを言うつもりはないが、正にそういうことだ。世に言われる美しい映像というのは映画にとってさほど重要なことではない。映画においての美しさあるいは恐ろしさとはひとの感情が露呈して初めて見ることが出来るからだ。 極論を言えば、役者は何もあの山に登らなくてもよいのだ。映画に何故セットが生まれ書割が生まれCGが生まれたのか。実現困難な世界観のために死を省みずに映画を撮りにいくなんて馬鹿げているからだ。機材が壊れ、人が怪我をする。ハリウッドではこの企画が通ることは難しいだろう。たかが映画じゃないか。測量に行くのではない。 物語自体にも大きな問題はある。一番言いたいのは、何故人が死なないのか。自然の過酷さを前に人の命の儚さを見せてはくれないのか。 しかしこの映画の俳優たちは、皆、素晴らしい演技を見せている。それは確かだ。特に宮崎あおいに関しては、彼女の登場シーンの安堵感は一体なんだ。勿論、他の俳優たちも素晴らしい。浅野忠信のいつも通りの何を考えているか全くわからない感じも、香川照之の泥臭さも、この映画を通して静かながらも一番変貌を遂げていく浅野の真似でもしているかの松田龍平も、何を演じても役所広司は役所広司でそれで納得できてしまうところも、仲村トオルの相変わらずの嫌味な奴っぷりもすべて立派だ。これだけの名優たちに支えられながらも、この映画は何かを欠いている。それは美しい恐ろしいと言われる風景映像と、彼らのそれらの感情が表裏一体ではないからだ。俳優たちがどんなに熱演しようとも木村大作はひとになんか興味がなく、興味があるのは山という風景ばかりだ。ひとと風景が表裏一体となった別の風景をフィルムに定着させることは出来ていない。 そういった風景が生まれることで、彼らの情熱が伝わってくるのではないだろうか。 【すぺるま】さん [映画館(邦画)] 4点(2009-06-26 15:11:20) (良:1票) |
3.凄い努力映画だと言う事はスクリーンを通しても十分伝わった。だけど画よりもストーリーの面白さを求めてしまう僕としては、物足りなさを感じた。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-06-25 22:27:38) |
2.前から四列目ぐらいで鑑賞した。スクリーン一杯に映し出される美しくも荒々しい自然の圧倒的な迫力。これが映画だろう。また、背景に負けないぐらいの役者の熱演も光った。エンドロールでも立ち上がる観客は、誰一人としていなかった。テレビで見るのは、もったいない映画だ。映画好きならぜひ映画館で見てほしい。 【パオ吉】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-06-23 15:01:12) |
1.木村監督のこだわりの映像、四季折々の劔岳の美しさ雄大さ、そして険しさや厳しさが大画面いっぱいに表現されました。 劇場で観て本当に良かった。 こんなに綺麗なところがあるのだなと、ため息が出ました。 それと共に、雪国に住むものにとっては、見るだけで手足がかじかみ寒さが身に染みました。 寒い冷たい本当の雪です。 軽い発泡スチロールのウソ物ではありません。 CGの小奇麗ではかないものでもありません。 雪のけ、雪掘り、雪下ろし。 それだけでも辛いのに、明治時代の衣装で切り立った劔岳に登るなんて! 監督をはじめ、キャストスタッフの熱い思いとご苦労がこちらに迫ってきます。 この映画を観て昔を思い出しました。 子供心に刻み付けられた「八甲田山」の雪の進軍。 今思えば、実写による嘘偽りの無い迫力る映像に心を動かされたのでしょう。 数十年経った今でも、いくつかのシーンが蘇ります。 この作品の見どころは、浅野忠信さん(柴崎芳太郎)と香川照之さん(宇治長次郎)の息の合ったやりとりだと思います。 スタジオではなく本物の山で悪戦苦闘し、次第に役になりきり、かけがえのない相棒になっていったのかな?と思いました。 我慢強く黙々と働く雪国の気質。 無茶な命令でも全力を尽くす気力。 古き善き日本人の真心がこの作品に息づいています。 2009年度私のベスト映画のひとつです。 【たんぽぽ】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-06-21 20:49:47) (良:3票) |